私は眠る
一人で 今日も 歩いた
その 夜を 出て行こう
いつまでも 私は 眠るのだ
明日のことなど 忘れたのだ
誰もいない 暗い 墓場で
凍える 体を ひとり 横たえた


言葉を ....
檻の中に見た
いなかった 誰も そこには
強く吹いた 風は
思いを 私から 奪った
夜の中を 私は歩いた
遠い喫茶を 目指して 歩いた


そこには 誰かが いるはずだと
私は  ....
誰もいない部屋で
見ているのは 一体 誰なのか
私は わからない だけど 一人
風を いつも 感じている

私は自分を知る
暗闇の中で確かなものを手にする
打ち寄せる肌寒い風に
い ....
私は一人
考える 見えない 何かを
たたずむ私は一体誰だろう
そして 解らないけれど遠くにはいなかった


私は眠る
流れていく そして やがて私は
私の中で信じた
幻の世界を  ....
何にもない世界で寝転がれば風が気持ち良かった
どこにいたって私はいつもそう思ってた
息を切らしながら その流れ出ていく 風の中で
いったい 私は どこに 流れていくのだろう


人は過 ....
条約に区切られた海域が
虚無の方角を 指し示す
卑小な 国力を 指し示す
防波堤の冷たい石組みだけが
血塗られた記憶を表面に現した


飛行機の墜落した 場所に
いくつもの 石碑が ....
無限の世界が流れていくのを知る。無限の何でもない世界がただ淡々と流れていく。日本の宇宙開発は成功だったのだろうかと思わされる。金星の軌道に乗せられなかった探査機に関しての失敗談が説き伏せられている .... 風はとても強すぎるよう。ローラースケートやスケートボードを押して坂を下っていた頃は、とても元気なものだったと思う。今でもそんなことをすることは可能だけれど、そんなことをしたとしても、恋愛のように夢中に .... ここには誰もいなかった
道を 歩いて 通り過ぎていく
誰が 自分であることなど 自分に 思うだろうか
木の葉である 自分自身を そこで 思うのだろう
そうして 杖をつき 次の場所に 向かっ ....
私の思いは何もない
そこで自分であることすらなくした
私は一体誰なのだろうかと立っている
言葉をなくたままの 私がいた


人であることのない
街の中に立ちつくした 思いが
目の片隅で ....
私は死んだ
生きている だけど屍ではない 
日記に存在した今日の世界を
私はいないから もう 眠ろう 


草村に寝ころんだ
姿形ではない 人間の形をしている  
水蒸気のような  ....
灯火のような色を夕暮れのオレンジ色の無人の通りに見た
橋でもない影は 流れていく 時間なのだ
人と自分を比較しながらなんとなく思っていた どこかで
なびいていたのは黄色い 旗たちだった

 ....
私は世界の果てに 少しも立とうとはしていない
転がる 私は その思いの中だ


だけど私自身ではない
世界に存在する


君は街に その鼻先すら 見えていない
その 感じることの ....
掌には何一つとしてない
私はそこに 色々な夢があった
見えている君には 存在するのかもしれない
姿を思いめぐらせた 頭の
私は 眠りに 落ちていく


それは すきま風の緩んだ日 無 ....
街に何であることもないのだと悟った
俺のベッドの小さな体として転がり落とされた
怒り狂う 人間どもめと


ああ 人間であることの
私の この何でもない暮らしが
そこでまた 踏みにじ ....
少しも何もない自分を眠らされた夜
夢の暗い街角に人のようなものを見た
街の暗い夜の中で足を引きずった
金目当ての待っている君に散財しては帰ってくる


少し電車は止まりかけていた
そこで ....
浮浪者ですらない日
思いとなったそこから眠りに落とされていった
そこで一体私はマトモなのだろうかと思った
暗闇は 時の中の 言葉だった


私は君に迷わされただけだ
一体 君は 恋人なの ....
現在の場所で絶えず自分の感情を押し殺してまで働くということはあってはならない。それは心の中だけで全て本来の自由であるべき自分の本当の姿を破壊してしまうから。いつも、生きること自体が瞬く間に自分の中 .... わかるのがそこで誰でもない一体言葉を聞いていた私自身はどこにいるのかわからなくなるけれど、生きているので、そこだと、いつも、不思議に思える 私の中の世界がそこに流れ出さないが、
目の奥に。いつも、そこには存在する
流れ出そうとしない、私の中の一つの、世界が、
いつも確実に存在し続ける
そこにひとり釣り糸を一本垂らしていた私は  
とりとめもなく 私には 全てが 流れる日常だった
少し 何か 私は思うことは 暗く くぐもっていた
何となく頭に暗い思いを巡らして
白いとても大きな雪だるまにして
思いを流れないのは自分自身の体だ
窓を見ながら一人 ぼんやりと 私は流れる季節を見ていた
また そこでひとつ 流れていた 私は
誰の言葉も見ている そこに  ....
そこには もう 思うことなど ないが
疲れているのだ 私は
わからないのは 一体 私自身の心の何だろう
一つも 私は 考えた事など ないのだ


震えさせられた 何かに
それは 暗い ....
嫌われたって 別に かまわないさ
私は 睨まれていた わからないけれど  
肌に ひんやりした空気だけを 感じていた
私は ベネトンなんてものは まったく好きではなかった


いつもの ....
誰一人としていない街角で
音楽を 一人でぼんやりと 聴かされていた
静かな音楽を そこで 聴いていた
きっと 手に 私は探し続けた


音楽のような 確かな音色を
ぼんやりと 私は  ....
誰もいない夜
何かをしようと思っている 私は
私の思いをそこに巡らせた
ああ これから どこにいくというのか 


流れる風の中だった 君の
老いた体だった 私は今日も
ひとつとし ....
ひとつの音楽だ 
風だった 流れる それらは
吹き続ける
自分でもない世界を歩いていく


会いたいと思っていた人に
君でもいい
いつも流れる夢を風の中に見ていた
一人もいない 部屋の中で
私は 一人の 孤独な演奏家だった
音楽を そこで 奏でている
手紙を 一人で 読んでいた


終わることすらない 遠い日の 手紙として
何度も いくつかの文 ....
人のいない私は
一体 私は 誰だろう
眠りに落ちていく 
風の行方を見させられた


自分の外に
一体 白い壁の前で 何をしている
夢を見ている 
私は見させられている


黒 ....
目の風景に
虹色を見た


夢の中を 生きた
私は誰だろう


暗闇の世界に
世界を 失った
生きている人が
輝いている暗闇を
番田 (2121)
タイトル カテゴリ Point 日付
寒い日の夜自由詩311/1/8 1:45
あなた自由詩211/1/7 9:11
日曜日自由詩2+11/1/6 13:46
印象自由詩111/1/6 2:30
ある故郷自由詩211/1/5 0:27
堤防自由詩411/1/4 2:15
仮想と現実自由詩211/1/2 16:10
正月の街の幻想自由詩211/1/2 1:11
背もたれ自由詩211/1/1 2:04
はじまり自由詩110/12/30 17:11
眠る自由詩310/12/29 2:06
ハイウェイ自由詩210/12/28 1:23
君の心と、メリークリスマス自由詩110/12/27 1:04
君が、もらう自由詩310/12/26 8:23
レシート自由詩110/12/25 1:29
キャッシュ自由詩110/12/24 1:25
目眩自由詩110/12/24 1:24
ネオンサインとサラリーマン自由詩110/12/22 22:55
地面自由詩110/12/22 1:20
漆黒の異世界自由詩110/12/21 9:24
釣り自由詩210/12/21 0:59
冬のお金自由詩310/12/20 15:15
窓ぎわ自由詩110/12/19 0:34
店舗の、ある一人の人間と自由詩210/12/18 1:41
渋谷自由詩110/12/17 0:58
モラトリアム自由詩110/12/17 0:57
風雨の歩く中を自由詩210/12/16 13:13
妙で寂しげな演奏家自由詩210/12/16 0:38
あるペインターの帰宅自由詩210/12/16 0:38
目世界自由詩110/12/15 9:30

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