Tシャツを着て
日暮れの街を歩いて
何かを得てるつもりなんだ
ばかみたいだろ
まるで
人みたいだろ
普通の人みたいだろ

後ろポケットから
ブルースハープを取り出しても
射殺さ ....
さいきんはーもにかにこっててね
うちにかえるとすぐさまとりすのこびんと
はーもにかをもってへやにこもるんだ
かぞくはなにもいやしないよ
かぞくはだれもいやしないんだ

せかいでいちばんの
 ....
街を歩く時は
とても嫌な気分です
人と僕は
とても近しくて
僕は僕と
とても遠くなるから
僕と街は
とても違うから

機微を閉じては
鎖と指輪
誰かと誰かは誓い合ってる
窮屈な ....
バグアイドモンスターが襲ってきた!連中は七つの目と非対称な七千とんで二本の腕と一本の足を持つ大変アンバランスなモンスターだ。
その七千とんで三本の触手とも花弁ともいえないぬらぬらした触手をうごめかし ....
大丈夫なのは センサーだけ
砂の丘でおいらはまちぼうけさ
ドックにいた 兎眼のじじいの頭は
ずっと前からいかれてた

幾つの海を越えて
ここまできたっけ
舞い上がる粒が消えねえで
 ....
クマカクレミノムシの幼生期はちょっと女子供には刺激が強すぎる。
六本の足と鋭い牙でヒトガラハナシの成体を捕食するからだ。
ヒトガラハナシは四本の触手と常に露出されたクレパス様の生殖器官を有する ....
晴天のビル街
ルーザー雨ざあざあ

濡れそぼって
君どこ行くの
俺ここを曲がるよ
さよなら

横目で見たら
まだざあざあ
ヒーローが
水をはねて
ルーザー泥ざあざあ

雲は ....
嘘をたくさんついても
人の嘘は信じてしまうから
だんだん腹を立てるのが
億劫になってきた
玄関から国道まで歩いていく
輸送弾道弾トレーラーのエンジン音が
近づいては遠ざかる

自尊 ....
ふざけんなも昨日まで
俺の頭腐ったくさい
振りまくってた手も
呆けているだけで ダレてるだけで
誰も彼も今のうち 楽しい自己愛で砂の城作ってる
俺も今がやり時だって
ニヤニヤ笑う 冷え ....
あたしは 今日も 錆びかけた個室で ベッドにはいった
いつごろからそうしてるのかわかんない けど 法律で決まってるから
{ルビ駅=シンシツ}は人もまばら そろそろ発車だからね
個室は最初 カタン ....
俺たちは七人兄弟だ。
容姿も全く同じ、その主義主張も性格も、思考も全くの同じだ。
たった一つ違うことは、それぞれが同時にひとつの場所に存在しないこと。つまりは物質的な同一性。それだけだ。

 ....
叱られたことばかり
どうして思い出すんだろう
悪口を書き殴って
突き出して
ちっぽけな自尊心を守った気がしてた

そいつを何にも言わずに
握りつぶして屑篭へ捨てる
彼女の姿をなぜ思 ....
朝から晩までいたたまれない
おー神よ僕は
マシンガンみたいにキーボードを打ち鳴らしたいだけ
今朝方から降りまくってる雨にしたって
ぐったりした悲劇の切れ端なだけだって
窓越しに見てる国道 ....
手が

手が震える

震戦は晴れた九月の夜みたいだ
明確で 間違えようの無いことを隠してる
爪の先に焦点を合わせられなくなって
初めて不便だと思った

逃げる者追う者も
僕には同じ ....
小競り合いが楽しい
見てんのが楽しい
ビール飲んで震えてるリスと
トマトジュースにタバスコを垂らすフクロウ

合理的過ぎた切り株には
誰かが彫ったルールが朽ちてる
自由の正体について ....
緑の色腐れていく
食事に混じった泥に気づかないでいる
彼女が飛べると言った日から
俺はずっと彼女の街の上で
ぐるぐる回っている
意味のねーことさ
気持ちの悪いことさ
彼女が飛べると言 ....
爪ばかりが淡く さめざめ道に砂を撒く太平
酔いつぶれて目が覚めた 草の無い海の中で裸で
覚束は開いてる 影の無い眼底で
連続しては 平たく均す 見栄えのある風景

崩れていけば なしのつ ....
俺は笑っちまったよ
死ぬわけねーものが死んだ
そんなん誰かの都合のいい嘘さ
おお
あんたが死ぬことなど無いさ
つまらない嘘が消えるまで

あああああああああああああああああ
いまわ ....
せねば しちゃねらねーば
うんぬんも 誰かの都合さ
くたばり損なった
わが身の危うさが鍵なんだ

つめてー振りしても一緒
馴れ合った面しても一瞬
よー 楽しんだ素振りはしよー
俺と君は ....
窓覗いて 暫くしたら
イオンゲージを監視
ピラニが4.0*10^4乗Paを指したら
そろそろ君の出番だ
後はメインバルブが開くだけ
そして電離真空計は跳ねて

チャンバーは悪くない
 ....
あのこは僕に優しくしてくれた
腐って消えそうな僕に優しくしてくれた

時は平成 恐慌は続く
今日も草臥れど、つって
仕事も減り
半ばうたたねばかりの生活
陽だまり探しにも飽いたぜ
 ....
えー。まずネットだけで詩を書いている輩と申しますものは大半に個性が乏しいもんですな。
まるで自分が初めて愛や孤独や痛みを発見したかのごとく徒然と記せばこれこれこうで詩でございますというような有様でし ....
いやー煙草はいいですね。ほんと。
なんて言ってると真後ろから灰皿が飛んできて、なおかつ共に罵声が浴びせられるのが日常です。
「健康に良くないから止めなさい!」と。おいあんた、そりゃあないでしょ ....
こづくには
のんだからとて
鉄の右

A02

ひもの花
つめにさむきの
石灯篭

A03

ジャズを若者がけなす春

A03

組細工
うえたいねすら
みおろ ....
腐る手のひら見続けているだけ
糧すら奪われそうっつーのも見ているだけ
食わずも飲まずも飽きるものか
繰言の嘘が我が身を焦がす

言わずつれづれもどこ吹く風か
求めた喜びの熟れの果て 憂さ晴 ....
だまって きく
だれも 口のきけない
ヒヨドリみたいに
居心地はわるいよーだ
あちこちで酒臭いゲップがきこえる

lalala...
Woooo...

あいつが
馬の歌を歌う ....
かがやく街の灯を
ながめているだけ
新しい明日は今
眼下で光を放ってる

冷たくはなりたくないな
音沙汰のなかったあいつがポツリ
一人はさみしかったろう
そんなもんやり直すのは
 ....
満月から三日目の
良く晴れた夜空に浮かぶ月が
一番高く昇るその瞬間
かぼちゃ畑に
化石が生えるんだって

クラスのおしゃべり
おとぎ話を聞いて
僕は計画をたてた
町一番大きなナップサ ....
誰かが誰かに語りかけている。これは、詩だ。詩的表現という言葉が僕はあまり好きではないことのお話。はじまりはじまり。

大体において、詩的というからには固体、単体として「詩」って奴があって欲しい ....
くせーも にげーも ひでーもねーや
作り笑いするつもりで
ここまできたってのに
逃げちまった

また 最初探しの始まりだ
誰かが 政治家の悪口言ってる
みんないいちょーしさ
誰だって今 ....
竜門勇気(802)
タイトル カテゴリ Point 日付
蛍を追って自由詩1*09/6/27 4:37
蛍はどこへ自由詩2*09/6/16 1:52
雨の降る日にグラインドコアを自由詩2*09/6/13 0:35
サイエンスフィクション・オールライト散文(批評 ...1*09/6/10 12:50
shizumu machine自由詩0*09/6/8 11:37
飼い主[group]散文(批評 ...0*09/6/6 0:55
ルーザー自由詩1*09/6/5 0:31
てっててってて自由詩1*09/6/5 0:14
気味がいー自由詩009/6/2 22:41
レールウェイの先は霞んでいる[group]散文(批評 ...1*09/5/29 11:29
lit散文(批評 ...009/5/25 2:57
インセイン、どうして自由詩009/5/25 0:39
スターダスト・アライメント自由詩009/5/25 0:11
シャーマンどもは扉を開けない自由詩1*09/5/22 23:38
Sunphone自由詩009/5/15 9:21
失敗をするなら夜のうち自由詩2*09/5/15 8:54
ほおずきが夜を歩くとき、猫が厭世を評する自由詩2*09/5/6 2:29
忌野清志郎が死んだってよ自由詩3*09/5/3 1:27
プラネタリ・オーブン自由詩009/4/28 1:48
真空蒸着 1.01自由詩2*09/4/20 8:29
ガベージ自由詩009/4/20 7:37
ヨタハチ[group]散文(批評 ...3*09/4/14 3:57
煙草を吸おうじゃないか散文(批評 ...1*09/4/7 9:27
A01俳句0*09/3/31 3:00
憂さ晴らし自由詩1*09/3/31 2:21
スグットの丘で黙って僕たちは音楽を聴く自由詩009/3/31 2:03
ルー・スクー・ルー・スクー自由詩1*09/3/20 0:48
大姫月乃鱗草自由詩1*09/3/6 22:03
誰かが喋っている[group]散文(批評 ...3*09/3/6 0:06
石/石/石/石/石/石自由詩1*09/3/2 10:20

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