亀の甲羅のまわり
走りまわる
杖を持って毛を生やして
ナイフがあれば誰かを殺せるだろう
そんな簡単じゃないって?
じゃ君にゃ無理さ

水の中にいる
呼吸を何かが守っている
周りの ....
あのことも
このことも
忘れてしまうのさ

まどあけて
たばこをすってしまえば
消えてしまうんだ

すきなことだけ
すきなことだけ
すきなだけ
やりたいやりたい

ひがの ....
光に生まれ変わって
ほしになるの
熱に生まれ変わって
よるをつくるの

爪に生まれ変わって
そらをひっかいて
虫に生まれ変わって
つちをたべるの

rinnne

あなたに ....
精神のスパイクは
今日も効かない
彼女はマインスイーパーに夢中
世界は今日も半分だけ

かびの生えた海の中
知らない言葉
知らない気持ち
錆が崩れて
彼女はマインスイーパーの中
 ....
浜帰り
にこばえ放す
履き違え

スマの妙
粒かき惑う
幼き子

はばないす
泥炭まわる
貝殻の
なつあさし
ひとのことばと
じぶんの詩

五月尽く
ためになればと
声のあし

麦の秋
サイロの見どころ
窓にまつ

梅雨寒し
よそにいってろ
萩の前

明易し
ろく ....
八月を
むやみに生きるの

てつかず
はちがつ
壊れるまで
そっとみてる
触れないように
かかわらないように

それでも
セミはおちていく
かぶとむしの
くびはおちていく ....
なくしてなお
僕にすがりつく
過去の産物を
思い出と名付けて
忘れてしまおう

何度か試みて
消えなかったお前を
生き物と割りきって
ともに生きていこうか

失った全てより
 ....
別れる時つらいので
壊しときました
亡くなったとき
悲しいので
壊しときました

赤いレンガの通学路
壊しときました
がっかりする冷やし中華
やめときました

離れる時悲しい ....
違ったばかりの現実の
まだ塞がらないきず
やたらとぶっつけたくなる
せめてのムシャクシャが
どっか頭の中通り抜けて痛みを残す

どっかの誰かが通り抜ける
昼前の繁華街に
ナイフだけで武 ....
猫のいる角曲がる
冷たいバス一台
靴履いて踊る
カード屋の店主

寝転んだまま
樹林は日曜日
歯ぎしりを忘れて
ずっと待っていた

壁の入ったビン
3つだけもらった
赤い流体
 ....
半分だけ寝ぼけて
ぶらぶら生きてるうちに
何もかも嘘だらけに見えてきちまったのさ
時々いい気分で信じてた嘘が
だんだん姿を見せなくなったんだ

でもよー
誰かは信じてなきゃ
くたび ....
葬式のことをかんがえてる

僕の死んだ後を考えてる

死んだ後は
どうなるんだろう

魂は他人がもっていくんだ
自分はどうなるんだ
自分の続き
自分が終わるって
結局どういう ....
かあちゃんが
もうこれいじょうは
酒を飲んじゃならねえと言って泣く

とおちゃんが
いてえいてえと言って
時々真顔で俺を見て泣く

外は雪が降りしきる
ここ何年か
止んでるのを ....
猫のあしあと
声のあしおと
不便なみどりいろは
ゆびのあいだで
ねむるように
さわっている

君じゃないなら
もうだれでもいい
君じゃないんだ
だから
どうでもいいんだ

 ....
僕とお前らで罪をわけあって
あそぼーぜ
政治ごっこはたのしーなー
みんな楽しんでるぞ
俺はノンポリだからわかるぜ
お互いにチャンスを奪いあいながら
結局それは役立たずだって気づいてんだろ
 ....
健康に生きることに
気を取られすぎるのは
健康によくないと聞いた

羽の生えた猫が夜には
町から町へ飛び交ってるって聞いた
手をつないで
なんども引っ張り上げて
そしてダイブは繰り返される

ブリッツの客を
全員ステージに上げたいようにすら見えた
記憶の終わり
爆音の終わり
世界はそうして静寂を取り戻す ....
昨日と今日の記憶があれば
社会人としては上等なのさ
二日酔いでも三日目だってさ
会社に行けば金はもらえる
何に使うんだ
どこに捨てるんだ

好きなことはあったけど
好きじゃなくなっ ....
九橋街道六時半
本当のぼくを探して歩いた
自分探し六時半
ぼくは空っぽだっただったのだけれど
なんの問題もなく生きていた

九橋街道六時半前
空っぽを支えて限界がきた
自分探し前夜 ....
迷って生きてるって
聞いたよ
さっきと今は違うものだから
自分は一人なんだって
さっきの友達は今は違う人の友達
さっきの恋人は今は誰かの恋人
今がさっき過去はさっき
あさってしあさってや ....
僕はいつも下手くそだった
なにをやっても下手くそだった
上手くいかなかった
周りよりもずっと

昨晩おじさんが死んだ
僕の好きなおじさんだった
昨晩もう峠だって聞いた
明日見舞いに行こ ....
ヒトラーと日本の首相を
入れ替えたって
気づかないぐらいの
危機感の僕らは

トータス松本が実験4号を歌ったって
いい歌だねって笑って済ませてる

代えのないものなんて無いよ、君だ ....
遠くまで行こうと
行きたい場所まで行こうと
歩いている
ながいあいだ

誰かがきて
話しかけてくれる
嘘を交えて
ながいあいだ

声、オーロラも見つけてくれない場所
反射する ....
砂場の王様
砂場の王様はそこで世界を作る
城や町や山
支配者は笑う
王様も笑う
君は思う

世界はきっとこうやってできた
神様って奴がいるんなら
彼もこうやって世界を作ったんだ
 ....
Seth Putnam passed away peacefully in his sleep yesterday.

あなたは43歳だった
あなたは2004年の薬のやり過ぎで死にかけた時 ....
真ん中まで跡形もなく
染みこんで侵してしまった
唾液が汗が空想の体液が
見えなくなってしまうまで

ひどくキレイに
ひどくさっぱりと
怪我をしてしまいそうだ

真ん中まで跡形もな ....
おそるべし妖怪!
おおとがせせりは夢交わしで知らない誰かの夢を君の夢を取り替えてしまうんだ

爪長師の辻説法を聞いていると人より爪が伸びやすくなるぞ!一晩に7センチも伸びてしまうこともあるとか
 ....
・・・・・・ああ、母ちゃん?ごめんね今いい?今ね、今、浜鬘の二丁目よ。六十兵を下ったとこ。道に迷ってしもうてうろうろしよったらこんなとこでてしもうた。
へえでこっから川向こうの咎戸の方へいかにゃ ....
忘れたくない
ことが集まって
それが
思い出だった

なんにも気持ちよくねーわ
忘れたくないのは
あんときだけ
あんときのことだけ

さらさらと
聞こえているのは
なんだろ ....
竜門勇気(810)
タイトル カテゴリ Point 日付
スタブ・フォー・ファインデイ自由詩011/8/31 3:26
すきなことだけ自由詩211/8/24 10:34
rinnne自由詩311/8/22 10:25
半分モザイク自由詩1*11/8/19 1:38
みどかえし川柳111/8/11 4:04
なつあさし川柳011/8/11 3:59
すこしづつさみしい自由詩211/8/11 3:32
wasp自由詩011/8/11 2:39
こわしときました自由詩111/8/11 0:53
遅い春自由詩111/8/5 5:53
憐憫バニー自由詩411/8/5 3:20
マッドウォッチ スタースケール自由詩211/8/5 3:09
スクエア 自由詩2+*11/8/3 5:05
僕が生きているとみんな泣かなきゃならなくなる自由詩4*11/8/3 4:44
じゃまなことば自由詩211/7/30 20:44
るめ自由詩011/7/28 17:23
98自由詩111/7/22 2:43
ザ・ラストツアー・オブ・ヌンチャク自由詩011/7/22 2:00
鳥になって自由詩311/7/19 23:28
九橋街道六時半自由詩011/7/14 12:29
毒薬売りはそうして彼方に消えた自由詩011/7/14 12:10
蛍は消えた自由詩1*11/7/4 16:01
昼間っから自由詩311/6/21 11:31
ながいあいだ自由詩211/6/17 3:17
フィルター・ハイフィルター自由詩1*11/6/16 2:13
あなたは死にました・・・SETH自由詩2*11/6/16 1:53
きれいさっぱり自由詩111/6/11 23:12
妖怪と街灯[group]散文(批評 ...011/6/10 11:58
穩野間(のんのげん)から底山(のやま)町へ[group]散文(批評 ...1*11/6/10 9:49
とっても ルーズ自由詩011/6/8 11:04

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