過去を埋葬するものの中に
ときたま
何かを見出す人がいる
過去を埋めるガラクタを持たず
今を削り取り捧げる人だ

過去を埋葬するものの
すでにそれは生き返っていたと
嘆き慌てる人も ....
冷たい拳銃をにぎって
毎日過ごす
世界は僕の敵
君を思うことを邪魔する
たまらないよ
電子銃はまだ一発も撃てない
あと6.5V


落ちこぼれの
殺し屋のように
毎日を過ごし ....
にげろ
さめろ
夢の末路は今
のしかかって笑ってる

全速力で走ってる
動いてないと
死にそーさ

噛みつきの花
真っ赤で
くさくて
にやけてる
最後までついてくる花
 ....
はてなきよくぼうのはてにはてあり
さけをかてによごとよるをこえて
さまようたましいはなにもないへやのなか
ただかぜにかべをみてくるうのか

さかみちにむかってかめのあゆみをためす
つげのか ....
いつものままでいたら
通り過ぎる場所を
あつめていた

かけがえのない世界の片隅
お前を探してるやつが居たよ
かけがえのない世界の片隅が
顎を上げてわらった

いつものままでいたら
 ....
爪の生えた
あくまになりたい
忘れるより先に
思い出してる

抱きしめてから
気づいたんだ
君を嫌いだってこと
僕はあくまで
君の敵
ドゥー・ザ・ケーブル・イート

船の上 ....
8月が始まる頃の欲望は
冷めた満月みたいに膨らんでる
飲み込もうとしたって
変に甘くって
吐き気がして痩せちまいそうだよ

ギターの弦を巻き直そうとしてるんだ
なにもかもがでたらめに ....
変わらない場所が
ないってんなら
自分がそうなろう

捨てた車に乗り込む
捨てた場所に向かう

んなもなねーやっても 今は届かねーな
有るが頭から覆いかぶさって
ねーだらけさ
 ....
俯いたまま弾けるのが
ギターのいいところだ
黙ったままで
音が出る

靴の紐を
見ながら
音でいっぱいの
場所に立っていた

誰かがそこに
いるなんて
思わなくても
さみ ....
ゲロ吐いてるときは
ずっと
背中に火が着いてるんよなー

って訳わかんねえ

つかまり立ちなんて
すげー久しぶりよなー

って誰だてめー

指揮者が野良犬を乗りこなしてる
野性 ....
人の話を聞いている
することないから

人の話を聞いている
俺に話し掛けるから

こうこうこうで
どうなりましたと
交わしあう押し売り
疲れたし無理
言わずもがなもがもが
口ん中 ....
あの人は喋らなくなる
あの人は笑わなくなる
あの人は見えなくなる
あの人は消えていく

あの人が喋らなくなる
あの人が笑わなくなる
あの人が見えなくなる
あの人が消えていく

 ....
できるだけ早起きをする
眠たいかおを冷たい水で洗う
コーヒーを一杯飲む
恋人にメールをする
明日僕は僕らしくありませんように
明日僕は変われますように
明日僕は誰かになれますように
 ....
許せない気持ちが
許さなきゃと
混ざったコップの中
アパートの一室で
詰まって終わった住民の暴動

ゾンビの行列に並んで
食べたくもない血まみれの
シャツをかじったり

誰かと ....
悲しみを投げ捨てて
誰かが拾うのを
待つだけの世界

いつまでも
潜水艦の中で
浅い場所を夢見てる

ウォーカー
君が拾う夢は
ウォーカー
さよならさえ
知らないやつが出会う夢 ....
寂しい気持ちになるのを
誰かのせいにしてた
流れ星の行方が
願わない場所にばかり向かうから

二人の思い出は
全ての言葉より
もっと脆いものだった
一人の気持ちが
頑なすぎて笑え ....
僕の知ってる音楽は
3つの箱に入ってる
青春のすべてを使っても
3つの箱しかわからない

心を増やす箱の中
色んな痛みが増えてった
もらった痛みを杖にして
向かい風の中歩いてく
 ....
スロヴェニア史を

学んでいる老婆のくちばしに

十分な金貨を与えた上で射精した

爪を立てて俺の尻を掴む手を

振り払う素振りが水銀燈を揺らしてる

ねじ曲がってそれは悪魔に ....
生きていることが嫌なんて
つまらない嘘つく人形が一匹
真夜中自転車こいで
部屋を訪ねる

真夜中はそんなこと言ってみたくなるものさ
諭して帰るすがたを見送って
一度吊るしてそのままの ....
糞垂れを
梅雨雨{ルビ=つんなめ}聴いて
黒い人





青原に
篠突く木馬
精霊{ルビ=しょうろう}の





首はねて
ますます盛んな
茶の花瓶

 ....
二眼レフをかまえて
よろこびの歌を歌ってる
天使に見えた言葉は
ポケットの中で鋭くなってる

話したがってたあいつ
なんとか連れてきたぜ
さあ!さっさと言ってやれよ
なんだっけ?「殺し ....
さみしいね
神様はぼくらから
彼を連れてった
何もかもが残って
何も捨てれない今晩

霧が晴れて
遠くがよく見えた
袖を掴んで叫んだ
歩みは止まらない
約束でもしてたみたいに
約 ....
君が願ってることを
勘ぐる夜に日が昇った
僕にとって最悪の
アイデアを試してみる

でんわしてきてよ
でんわしてきて
僕のほうの願い

やっとこれで
良かったって
思えるまで ....
爪を噛むたびに
不揃いになる心臓
ボタンがいくつかついた機械
すぐに壊れて点滅する
アシタハオマエサ

苦しい毎日をつくる
苦しい気持ちを感じる
自分がいるからきっと
息をするか ....
火をつけたぶんより
多く吸い殻の貯まる灰皿を
囲んで回る一匹の犬
口の端に泡をためて
ロットリングで指を汚してる

君に魔法を一つあげよう
ロマンスのない世界の
甘い匂いのする
 ....
なにかしてもらったかい
なにをしてもらったかい
なにがたりないかわかるかい
なにをしてもらったかい

時間はじゅうぶんだったかい
やれるだけやったと笑えるかい
いつかくるときがそばにいる ....
*爪ガシワ(8~16月初旬)
八臂に伸びて葉脈は双脚。
根は孕んではわかれますので知らずの際には与えないことです。
まなこにグリグリと交わし合うときには
メモなどに合わせて注いでおきましょ ....
罠を見つけて近寄る
さまよい続ける放浪の記憶が
死んだガスになっている
死んだまま声を荒げてる

ガススタンド ここは放火魔が眠る場所だ
すべての道の上で夢を見るために
ハンドルのことを ....
喉の奥に翼が生えた狼
見た目は笑えない犬
ウェイトで出来たブロックを
上手に心のなかに詰めて

なーぜ?
口笛に惹かれて
断首台を登った

冬の夢に晒されてるこめかみ
どこまでも冷 ....
腐った蕪をかき分けて
一人の時間を食べている
冷めたスープの鍋の底
緑の葉っぱがこげている

こどものひとりのアドバイス
あなたには無駄が宝物
散歩のついでに憂鬱を
紐に繋いで引き ....
竜門勇気(802)
タイトル カテゴリ Point 日付
胡椒の粒が凍ったら自由詩1*17/1/17 9:45
あと6.5V自由詩2*17/1/4 2:51
航海自由詩3*17/1/3 23:45
鈍るセックス自由詩1*16/12/31 4:13
思い出せない言葉を思い出せないままにしておく自由詩1*16/12/31 2:45
DO THE CABLE EAT!!!!自由詩1*16/12/31 2:26
ピリー、僕にその紙束を一つよこせ。こどもが花をちぎるような仕 ...自由詩5*16/12/16 8:44
新パニックさん自由詩1*16/11/15 23:26
新他人の話自由詩2*16/11/15 23:14
再パニックさん自由詩2*16/11/13 18:50
再他人の話自由詩0*16/11/13 18:48
へっていく自由詩216/11/11 11:09
明日、僕は僕みたいなやつじゃない自由詩3*16/11/11 10:59
どうしてぼくはぼくじゃないだれかじゃなくぼくなんだろう?自由詩2*16/11/5 23:34
スイッチウォーク自由詩1*16/11/5 23:22
後悔自由詩4*16/10/16 0:50
みまたのやりもつライオン自由詩116/9/26 14:29
の窓自由詩016/9/26 13:24
いつくるの?自由詩016/9/26 13:08
俳句016/9/20 7:28
ドロシー、それで道を掃くんだ自由詩3*16/9/20 3:33
メルシー自由詩2*16/9/20 2:45
自爆事情自由詩016/9/5 23:57
安定はしない自由詩1*16/8/31 10:59
魔法を一つあげよう自由詩016/8/31 10:44
フロリナート自由詩016/6/27 23:54
草木目草旦過始めの目録[group]散文(批評 ...1*16/6/18 3:18
TOO TO TOO TOO自由詩016/6/16 22:48
ディスカヴァー・ディスオーダー自由詩016/6/14 23:50
その次の人自由詩4*16/6/8 2:13

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