自由を得たい
望みを持ち
嫌になるような世界で

たくさんの叫び
たくさんの悲鳴

私は聞いたんだ

だからこうして書き綴る


もう、あなた達には時間がない



あ ....
毎日は過ぎていく
駆けずり回った日常は
更に青く光る
鈍い太陽も笑う中

行方知らずの犬たちは
追い打ちをかけるように
吠え立てるが
知らぬ存ぜぬの不毛な輩
若輩者を気取る技工士達は ....
燃え立つも 大いに収め たゆたうは
何程もなく 命あらわに

休めたし 難行苦行の この坂を
有り難くもかな 悲しくもかな

冴えわたる 功掲げ 陽光の
みな行き渡る この世の光を

 ....
祐気取りをしに行きたい

新たなる希望、天に馳せる
思い残さず
満天の空にあの子を抱き

赤裸々に累々と
豊穣の海へ
悲しみを噛砕し
あのときあの子に誓った愛を
胸に抱き、手で温め ....
あらよっとと見得を切る
まあいいかと思惑を捨てる
やにおいてはうっちゃり
何をかと睨む

えげつなき心情
かくもやましくもとほくそ笑む輩
ご同輩、ご同輩

酒飲みの席
やぶさかに付 ....
ありたけの身の上話
眉をひそめる輩
残念にして私のあながちな心をば
理解するのに難くあり

さしもさしもの行方知れずな恋など
てやんでいなどと啖呵を切ったり
羽目を外した怒涛の進撃
さ ....
愛を囁こうとしている

触れ
感じ
唄う



愛を確かめ合おうとしている

さあ
早く
戸惑わず



 ....
陽が眩しいなぁ
耳を澄ましても生活音と遠くの車の音



ねぇ、そこで丸まってないで
少しは何かしたら?

あぁそうだな
一之瀬さんもそう言うしな



おもむろに窓を開け
 ....
夢を見たての幼子の
玉のようなつぶらな目
欲を掻き立て煽るのは
めしいた悲しみ負うの者か
打ち捨てられた灯火の
雲の果てなる理想郷

おう、口角を上げ
眦を下げ
想いを約束の地で演じ ....
あ〜寒い
温かい何かを食べたい


ねーしばらくぶりになべ食べない?

いや〜いいねえ

どうりで買い込んで来たんだね
よかったよ〜



味噌 それとも水炊き?

そ〜 ....
不意に襲って来た
過去の亡霊
無きものとした苦悩

何がこの恐れを抱かせたか
悩ましいこの病だれのとばっちり

あぁこの瞬間を抜け
私は恐れと対峙する
やむなく陥った澱を
捨てるの ....
病だれの貴様の苦渋に満ちた顔を
幾分かの罵りと叫び声の木霊する彼方へ押し付け
やんごとなき事情に濡れそぼったフリをする

破れかぶれな心情と堪らない愛撫の誘惑に負け
しどろもどろな自分をカノ ....
空を見た
いつも見てるが同じでない

当たり前だし普通のこと


山を見た
変わらぬ姿と思いきや

当たり前だし普通のこと


心とて万象のひとつ
早鐘打つもたゆたうも

 ....
蠱惑的な景色への誘いは
喉元を潜る琥珀の液体を凌ぎ
やましさとやさしさ混じりの過去

泡沫という支配も
早鐘を打つ心に増して
とみに私の眼差しを揺する

闇雲に尽くしても
闇雲に求め ....
一押しのモヤモヤ
多分、現すに満たない私の表現力は
見る者を選ぶかもしれない


正体を見るにその主は
大は宇宙の様から
小は感情の機微まで

高みから見れば何とはないが
澱んだ眼 ....
気持ちの一場面
それは現実という片言

ゆかしき式の絶え間ない響きは
神聖なる世俗に帰するもの

起き出した私は
夜の内の寝言を書き付け
揺るぎなき日を実感する

再びまどろむと
 ....
昨日も今日も塞ぎ込むことはもうない
何が何故にそうなったか

明らかに他と違う
明らかに起きたことが宇宙人だ

それは変化に適応して来たに過ぎない
それは私にとっては馴染みで
高い確率 ....
やっぱり居心地は万全ではなく
やむを得ずといった感がある今

何をしよう
どうしよう
こうしよう
あ~しよう

画策する自分
画策する周囲

なんぼのもんじゃいと
私は虚空に放 ....
あなたの現実ってなんだろう
「この世界に現れているすべてと」ある人は言うだろう

私の場合は少し違うだろうか
ただそれは、仮想現実としての妄想ではなく
この仮初の世界を形作るひな形の世界から ....
嘆いても 明日は来るさと思う世の
  倒れても燃え いのち預ける

行く末に 不安を抱え祈るとも
  立ち行く先に 希望は満ちて

わが身立て 人の垣根を潜っては
  拭えぬ悲哀 世の常 ....
悩み多き時代も過去と同じように
過ぎていくのだろう

流浪の果てのこれら営みも
営々と未来のため築かれていくのだろう


幾たびもの涙
幾たびも拭う汗
とどはどこに導かれていくのだろ ....
漕ぎだした宇宙は
私の在り方を変え
自由という奔放なる滋養を得るよすがとなるだろう

基本的には愛という形で最善を尽くすのだが
将来を見た因果を
良き形で携え帰っていくだろう

その祈 ....
そっと隣で気遣いながらも
自由でいさせようと振舞うが
彼女はつまらないと言い
そっぽを向く

あっそうだなと想いながらも
軽いジャブのような葛藤を横目に
これを書くのはどうかしているのか ....
鳥がさえずっている
朝の息吹を感じる
そう言えば車も一台ばかり

今日は何をするかな
カタカタと打つこのパソコンの音も
読みさしの本も
私の手でその意味を読み解いていく

ただ、想い ....
私なり 書いてはみたが なかなかで
  わかろうとして 難しいと知る

有り難い 心を込めて 諭されて
  伝える言葉を 私なりにする

ひとり打つ パソコン前でひねっては
  素直に心 ....
笑顔をば 意識出来ぬと言うけれど
  コロナに煽られ 人の愛知る

行く末を 案じてみても 日々そうろう
  成りゆく任せ 日々に生くのみ

力ため 歩いてゆこう 刹那でも
  何が糧な ....
社会は変化を望む
自分もそうで 
でも、望まなくても変わっちまうよなあ

まあいいと思って
やるしかないと


気づいたらここまで来ていて
また気づいたら
こうして書いたことも忘れ ....
おもむろに顔を上げると
朝の陽射しが窓から おはようと言いたげに
優しく 今日を運んでくる

不意に 何が今日あるかなんて
条件反射など よぎることなく
少し、まだ寒さが残る季節に微笑んで ....
行きつつも 戻るこの道 晴れ間見ゆ
  どのみち定めも 知ることはなし

どうすれば どうすればこそと 迷う吾も
  思うことをば するなりとせよ

定まらぬ それ故にこそ 人生の
   ....
朝の始まりには いたって鳥が鳴き
雲がまだ暗い空を覆う
ゆっくりと始まる一日に自然と頭を下げる

随分と長いこと眠っていたようだ
あれからどのくらいだろうか

いくつ寝て いくつ眠れなか ....
二宮和樹(34)
タイトル カテゴリ Point 日付
愛を求めて自由詩022/9/28 9:29
この自由という名の檻自由詩122/9/27 22:47
この大切なる日々に短歌022/7/6 7:45
我が人生に栄光あれ自由詩022/6/30 2:44
笑わば笑え、世を笑え自由詩122/6/24 22:25
この世はどうあろうか、などと自由詩022/6/24 21:35
そのとき 君ならずとも ・・・ ・・・自由詩121/1/29 19:30
よさホイのホイ自由詩221/1/29 11:02
吠える自由詩121/1/28 16:53
コロナという鍋を自由詩221/1/27 1:45
ファウスト・コンタクト自由詩121/1/26 6:51
美女と野獣自由詩121/1/25 23:21
地に映え、燃えよ魂自由詩221/1/25 23:00
栄光と挫折 ~カタチを変える誘惑に~自由詩121/1/24 5:03
不確定なモヤモヤを、拙く認める自由詩221/1/23 20:14
確かめられる明かりはそれぞれに自由詩121/1/23 7:50
宇宙人のなれの果て自由詩121/1/21 18:36
存在はぞんざいに主張するが自由詩020/12/9 11:02
世界はそれぞれの手の中に自由詩020/5/24 19:22
現れてくるものに委ね短歌120/4/13 22:32
今を、尊いと思いたい時代に自由詩220/4/9 5:49
命の形として ~あるものがあるとは~自由詩120/4/7 5:02
確かにどうかしている自由詩220/4/5 21:53
求めたくても飾りは多く自由詩720/4/5 5:17
気持ちを込めて、この朝に 短歌220/4/5 4:57
この世界から何をば ~私なり人なりに~短歌020/3/31 6:50
自由のようにありたくて なれなくて  自由詩020/3/27 8:10
おはよう自由詩220/3/25 6:18
生きる刹那に 感じるままに短歌120/3/22 6:23
わたし あなた 夢を描くものとして自由詩220/3/22 5:48

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