命の形として ~あるものがあるとは~
二宮和樹

漕ぎだした宇宙は
私の在り方を変え
自由という奔放なる滋養を得るよすがとなるだろう

基本的には愛という形で最善を尽くすのだが
将来を見た因果を
良き形で携え帰っていくだろう

その祈りは発したものに対し大いなる気持ちを抱かせ
理解を社会に対して示し
私をしてなすべきことをしているにすぎないと言うが
人はその普遍なるあり方に思い致し
生きるということを学び続けるのだろう

何が人生に幸いするのかはさておき
日々において自分がそれらをどう受け止め
縁とするかが
垣根を超えた社会に対する自分というものを
知っていく糧になるだろう


自由詩 命の形として ~あるものがあるとは~ Copyright 二宮和樹 2020-04-07 05:02:19
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