しゃんとして
くしゃみして
しゃがんでしっかり
だぁれも知らない
自ら織り成す時空に生く
荒涼の沃野を散布する
貴女と云う銀鱗の輝き
生に震撼の死を孕ませ

〉生きたい処で逝きなさい〈

地球と天国を架橋し傘差し
伸びやか細やかな静かさの渦
秩序を壊しながら秩序を創り出し
 ....
意識の視界、明るみ
白銀の輝きに訪う貴女
静かさの尚一層深まり

喧騒のラジオ切れ沈黙死

私は何故此処にやって来た?
あゝこの問い絶えず忘れてしまう

この限り無き荒涼混沌の時代の ....
地平線から昇り来る
巨大な母親の顔が毎晩に
フライパンで私を炒めるの

そう言い遺し旅立った彼女の声
その残響 心に刻み込まれ保ちつつ、

僕は生き残り自らの巨大
混沌の時代に炒められ ....
想い、造形流となり
心奥より沸々と
湧き出る裂開に
寄り添う静かさ
叩け、この造形唸り
沸き立つ熱冷んやり 

    と 、

視界一杯に打刻される
白銀の跳梁の内に

 薄 ....
光の細やかな骨組み
白銀に震え観え
意識の内に立つ光柱 
     、
眼を見開けば雨上がりの空に
巨大な虹の音も無く架かり在りて
涼やかな風吹き流れ
ぐっと青み増し色付く
この早朝の空仰ぎ見て
来たる秋の高くなる天空、
未だ熱して驟雨時に降り注ぐ
夏の残り火の際で待ち侘びる

 輝きの光帯びる力動の内に
  深く ....
 君の発する声の
笑うとき 、

 その感触あゝ不思議に

歌って居るんだ、
 ささめき震え色成して
ゆっくりゆったり朝を歩くと

雲間に太陽が顔見せ輝き始め、
吹き寄せる風に揺れ動き照り映える緑の群れ
明るむ色光の濃淡 歩き進む私を包み込み
流砂の如く染み流れ沈み込む頭の思考 、
足の意 ....
雨打つアスファルト 水の溜まり

波紋の拡がり消え拡がり
一瞬、一瞬 無数輝き銀の色
虚しき永久の 永久の虚しき
連呼する歌声に地が応え
宙へ返し降り続ける雨

水の溜まり 雨打つアス ....
夏の遠き
記憶の残照か 、

闇の粒子掻き分け
兄に導かれ辿った森の
深奥に闇の明けゆく朝焼けと共
カブト虫やらクワガタやら
幹の蜜をじっと吸い込み黒々艶めくを
発見した瞬間のオドロキ ....
自分という存在の剥奪、
自分という存在への恐怖、
自分という存在の絶望、

自分という存在が最初から 
見捨てられ遺棄されて居る
この呪われいるという強烈な実感 、

この場に根源的問 ....
冷え冷え立ち上がる声の壁 、

彼女が俺を凍り付かせ
爬虫類の紅い眼差し、
フラスコの薄い内側から
ギロッ ギロッ と移動し 

冷え冷え波打つ声響き渡り 、

孤独と結婚し私の内懐 ....
過ぎ去りゆくもの
全ての虚しさから
新た在るもの創造され
萌え出る生命たち
ぐんぐんぐんぐん生成する

「思考の遺産を身につけて
私はこの感覚世界に歩み入った。
神の力が私をここに導い ....
カッピカピ
おひつに水入れず
ひゅぅうひゅゆう
夜に口笛吹き
ウオォッウオォッ
別れた妻の野獣の声、
陣痛室に響き渡る異様
脳裏から剥がれ落ち
ぴちゃりぴちゃり
反復されるこの宵の口 ....
太く立ち上がる孤独の壁、

声は際立ち呪いの絶対零度に
すきとほり静かさ司り浮き立ちて
ただ在りただひたすらに私は在りと

努めながら死につつ死につつ努めながら 、
哀しい風が吹いている
彼女の歩き過ぎる横顔に
あの坂道向こうの奈落へ
歩み進み墜ちていった
彼女の歩き過ぎる横顔に 
哀しい風が吹いている

雨降り頻るあの夕に
マンション玄関ホール
 ....
白銀の輝き無数、
漆黒から浮き立ち
魂のそれぞれの
深い懊悩を携え
等間隔に円周辿り
打ち叩き生き行き

この夜、前に佇む静かさに

意識の視界の深き己の
力動の核心、頂き、中心点 ....
郊外から久々に都心に出れば、
拡がり迫り来る無機空間の
白壁に聳え立つビルディング群、
それら狭間に伸びるアスファルトに
浄められる如く洗練された装い身に纏い
行き来する一律精巧細工な女の子 ....
崩れ落ちて来る鉄骨の群れ、
朱の血飛沫散らし
無機の呼吸し始め
振り絞られる意識の視界、
否定の十字の楔打ち込まれ
打ち震える貴様の両手両脚

野草ヒメジョオンの群れ
とっくの昔に埋葬 ....
歳過ぎて
ゆるりゆるり
肉体の衰えゆき
のたりのたり
魂の努め若返りゆき
進む時間の地平の果てにて
透明に澄み渡りゆく独りの神霊となり

この大地へ返礼の信号送る 送り続ける 、

 ....
空間を生きるものは、
光の中で存在を体験する。
時の流れを歩むものは、
創造行為の中におのれの力を感じる。
心情の深みの中にいるものは、
宇宙をみずからの中に見出そうとする。

空間の広 ....
しっくり白い雲間の満月
静か充ちるこの夜陰に 、

 貴女の手から既に解き放たれ
 自らの意志で貴女へと向かう

私というこの在り方を業にしつつ
(たとえ悪魔に呪われて居ようとも)
こ ....
私の故郷、それは一握りの花、園庭の子供たち
砂塵の飛び交い融解する苦肉に歓びの込み上げ
静かな祝祭と神聖と厳粛に揺蕩う赦しの夜陰

街の灯りの柔らかに広場に伸びゆき、
明けの明星が輝く迄踊り ....
太陽は私の心臓、
千切れ雲は私の髪の毛、
恒星は私の思考器官、

けれどこの夜、満月くっきり浮かび輝き

この私を地球大地にしっかり住み着かせ。
肉体の滅して
意識の保たれ在る

のならば 、

初めてその意識を
〈魂〉と云う

とするのならば、

肉体の生きて在る内に
生死の境域を超え得る意識

にして 、

初 ....
安らぎながら
自らを観て眼差され
感じ入りながら安らぐ私

 安らぎ憩いながら 、

アナタの内の私ですと。
晒され濡れそぼつ
盲目の天空
高くひろやかに
入っておいでと

 巨大な紫の花冠の揺れて

黄色い頭巾被り
赤い唇輝かせた
女の冷たい顔 、
オマエの顔に触れると
普き孤独の壁起 ....
人 、朔望月の巡りのなか
人生という謎を前にし

 内なる祭壇を設け蝋燭を立て
 点火した炎、その仄かな光の揺らぎに

無限へ昇りゆく真白い螺旋の階段を観る
夏の遠き
記憶の残照か

闇の粒子掻き分け
兄に導かれ辿った森の

深奥に闇の明けゆく朝焼けと共
カブト虫やらクワガタやら

幹の蜜をじっと吸い込み黒々艶めくを
発見した瞬間のオド ....
ひだかたけし(2958)
タイトル カテゴリ Point 日付
五行歌、私と云うなら自由詩824/9/7 18:55
深みの霊性自由詩6*24/9/6 18:16
詩想、今宵この瞬間に自由詩224/9/5 20:11
お誕生日の刻印自由詩424/9/5 18:25
意識の光景・ThrakAttack自由詩224/9/4 18:26
五行歌、古の夢見(改訂)自由詩324/9/3 17:45
秋、生誕前夜に自由詩6*24/9/2 18:05
五行歌、声は歌自由詩424/9/1 18:41
今日という一日の始動に自由詩4*24/8/31 18:12
歌の眼差し自由詩424/8/30 17:55
この沸騰の夏日に(新訂)自由詩324/8/29 18:12
詩想、「汝自身を認識せよ」?  (改訂)自由詩324/8/28 20:06
SOUL・ LOVE自由詩224/8/28 18:16
詩想、「自己存在」という問い・今の私という境地4自由詩2*24/8/27 17:25
メタモルフォーゼ自由詩324/8/26 18:26
五行歌、際の頂きへ自由詩2*24/8/25 21:18
キリスト自由詩224/8/25 18:09
意識の己、ノイズリダクション自由詩1+*24/8/24 18:37
都心徴候散策自由詩3*24/8/23 18:09
Starless自由詩8*24/8/22 19:53
詩想、きっときっと人いずれ(改訂の改訂)自由詩224/8/21 18:33
詩想、「自己存在」という問い・今の私という境地3.自由詩4*24/8/20 17:28
詩想、与えられし自由なるものに自由詩324/8/19 22:46
祝福のうた自由詩224/8/19 18:15
五行歌、この私・けれどこの夜自由詩524/8/18 20:10
詩想、〈魂〉と云う(一つ、今後の指標として)自由詩424/8/18 17:58
五行歌、見捨てられ自由詩324/8/17 22:45
GirlLovesMe(改訂)自由詩224/8/17 18:20
五行歌、内なる祭壇自由詩324/8/16 17:39
この沸騰の夏日に(改訂)自由詩424/8/15 15:47

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