溶ける絵、気が付いた。またいつか消えるけど。
とけるえ きがついた またいつかきえるけど
臭いコスモスもすごい咲く。
くさいこすもすもすごいさく
田舎綴る日、真昼続かない。 ....
層のなか小僧を憎む贈りもの
無造作な夢想の魚 群れのなか
贈りもの一層増して小僧へと
待ち惚け まぼろしの町を冒険
青いそら どれもが素晴らしいらしい
懐かしい夏が死因で続かない
ぼんくらな僕ら法螺吹くぼんやりと
存在が素朴な素材は素敵だね
肉が肉食う にくしみが沁みる内
....
遠いパヤパヤは、ヤバイ音。
とおいぱやぱやはやばいおと
来る、逢うユリイカ。蒼白い路地を赤い理由歩く。
くる あうゆりいか あおじろいろじおあかいりゆうあるく
宵、鹿住むは陰湿 ....
人間に似せた偽物逃げた店 現に見世物小屋も兼任
カラフルが殻からあふれ空へ降る 空だったから身体に触れた
日の丸を八月九日の白を赤い月日を丸い目で見る
大空を突く工事は絵空事
羽交い締めされて天使の羽根落ちる
糞をして、空想をしていく、そして、
旅、秘境、良き日々だ。
たび ひきょう よきひびだ
空に書いた詩。お祝いをしたい蟹、浮く。
くうにかいたし おいわいおしたいかに うく
寝る、ずっと居たい暖かい炬燵だった。恋が ....
借り物の競争 感傷ばかり狩り仮の貴方は身体を飼った
羽交い締めされいじめられ歯が折られ天使に祈る羽目になる彼
収集日 ウォッシュとウィッシュでシュッシュッと衆を掃除し収拾がつく
寝つきが悪い猫、寝入る我が狐。
ねつきがわるいねこ ねいるわがきつね
花色の歌。冷たい空いた眼伝う呪い。名は。
はないろのうた つめたいあいためつたうのろい なは
もういない人をまねしてまねいた日
湧き上がる痛みと踊る大通り
ただ示唆をして正しさを足しただけ
模倣した哀慕 砂漠に募る墓
整然と生前のまま性善説
ご ....
秋映る 和む香りが響く程
ドキドキと途切れ途切れの起動音
涙という液体のなか夜の人
天下、海栗、海月、楽に浮かんで。
てんかうにくらげ らくにうかんで
啖呵、神々が噛んだ。
たんか かみがみがかんだ
たった一人きり、はい、チーズ。一位張り切り飛び立った。
た ....
短歌、詩の時間だ!
たんかしのじかんだ
炊いてけ、深読み。夜が更けていた。
たいてけふかよみ よがふけていた
寝た妻が深読み。夜が深まったね。
ねたつまがふかよみ よがふかま ....
著作権や肖像権を守れずにいったい何を守れるというのか
嘘つきは無断転載されてゆき泥棒たちが始まっていく
大抵透き通れば晴れて、照ればパレード、築いていた。
たいていすきとーればはれて てればぱれーどきずいていた
退け!大先生だけど!
どけだいせんせいだけど
誰かは正しい子。唾、涎 ....
ゆうぐれとゆう ゆっくりとゆくひかり
愛情は空気のようにそこにある
AIはAIRのようにそこにR
シンシンと凍って東京は涼しい
月真下 夜に灯りがつきました
大概せこい。個性がいた。
たいがいせこいこせいがいた
求愛ハウス栽培。刺す、奪い合う雪。
きゅうあいはうすさいばい さす うばいあうゆき
対面。薄ら暗すぎて、無敵すら暮らす運命 ....
健やかな者 建物を筆で書く
愚かさの寓話が偶然隅っこに
暗闇が自己言及して光り出す
円環に還る猿 遠い楽園
月の見えない夜は星が綺麗です
恋待ち暮らす。丁寧ですら朽ち、迷子。
こいまちくらす ていねいですらくち まいご
無いならいいよ、花占い習う。名はよい、要らないな。
ないならいいよ はなうらないならう なはよいいらない ....
踊ってテーマ名乗る。春の名前で鉄道。
おどっててえまなのる はるのなまえでてつどお
捨てられ天使はシンデレラです。
すてられてんしは しんでれらです
水が澄んだら一人きり。扉、 ....
楼閣の桜の数を教えてる
春雨をお外で食らいまくってた
脇役の筋力 協力は脅威
蜃気楼 桜が数を教えてる
右と左と、一人旅と君。
みぎとひだりと ひとりたびときみ
誰も見えてない神様さ。未開な手、笑み洩れた。
だれもみえてないかみさまさ みかいなて えみもれた
ダイブ、世界が降る。 ....
足す、春の二乗。四時に乗るバスだ。
たすはるのにじょう よじにのるばすだ
理科「あたし、数を透かした明かり」
りか あたし かずをすかしたあかり
筒、いくつも歪むおむすび持つ。 ....
読むその解釈。悪や詩歌望むよ。
よむそのかいしゃく あくやしいかのぞむよ
意味、抱いたみたい。木乃伊、未来見、悼みたいダミー。
いみ だいたみたい みいら みらいみ いたみたいだみい
....
無い差。1は、小さいな。
ないさ いちは ちいさいな
この1は、8位の子。
このいちは はちいのこ
記事。薄い数式。
きじ うすいすうしき
6の5倍。多い箱の黒。
....
太古、居た気がしたし、書きたい恋だ。
たいこ いたきがしたし かきたいこいだ
寝る気、素早い、ヤバ過ぎるね。
ねるきすばやい やばすぎるね
単体で月蹴ったがしかし固い。駄菓子貸 ....
決まりの為、大陸巡り、炒めた海苔巻き。
きまりのため たいりくめぐり いためたのりまき
立つ川。魚と長さ測った。
たつかは さかなとながさはかった
いなり、退屈、食い足りない。 ....
足し引いた音符、意外。回文を対比した。
たしひいたおんぷ いがい かいぶんをたいひした
よく続く退屈。靴、苦痛突く、つくづく痛く続くよ。
よくつづくたいくつ くつ くつうつく つくづくい ....
駄目な涙だ。畳斜めだ。
だめななみだだ たたみななめだ
余談。名前学んだよ。
よだん なまえまなんだよ
いざ!異例な慰霊祭!
いざ いれいないれいさい
メカな空間が ....
外行くと人間がいて、人間は情報量が多くて怖い
機械には心が宿ることはない。そう心から信じた機械
その街で暮らしてるのが自分だけだとは知らずに僕ら過ごした
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