二羽いたら 騒音条例 違反かも オオヨシキリの 昼夜営業
飲み込めず 大きな鯉を アオサギは 見つめるばかり 公園の池
ハスの葉を 軽がる移動 ヨシの中 忍者ヨシゴイ 葉隠れの術
トントンと コゲラのリズム 森の中 詩人も聞いた 妙なる調べ
北帰行 あきらめきれず 白鳥は 折れた翼で 瓢湖を走る
いろいろあって今度こそ仲良くなれたら握手しよう。ラーメン屋さんでの戯れ言
病名恋ワズライがほんと名曲すぎて泣ける初夏。サボテンはサボテンのまま
世紀末プリンセスは未来のこと ....
護摩堂山 アジサイかぶる 頂きへ 登りの森に カッコウの声
カワセミの 失敗つづきの ダイビング 逃げる小魚 もう日が暮れる
元気よく笑うあなたは人気者周りの空気一変させる
詩を書いて心の中に浮かぶ光永遠と呼ぶ愛に変わった
スイーツに囲まれた夢甘過ぎる食べてないのに口の中甘い
覗き穴心の中を覗くため恐れや不 ....
街路樹の若葉のかげに見えている赤風船は僕のかなしさ
パンツ脱ぐつかのま股に毛がふかし身捨つるほどの男はありや
桜散り 渡りの終わりの キビタキの 羽を休める 秋葉公園
ルリビタキ 今年も同じ 公園で 同じつがいの プチ見え隠れ
ウルトラハッピーソーダ飲んで水掛け論で待ってるよ白日
カゴメみたいな踊り子がわんさかいてなんだか居心地悪いので昼寝
醤油ラーメンは最高だ醤油ラーメンは最高だなんたってラーメ ....
腹話術専門学校卒業と思えないほど口動いてる
原子力空母の上に寝転んだ恋にやぶれた女がひとり
膝の皿割る割るマンも休日は家族サービスしてるパパです
晴れ時々曇りところにより雨の予報のようなことしか書けず
恋愛のペーパードライバー講習のすぐあとに事故の加害者になる
エアリプの逃げ道ふさぐ君がいた顔を知らずに過去形にした
....
がらすつたう
あめつぶのやさしさ
ゆるされて
このほしにあること
いきていること
おともなく
おれんじいろに
もえるそら
だれかぼくに
てがみをく ....
その瞳
若葉を追いかけ
揺れていた
琥珀に映る
車窓の眺め
酔い酔いて
暗い夜道を
たどる路
忘れた家の
足どり重く
ガンジーでも死ぬレベルの悲しみ。光の雨乞いがバッサバッサと倒れては咲く
猛然と食らいついた肖像画に基盤を食われた。Ξあなたは一次元の住人だ!「Ξあなたは二次元の住人だ?「Ξあなたは零 ....
優しさいっぱい脳みそに詰め込んで生まれてきたので、優しさを拾い集めながら生きていかないといけない。ぼくたちはただ恋がしたいだけのこども。
恋に恋する恋人に恋した。月が愛情込めて愛して ....
言葉なんてない、色なんてない、音なんてない、そんな世界なのに、自販機の前に立つ少年が文学色に輝きながら尺八を吹いていたので、やっぱりないんだろう。
永遠の中で暮らす黒猫が夜を産んだ初夏、 ....
「いじめはどうしてなくならないか」なんてクソ下らないことばっかり言ってる人なんか無視してにらめっこしようぜ
世界とかいう神様が作った程度のものに縛られているうちは神様を超えることなんかで ....
ありのままを亡くしてあるがままに着飾ろう。帽子は薄い頭蓋骨の軟体
二階から落ちるのと空から墜ちるのとどっちが痛いだろう。天使は梯子を使う
非常ボタン押したら世界は鳴り止む。非常 ....
過ぎ去った過去振り返ることはせず自分の今を輝かせる愛
水面に映り込む街キラキラとした輝きが同時に揺れる
少年の心で周り見渡した偏ってない考え膨らむ
肌寒い冬の海辺で頭冷やす喧嘩の後の ....
英霊の
影にひれ伏し
われはいま
幾歳生きて
歓びをしる
白銀の
刃がきらり
輝いて
わが腹さばき
懺悔する夜
鉛筆の手紙 未練は消しゴムで消したい雑なセックスばかり
自転車で登り坂ゆく鳴り止まぬ音楽はまだあのソロの前
外れくじ捨てなかったねいつだって話の長い君ありがとう
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