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影を踏むように
引き留めても
すり抜けて
肌に服にはりつき
ぬぐいきれない汚れのように
透明でいとおしい
たんぽぽが
そこにあった、ということ

   ロゼッタの刻印を
    ....
                     1999年


所属の解除 所属の解除
所属の解除って何ですか?
それはですね、所属を解かれるということで
学校を卒業したり、会社など ....
                         1999年

カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ
カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ カイジョ  ....
死んだら人はどうなるのかな
誰もその先を見た事がない
天国や地獄は存在するのかな
僕はどちらへ行けるのかな
まぁそんな事はどうでもいいや
それより夕飯にはカレーを食べよう

 ....
屋上にいると からだはんぶんずつ消えていきそう ゆうしてっせんが空をてっぺんから
だめにする、僕のあしもとのおもみがなくなり、飛んでいく鳥の骨を抜きとってしまった、
「ひる」口にできない。つた ....
光りの差し込まない部屋の中で
蛍光灯の下 白いノート
灰色の罫線の上に
はにかむ口元を今日も書き取る
鉛筆で書かれたそれは
何度も繰り返す
さようなら

午後の堤防の上で
潮風によろ ....
さくらの便りが届く頃にいつも思う

4月が新年度だからか
裸ん坊だった樹々が
色を着飾っていく時期に呼応するように
春は変化のとき、旅立ちや新しい出会いが

その大事な一歩を踏み出す為に ....
仕事の後に飲む酒はほんと天国だな
そう言い放ったあなたの黄色いTシャツにデカデカと
Go to HELL!と書いてあるのはなんとも粋なんだ。

最近腹減らないんだよなあ
そう言い放ったあなた ....
a、朝がくれば良いと思う
思い出の中の笑顔が
あまりに可愛らしいので
死にたくなる午後
向こう側に行きたいのに行けない
(行ってはいけない)
そんなことは、言ってはいけない

a、 ....
  さ く  ら 

さ く  ら  ら、


    ぼ く  ら    が

  か    け  て


   と お   の

 む か  し   ....
殻に長い間閉じこもって何をしているかと思えば
頬を赤く染めて
あなたは一つの歌を抱えて現れた

こっちは心配でご飯も喉を通らなかったし
寂しくても触れられなくて散々だったよ
なんていっぱい ....
夜明けが待ち遠しいと思ったら
朝焼けが 綺麗だった
今朝

涙を拭った指が焼けるようで

それは
凍えた指先と
まだ眠たい頬の所為だと知る

高く抜けた空は
放射冷却

それ ....
もし時間に連続性がなかったら
明日の朝は十年後の夜だったり
三日後の晩御飯を昨日思い出したり
そりゃあもうSFだかなんだか
おちおち詩も書いてられないから
やっぱり今日の次は明日 ....
 最愛なる彼を亡くした彼女はその悲しみを詩で表した
 彼女は詩人だった
 絶望感や悲哀感を彼へのストレートな想いで綴った
 彼女の詩を読んだ人々は皆涙した
 反響が大きくなるにつれ彼女の人気は ....
 夢の波止場に着くと
 僕は簡易な船を降りた
 空は真っ白で波止場はチャコールグレーだった
 やけに落ち着いた人々が行き交い
 さっぱりとした潮の香りで満ちていた
 この何の変哲もない空は僕 ....
潜水艦

虹色の海を渡る
魚たちを見ていたら
いつまでも
ここに居られる

気がしていた
だけどそこは
ぼくのいない
世界でした

ライラライラライライラ
流れ星も揺れる珊瑚 ....
湿った線香花火
火はすぐ消える
そんなのないや
勝手に夏を終わらせた

思い出橋の上で
歌を唄って
お上手ね
彼女は確かにそう言ったのに

ぽとりと落ちた火の玉に  ....
あしがいっぽんしかなくなって それでくるくるとおどります

すいそうのひろさは はじめから わからない

ひれにみたてたながいそでのふくは まわると とてもきれい

すそも まわるとまとわ ....
君は鳥が好きですか
僕はどちらでもないです

桜が咲くと嬉しいですか
僕は土手で寝転びます

今日は何か音楽を聴きましたか
僕は鈴木茂を二回かけました

夕ご飯は美味しかったですか
 ....
食べ物をこぼすと

 誰かが 食べたかったみたいねえ

子供のような声でいう
お母さん

あなたが
好き
おれの話を
きいてくれてありがとう。
むかしジョニーってゆう友達がいたんだ。


ジョニーと最後に会ったのは
春の風が吹き荒れる
夕暮れのことだった。
おれたちはいつでも土壇場だったの ....
※いちにちめ

朝起きたら
靴から花が咲いていた
綺麗な花ではなかったが
あんまり堂々と咲いていたので
迷った揚句に仕方なく
会社へは裸足で行くことにした

※ふつかめ

朝起き ....
こえ、


ぼくを剥いてゆく
この
あかぐろい
にんげん、を
剥いてゆく
こえ、



きみの
こえ、


ふたしかな
やさしさ


ぼくの ....
昨日までやわらかかった
祖母の手には
取り返しのつかない
岩石が生えてしまった
気味悪がる僕をよそに
つうんとした口調で
おこづかいをあげる
なんて言い出したから僕は



*  ....
君を思う

とき

上と
下に

僕は
引かれて

風も冷たく高く高く上り
落下を予感する
ケラの様に深く僕を隠し
浮揚のしかたを知る

地平からすれば同じこと
君から ....
一人暮らしを始めるにあたって
無理をして
セミダブルベッドを買った
食器やスプーンも2つずつ
テレビもレンジも買えないのに

馬鹿な子
白い壁
冷蔵庫の音
じっと ....
              2007/03/15


投函したと電話したら
明日、読むのが楽しみです
ホワイトデーのチョコレートも
美味しかったです

言われたので
少しは脈があ ....
父さんは
今週も仕事で行けなかったが
「きょうはどうぶつえんで
 きょうりゅうとおほしさまをみてきたの」
少々想像力を要するユキの報告をききながら
夕暮れ
隣家の妹夫婦 ヨコヤマ家へ
 ....
「たいへんよくできました」
というスタンプがどうしても
自分のノートに押されたかった
先生にノートを渡しても
いつも「がんばろう」とか
「あとひといき」ばかりだった
同じクマのスタンプなの ....
寂しくって

哀しくって

苦しくって

冷たくなってく感じがして

目の前がぼんやりしてきて

いきなり身体中があつくなって

口の中が乾いて

身体中を引き裂かれる妄想 ....
石田 圭太さんの自由詩おすすめリスト(1332)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春の泥、にじんで- たりぽん ...自由詩16*07-3-18
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悲嘆- 及川三貴自由詩13*07-3-17
*青白い街灯の下*- かおる自由詩14*07-3-17
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朝が来るとき- 結城 森 ...自由詩3*07-3-17
さ_く__ら_ら- はらだま ...自由詩12*07-3-17
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放射冷却- フユキヱ ...自由詩8*07-3-16
めくるめく日常- 優飛自由詩10*07-3-16
噛めば噛むほど味の出る歯- はじめ自由詩4*07-3-16
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線香花火- なかがわ ...自由詩7*07-3-16
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ところで- 松本 涼自由詩2107-3-15
- ポッケ自由詩10*07-3-15
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朝起きたら- 吉田ぐん ...自由詩2207-3-15
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ゲル状- 仲本いす ...自由詩9*07-3-15
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夜の庭、ハナアルキの棲む- 角田寿星自由詩12*07-3-14
たいへんよくできました- ぽえむ君自由詩36*07-3-14
子守唄- 愛心自由詩1*07-3-14

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