窓をあけて
冬の匂いがしたら
温かいコーヒーを一口
いつもとは
ちょっと
違う味

長い長いマフラーを用意しよう
可愛くて温かい手袋
お気に入りのコートと
あの人が好きだと言ってく ....
あの頃
わたしたちは溶けていたね
瑪瑙みたいな空を見ながら
空気はあんなに乾いていたのにね
わたし
まだ忘れていないわ
檻の中に
一匹ずつ
入っていて
「お家に連れて帰ってね。値下げ、半額!」
っていう
カードがついてる
人懐っこいオマエ
大きくなりすぎたね
そういうことってあるんだ
運が良ければいい ....
Aメロ
晴れた日はすがすがしくて
The fine day is fresh.
どこか遠くに行きたくなる
It comes to want to go far away somewhere. ....
わたしの棲む場所を流れる川に
水はない

誰かが
橋の上から捨てた言葉を
灰色のさかながついばんでいる


     *


夏の暑い日、わたしは
忘れてしまいたい過去の過ちと ....
風よ吹け 新たな日々よ 旗仰げ

誰もいぬ 春風青く 日は昇り

鳥は鳴き 又春も泣き 湖に
火は 一種類のために 婚姻してしまい
又は 燃え尽きるまで 一斉に種を埋没させ
灰すらも そこには かけられない

一本の樹木が 夏に 照らされ
糞を垂らす ゆっくりと 
穏やかな 春は  ....
永遠ども! はるか 向こうで 
巨大な 幻視達が 踊るまで

そこに 妻の死体がある
見えぬ部分に 彼女の墓地がある
永遠どもは 最終を 語るが
冥府では 巨大な 鬼達!
そして おれを ....
現在という塊の中から
わたしの輪郭だけを残して、わたしが
蒸発していく
夕暮れの空は赤く発光し、届かない高さで
じっとして居る
いったい、わたしは何に忘れられたのだろう



浮遊す ....
さよなら、さよなら、


記憶を解き放って 
遠ざかる夏の
四角く切り取られた 空


枠からはみだした場所では
かなしみによく似た顔の
ぼくたちが
今も、酸欠になっている

 ....
      光がきれいだといいますが
      朝日が夕日がきれいだといいますが
      太陽で人は死ぬんだと思うわ
                            ....
闇に溺れ時が潜る

普通な一日だるさが目立ち

日々むしょうに愛が欲しくなり

飛びたくて羽が欲しくて

洞窟の中を訳も分からずただ

止まる針の先の数字でしか決まらなか ....
薔薇食む墓場のランタンと
タルトタタンを焼く釜戸
薫る薪の火泣く音色
ネイビー展がる夜のビロード
溢れる熱の鳴咽の煤で
すっかり黒く、染まる空飾る
六花の星座は地下の骨
墓場に響く言い得 ....
一閃の 日差しは 無音だ
物事を しゃべらぬ
だから 遠くには 太陽の 棺が
悪魔を 寄せ 待っているのだ

緩慢であり 擬似的な 死かもしれぬ
だが おれの 頭には すでに
全ての 人 ....
ありとあらゆる 方法で お前を試したのに
生まれる餓鬼は 悪意に 飢え
ましてや! 福音を 
若き女の 嬌声に 変え
おれに いやなものを 押し付けようとしている

それは 一次元上の 快 ....
今から進む時間の中

時計の針は常に右回りでまわりつずける

嘘ついて傷ついた僕の肉体は

ボロボロになって間接がギシギシと

不気味な機会音と共に鈍く動く

ヒカリの ....
石ころにつまずいて

ころんで痛くて痛くて一人泣きじゃくり

太陽はいつもそらの天辺で輝いてるよ

ほらそこの泣き虫君とりあいず

笑ってみなよ

みんな笑顔になれば幸せ ....
 銀河,m鉄道に乗った。地へ着く足は切り(E?)捨てた。
さ,r-タンと(愛te)召スMum、a.仏の[侍医]座 ス,r敵意toす。アルファ、寝台No.396。(五月、リンゴ)

 窓!法度er ....
生ぬるい 外見上の 愛などいらぬ
我ら 田舎に 生息し
ダサい 天下を 取る
決して オサレではいけない
我ら すでに 年老いた 自由をもつ
決して 縛られては ならぬ

外見上の 愛な ....
自殺するしかなかった者の自殺を否定する人間を信用出来無い。

日本においていじめごときで自殺する人間はクズだが。
希望を持てだとか、咲くはずの花とか、死ねば地獄だとか、そういう戯れ事を得意気に語 ....
濡れている地面を
数を数えながら一歩ずつはじいていく
はじくたびに足の裏がわから波紋がでてくる
地上という大きなかがみの湖にどこまでもひろがっていくどこまでも


やるかやられるかみたいな ....
老人が時代のブームに乗っかって 変な名前の喫茶店を開いた
老人は寂しかった 妻に先立たれ 一人ぼっち
喫茶店には人が集まる 活気に満ち溢れる店内
そのざわめきが 老人の心を癒し 笑顔を取り戻す要 ....
※この詩は、下の行から上の行へと読んでください。





人間というものを。
私たちは知らなかったのです。
私たちアンドロイドは、母の葬式で涙を流しませんでした。
だから私たちアン ....
祈りはオナニーじゃないんだからね
つごうのいいときだけ神様よびだして祈るママはまちがってる

と抗議するとき
私たちはママが自力でパートして取った免許で運転する自力でパートして現金で買ったマー ....
これ
おっぱいっていうんよ

ふるさとがぐっとちかよってくるようにおもう夕方
へええ
おっぱ?

ううん、おっぱい

おっぱい?

うんおっぱい



ふううん おっぱい ....
  感じない掌の上に
  鳴かない鳥が
  人のように瞼を閉じる

  冷たい雨の降る
  コンクリートの上で
  静かに眠りにつく
  戯れるように
  温度を残して  ....
あおい満月さんのおすすめリスト(1230)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬の匂い- a_ya自由詩608-11-3
瑪瑙みたい- チアーヌ自由詩308-9-23
こいぬ- チアーヌ自由詩708-9-2
素晴らしい日- こめ自由詩308-7-13
水の空席- 望月 ゆ ...自由詩49*08-5-13
読んであげてね♪- 奥津 強俳句108-4-27
- 奥津 強自由詩3*08-4-24
- 奥津 強自由詩107-12-17
輪郭、その曖昧な、- 望月 ゆ ...自由詩33*07-10-22
やさしみ- 望月 ゆ ...自由詩42*07-8-27
太陽- 水在らあ ...自由詩36+07-8-11
君の面影- こめ自由詩607-8-2
暗い日曜日- 六崎杏介自由詩8*07-7-11
- 奥津 強自由詩207-7-10
きゃ〜つよぽん5しゃいばい♪_たくしーでおうち帰るとこでしゅ ...- 奥津 強自由詩607-5-9
右回りの時計の法則- こめ自由詩1107-2-17
ファミリー- こめ自由詩607-2-10
逃避行- 六崎杏介自由詩506-12-5
我ら_非常に_ダサい者- 奥津 強自由詩9*06-12-4
自殺に即いて+- 六崎杏介散文(批評 ...606-11-19
アクアダイバー- モリマサ ...自由詩2406-7-31
喫茶店プラネタリウム- 狩心自由詩3*06-7-13
後ろでは軽い調子の音楽が流れています- 狩心自由詩17*06-7-1
父の日- モリマサ ...未詩・独白806-6-5
おっぱい- モリマサ ...自由詩506-5-26
優しい鳥- つきのい ...自由詩2903-12-7

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