すべてのおすすめ
スーツを着た蟻、粧し込んだ蟻
行列作ってバスに乗り込む
トウキョウシンジュク
混沌中枢
今生きてるのは僕らだけ
奴らはみんなエキストラ


「何かに向かう群衆の流れに逆らって歩いている ....
手につかず




風がそよぐ木陰の中を
散歩途中
ドブに足がはまる(なぜここにドブが)
(手でアリを潰した/そうしようと思ったわけではなくて)
そっと足を引き抜くと
膝は真っ赤に ....
あたし せかいの
ひとかけらで
あるはずなのに
どこにも はまらないの
なんにも はらまないの
水平線に燃える虹
湿った土の上に立ち
海を見つめている双子
山は鳴り
鳥は飛び立ち
月はあふれ
浪へ落ちる



谷が川を分け
瀧が生まれる
炎が川を流れる
{ルビ速 ....
あのころに比べたら変わったと思うけど
やっぱり君の前に立ったら
あのころのように僕は泣くだろうな
やっぱり・・・

始発を待つ 4月の風
今朝も小鳥が空に歌って
無理やり世界を明るくして ....
おれは歩いていた

いつもどおりの海岸沿いを

おれは歩いていた

いつもどおり美しい海岸沿いを歩いているのにおれは

おれは海が見えなかったちっともおれには

おれには唇 ....
ちかごろは豚肉を買ってもその豚の生前の顔写真がついてくる。
顔の整ったものの方がよく売れるのだというウソのような話が新聞に載っていた。
お世辞にもハンサムだとはいえない豚をほおばりながら
こんな ....
夜と衣をまちがえて
午後の星を踏みしいた
小さなしずくは列を知らない
うたはいつもひとりに生まれた


指の色が溶けてはあふれ
紙の道を分けてゆく
紙の色は不義の色
 ....
補いあおうといってもあまりにかけ離れていた
「 のような人と
」 のような人
二人だけになると
気まずさが笑った

それでもどこか似たもの同士である
「………」
「………」
気づけば ....
冬が終わる頃いつも
喪ったあなたを想い出す
人知れず涙を流す僕
あなたのかけた魔法の中から
いまだに抜け出せずにいます

同じ職場で働いていたあなた
僕はあなたの部署に配属されて
輝い ....
さよなら
 でも
さようなら
 でもいいが
それは
 またね
をかくしているはずで
 またね
は むぼうびなのに
わたしたちは
うたがうことをしない

 まだ
ことばのないこ ....
私の部屋には通り者が出ます。
半透明の身体に半透明の武具をつけて
ゆらりゆらりと私の部屋を横切ってゆきます。

私はかれを放っておきます。
かれの半透明の武具が鈍くひかるとしても。

そ ....
あの真夜中の海で

まわりの静けさを蹴散らすみたいに

ふたりでたくさんふざけて たくさん笑った

哀しみの入り込む隙間を

わずかでも作りたくなくて

とにかくひっきりなしに声を ....
点滅を繰り返す信号を
いくつ、くくれば
朝を迎えられるか試す夜

踊る、踊る
ステップを踏むのは
この足じゃなく
打ちつける雨

ゆらゆら揺れる
心ごと体ごと
壊してゆくリズム
 ....
とてもシンプルな音を立てて
きみは生きている


噎せ返る緑の中を駆けるときも
たましいの全てを委ねて眠るときも
まるでありのままの世界を描くように


混じりけのないの声で笑って
 ....
夜の白が海へ飛び去り
やがて来る雨が冷たく香る
半ば空へと持ち上げられながら
ゆらめくように船は消えてゆく
長い時間に削りとられた
狭い砂浜へと夜は帰る



土 ....
あやかっちゃえあやかっちゃえ
眉間の皺のばしコースは如何ですか

たまわっちゃえたまわっちゃえ
10分もしたら二重まぶたになれますよ

うっちゃっちゃえうっちゃっちゃえ
オリジナルタトゥ ....
きみの睡眠の中を走る
列車の軋む音を聞くと
世界が本当に
平面であることがわかる
ぼくらは座席に並んで腰をかけ
お手製の弁当を食べる
屋根の瓦が一枚落ちかかっているのだ、と
きみはさっき ....
落花生の缶詰、
手長海老の缶詰、
シラタキの缶詰、
押し合いへし合い
大勢が
狭いところに住んでいる
缶詰長屋に着いた。
長屋とはお屋敷内にあるのだと
思いながら
思いきり
 ....
昼間だどー
母さんが 声を張り上げて呼ぶ

私は はしごの五段目に上がったまま
はーい と こたえる

もう少しで この枝が終わるからね
小さな蕾を摘んで 大きな花を残す
良い林檎を  ....
自分が投稿したものたち、も底し木にしてやりましょう。

ポイントコメント欄ではなくて、本文をまずチェックしたましょ。

見直しスレば分るよな、打ち間違いや誤変換。

自分が投稿した言葉たち ....
みんなはやく おとなに
なろうね なぜって 
こどものころは だれでも
ひとことで せかいをほろぼす
ことばを しっているから
何を着てもかわいいよ
何も着てなくてもかわいいよ

何を捨ててもかわいいよ
何も捨てなくてもかわいいよ

何を食べてもかわいいよ
何も食べなくてもかわいいよ

何を残してもかわいいよ ....
カーテンの隙間から
ほほに落ちた
朝の雫

やっぱり明けない夜はなかった
無理やり今日をやり過ごせば
また夜は来るけれど
わたしがナミダチョキンを始めたのはいくつの時だったか。

納得がゆかぬことで父に叱られ泣いて、泣いた事でまた叱られもっと泣いて
その泣き方が悪いとまた叱られナミダ涙の悪循環。
いつしか泣いたら ....
君の名前はそこにあり
僕はその名を呼んでいる
風邪で寝込んだ病床の
上空遙か20mm

君の名前はそこにあり
僕はその名を呼んでいる
呼んでも呼んでも減らなくて
僕はその名を呼んでいる ....
カレーライスが食べたかった
あなたと通った高田馬場早稲田通り
夕食にはちょっと早すぎたけど
なにげにカレーライスが食べたくなった
あなたの好きな福神漬けをたっぷり乗せて
おひやをスプーンでか ....
瓜が実った
そう書いたのは何かのメタファーじゃない
気分
携帯電話が止まった
そう書いたのは何かのメタファーじゃない
惨め
そこに、常にある自分
それを綴るだけ
何か深い意味があるとす ....
  デパートの屋上にはパンダがたたずんでいて
  灰色の瞳で灰色の空を見ている
  100円を入れるとパンダは
  空を飛ぼうと動き始めた

  う゛ーんう゛ーんう゛ーんう゛ーん

   ....
世界のこのうつくしさを
どうして
うつくしい声でうたうことが
できるだろう?

しわがれ声でうたおう
だみ声でうたおう
つぶれた声で
泣き声でうたおう
ぼくらはきみのことばはしんじな ....
THANDER BIRDさんの自由詩おすすめリスト(577)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
十円ギャング風船ヤング- /N自由詩306-5-21
手につかず- 加藤泰清自由詩206-5-21
そろもん(ブルーデイの話)- みつべえ自由詩606-5-21
灰_Ⅱ- 木立 悟自由詩206-5-21
始発電車- ケンタロ ...自由詩206-5-21
海岸沿いを- 水在らあ ...自由詩8*06-5-21
ちかごろは- Tommy自由詩406-5-20
うたとしずく- 木立 悟自由詩506-5-20
夕闇のなか- Tommy自由詩206-5-20
「モハヤ・・・」- 広川 孝 ...自由詩206-5-20
(ワカレ)- 窪ワタル自由詩12*06-5-20
殺してください- 佐々宝砂自由詩4*06-5-20
- 茜幸美自由詩1*06-5-20
dancing_all_night- LEO自由詩9*06-5-20
イノチノオト- 松本 涼自由詩4*06-5-19
夜(雨と王国)- 木立 悟自由詩206-5-19
カルト- ayu-m自由詩206-5-19
寝返り- たもつ自由詩2106-5-19
武鯛の缶詰- あおば自由詩6*06-5-19
うまれたわけ- 砂木自由詩10*06-5-19
偽鍋奉行のお触れ書- 小池房枝自由詩6+*06-5-18
そろもん(禁呪の話)- みつべえ自由詩906-5-18
リカちゃん- アサリナ自由詩8*06-5-18
朝の雫- 茜幸美自由詩6*06-5-18
ナミダチョキン____- さくらほ自由詩13*06-5-18
君の名前はそこにあり- ピッピ自由詩5*06-5-18
カレーショップであなたに愛を告りたかった- 恋月 ぴ ...自由詩17*06-5-18
さばさばしてら、はは- 自由詩306-5-18
屋上パンダ- 紫乃自由詩4*06-5-18
しわがれ声で世界をうたえ- ZUZU自由詩2*06-5-17

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