すべてのおすすめ
歯を抜いてマイナス1
噛み合わない分
噛み合うところで負担して
馬力は8割か9割
失ったものは
帰ってこない
マイナス1のまま
工夫するしかない
マイナス1のことばかり気にかけ ....
素直さのない
夏の熱砂が残す灰、夜想曲の静かさで
降り積もる
森は、夏の温もりになごり
いつか 一つの季節を追いやる
季節風は海の果てに姿をけし
かけ違えられた犠牲の森の彩
見捨 ....
薔薇色の日々を与えてくれて
貴方には心からの感謝を
どうしようにも
憧れすぎて
私は貴方になりたかった
貴方が知りたくて
ボードレールを読んだ
それがきっかけで詩を書き始めた
....
ポエムはこういうタイトルでいいよね
ほっこりするから
せっかくのホリデーなのに
模試とか世の中狂ってる
昨日見た灰色のかわいいポケモン
名前はなんて言う ....
薄く白みがかった雲という雲の覆った、町でした、
ここはとても広く、狭く、
町と町は記号的に隔てられているだけだから、それは町という単位で、
あるいはそれぞれが固有の生き物のように、存在してい ....
行方不明になりたい
雪が降るだけで
明るい白になった
時々思うね
あの日
カーステレオから聞こえたグルーヴ
夏休みの初日
手のひらから溢れていく
意地悪 さよなら 憧れ
グループ 二人 一人 またそして
太陽 雨 自動販売機 コンビニのアイ ....
ピンポーン
玄関に出ると
大きな小包を抱えた
宅急便のお兄さん
実家から届いた
その箱を
玉手箱を開けるように
ワクワクしながら
開けると
なんだか
な ....
君を書かないよ
すでに詩なのだから
君を変えないよ
すでに風なのだから
君を思わないよ
できるわけがないじゃないか
今日も見上げるよ
空の白い雲のあたり
....
花びらちぎっってどうするの
あなたのその手の中の花
まだ 風の中で揺れていたかった
あなたの恋の行方とは関係のない命
なのに
花びらちぎってどうするの
命をちぎってど ....
あきらめろ
すべてを手放し、忘れ、消し去れ
空になった瞬間
願いは叶う
あきらめるな
あと、一歩、足を伸ばせ
その1ミリ近づいた瞬間
夢がカタチになる
あきらめろ あきらめ ....
秋は夕暮れ
まだまだ明るいと思っていたら
もう空が赤黒くなって
夜はすぐそこ
夜を待ちきれない星が
うっすら顔を出し
月は黄色い光をたたえる
鈴虫が鳴けば
冷やりとした風が吹き ....
もうすぐ冬が来て
冷たい空気が肺の中に
幾つも部屋を作る
秘密を抱えたような
答えを出さないような
そんな曖昧なままの熱が
何故か心地よくて
目覚めた朝に頬擦りをした
靴下みた ....
初めて触れた
それだけでわかった
無垢なところ
君は特別
光を宿してる
その笑顔を
生み出したとき
瞬いて
泣き出したとき
きらり流れたよ
君から受け取ったもの
たくさん
....
平日の遊園地は
あなたの名前なのに
石鹸の金魚は泡になった
トウキビのような匂い
私小説ばかり書いている友人が
家に遊びに来たことがある
余白はどうしているのか聞くと
その問 ....
夢の
蝶が飛ぶ
ひらひらと風に揺られて
悲しいことを
忘れる鱗粉を撒く
夢の蝶が飛ぶ
ふわりひわりと
懐かしいあのひとの
笑顔を思い出す
ひかりの中で
わたしたちは
踊ってる ....
午前4時215分かえるに混ざって
スズメの声を確かに聞いた
隣家のだえかは壁を蹴ったか
3分後には車の音も
走り去った
誰を何を載せて
さよならよりも永遠の 気が ....
責任取ってくれる~?
と聞かれてあまり意味が分からなく
あ、これはプロポーズだったのだと
しかし性交渉があったわけでもない
僕はとんちんかんな答えをした
己の人生の責任を取るのは己だ ....
Aさんは
ぼくよりいくつか歳上の事務員さん。
あれもこれも
うまくできないこのポンコツを、
見放さないでいてくれる。
「こうした方がいいですよ」と、
さりげなくアドバイスをくれる。 ....
山菜採りに出かけた人が
自称詩人に襲われるという事件が
多発している
自称詩人に襲われた人は
みんな両手両足を縛られた状態で
一昼夜自作の自称詩を
耳元で聴かせ続けられるため
精神がおか ....
朝、生乾きの道路に
落ちていた煙草の吸い殻
よくわからない
あまりわかりたくないんだ
餃子だって大皿の上
レモン水の小水
うかうかしていたら
たまらなかった
かたまり魂の薄目をあけてさ ....
朝の空気が変わった
目覚めるとついつい毛布をかぶってしまう
いつの間にこんなに寒くなった
連絡もなしで冷やさないで
太陽の光がすきまから差し込む
葉につた ....
裁判所からの帰り、
そろそろ終わりにしてもいいと言われ、
――
1
雲が浮き上がっていく、氷の映る場所は、どこも陸の孤島で、
階段を上るごとに、足音が暖かく身体を包んでいく、
雪が ....
その先を
私は知らない
すべはなく
ひち用もない
ただ
走るんだ
瞬
だけを視て
白旗を
売りたがる輩が
蔓延っているこの
界隈に
駆け抜けるんだ
舜
だけを見て
....
帰り道
ずっと今日のことを頭に巡らせた
君が差し出した手を
ギュッと握った
君は握ることなく
差し出したまま
思い切り握ってしまったことが
良くなかったのではないかとか
でも手を差し出 ....
漆黒の闇の中
彷徨う私の魂
右にふれ
左に戻り
上に上がれば
下がる
止まることはなく
揺れ続ける
息の音だけが
体の中を虚しく
無音に ....
人間になり損なったピノッキオは
流されて海へ出た
潮の流れにぐるぐると頭の向きを変えられ
漂う彼を波が見つけて粉々に打ち砕いた
コ
ナゴ
ナニ ウ ....
*
金魚の色を掬うように、
未来の匂いを言葉で掬う、
ディスプレイには光る女の子が映っている。
彼女が衛星から静かに送られてきたことを、
僕は知っている。
*
孤独な宇宙に、
詩は ....
透明な空気は澄みきり、どこまでも清々に
ぼくの体の中のゴミを洗い流す
落下する水流が演ずる水音に
ぼくの頭の中の垢が細かく砕け散る
水落ちるたびに生まれる泡は跡形もなく消え ....
君はその存在だけで
僕を夢中にさせる
誰もできないことを
ひとりでやってのける
そして破天荒さ
真似したくても無理だ
唯一無二の存在
憧れは止まらない
惹きつけられっぱなし
....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17