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しかし、タバコのカートンってのは何でこうも開封し難いんだろうね。
大人に限定されてるからか?
それともイライラさせて、タバコを早く消費させようってそんな魂胆か?

いや、じゃあ、さっき開けよう ....
外の気温と比較して店内は暑すぎる。
間違って頼んだホットのカフェ・オレも、
吐き出さずに飲み込んだ大げさな言葉たちも。

それが冷めるまで僕は彼女達を眺めた。

フレアミニの膝上スカート、 ....
教えてくれ。
この林檎が纏う紅(くれない)、それは僕の瞳を焼く。
君の瞳にも、同じ炎が宿っているのか。
あるいはーー君は澄んだ宇宙(そら)を見ているのか。

かもしれない。結局同じでしょ。
 ....
冷えた空気はツンとして瞳を潤ませた。
悴んだ手を暖めるために
両手を顔の前に持っていった君は
まるで泣いているように見えて。
抱きしめて慰めた。

そんな夢を見た。
泣いていたのは僕だっ ....
子どもの濡れた髪を無造作に拭き上げる
「ボールについた公園のサラダをキレイにしている」
そう言って黙らせる。

大きくなったと自慢するから
「俺より大きくなったらピコピコハンマーで叩いて縮ま ....
あの子、またブロッコリー残したから、持っていって。

いらねーよ、野菜なんか。こっちは体力勝負なんだよ。

あんたが好きな動画でも言ってる。
彩り、大事でしょ、コレだけ入れといてあげる。
 ....
こうやって毎日弁当持参してるでしょ、稼ぎが少ないから。

まあ、あるモノ詰めてるだけなんですけど。
そうすると見ちゃうんですよ、「バズ弁当」とか「毎日これでイイ」とか、そんなやつ。

大抵下 ....
嫌になった
「僕はコレ」と言いたく無くて
「彼はアレ」と言われたい

そんな風にブルースのリズムで歌って、
缶ビールを吹き出させながら流し込む ははーん

ほんとーは歌っていないしー
 ....
よく映る眼鏡には天井が写っている。
蛍光灯、その揺れる明滅さえも鮮明に。

同時にズボンの裾、
そこから伸びる靴もよく見える。
ぶつかって、摩耗したその先端の毛羽立ちさえ。

今日見る夢 ....
華やいだ街を舌打ちしながら通り抜けた。
赤いミニスカートも白いポンポンが付いた帽子ももううんざりだ。

静寂に辿り着いても、それは安穏ではない。
僕は見つかってはいけない。

爪先で歩いて ....
陽は少し高く登り、白さが緩み始める
まだ静かな住宅街を歩いていく
土手を登って見えるのは広く穏やかな河川だ。

「川と言えばこんな感じだろ?」
買い替えた自転車の試し乗りには遠すぎるサイクリ ....
積もることのなかった雪のせいか、
風景はあの日の朝を思わせた。

空気は冷たく、地面はツルンとして見える。
吸い込んだ息は、鼻をツンと刺して痛くする。
そうして流れた涙は生理的現象だ。

 ....
神様は宇宙にいる。
そう聞いて、二階にのぼり、屋根にも登った。
ビルの屋上、山の頂、飛行機にも乗った。
そうして、できるだけ近くで祈った。

だけど、ロケットには乗らなかった。
いつか乗っ ....
無数の足音が、不規則に並ぶ。
どれが自分のものなのか、
問うことに、意味もない。

流れ、仕分けられるように
ゲートをくぐり、
乾いた機械音に安堵を求める。
それは大衆の安堵だ。

 ....
大小様々な硝子に反射した朝日
何処からか集まってくる多種多様な人々

誰が何処に行くのか、
何をするのか、
その予測不可能性。

黙々とゲートをくぐり、列を作る。
そのまま同じ方向に進 ....
新しく買ったカップには、
海が描かれてる。

これはイルカかな?
ーーああ、残念。シャチだった。

皆楽しそうに泳いでるね。
ーーそうでもないか。
  食べたり、食べられたりするんだろ ....
閉じた目は漏れる朝日を見ている。
そう、始まりが来たのを知っているんだ。
意識は閉じたふりをする。
虚無が訪れたのを悟っているから。

目玉焼きの爆ぜる音、白味噌が甘い香りを漂わせたら…
 ....
君を思い出したくないんだ。

「寒いんだから良いじゃん」
腕を絡ませて、もたれるように歩く。
寝返りも打てない距離で眠る。

散髪(美容院?)に行って、
髪がないと騒いだり、
風呂場の ....
体ほどもある真白な画用紙。
指先ほどの6色クレヨン。
そいつで幾つも石を積み上げていく。

色を変え、形を変え、飽きもせず。

賽の河原みたいだね。
ーー違うよ、お城だよ。

できた ....
誰かの暮らしが灯る
中途半端な暗闇を眺めていた。
それは突然眩むほどの灯りをたたえて
あっという間に通り過ぎた。

一瞬見えた、ただ白さだけが広がる空間。
崩れていく風景の中で、浮かび上が ....
終末に、荷物はいらない。
僕も、君も、後悔もーー
わずかに残した喜びさえも。

すべてが消え、
漂う自己さえ認識できないその世界で、
すべてが混じって、黒になる。
僕は僕に解けない問題を出して、
髪の毛を掻き毟って、頭を抱えさせる。

たとえばこんな声がする。
「君は誰?」
「どこから来たの?」
「偽物って何?」
「本物はどこにある?」

「君 ....
時間の叫びの中にいるせいで
目が眩んでいる。

手足は地面に吸い寄せられ
すべてが重くなっていく。
ぼやけた視界に映るものたちは
重力に耐えきれない為か、
叫びから逃れる為か、
ただ静 ....
少しずつ景色は冷えていく。
眺めた窓から見える景色は
徐々に白く靄がかったように曖昧になる。

凍えるような街の空気に
誰もが逃げ出そうとしている。
彼等は何処に向かうんだろう?

そ ....
君の黒と見紛う蒼に、
僕は何処までも沈んでいった。
君と同じ色しかない世界。
音さえもゴウゴウと沈んでいく。

思い出せ。
宇宙(そら)を見通すような青を。
彼方まで続く陽光の一筋を。
 ....
二人ベットで退屈なニュースを見てる。

「腕枕した手が痺れるのは、
ハネムーン症候群っていうんだぜ。」

君はそっけない返事、頭をどける気配もない。
ニュースは温暖化現象の話題。
コメン ....
僕の髪は癖っ毛だ。
手入れもしないから、キューティクルもなくうねり、
絡み、解けることなく、摩耗して千切れる。

だからという訳では無いが、
君のウェーブがかった髪が好きだった。
退屈そう ....
自分でも信じられないけど、
もう家には帰りたくないんだよ。

君には信じられないかも知れないけど。
この狭くて汚い部屋が、
君が帰ってくる場所だと信じてるんだ。
惨めたらしくね。

今 ....
後悔する事はたくさんあって、
自分の存在、それそのものが下らないと感じる。

自分にできたのは、児戯に等しい、愚にもつかない事ばかりだ。

たくさんの人で混み合った空間を孤独に感じる。
存 ....
君がいなくなった部屋で

休む為に独り体を横たえる。
孤独の為に体を横たえる。
どちらが本当か確かめに行く。
弥生陽さんの泡沫の僕さんおすすめリスト(32)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
プラッチック包装- 泡沫の僕自由詩426-1-26
聞いてるよ- 泡沫の僕自由詩2*26-1-21
コーヒーショップにて- 泡沫の僕自由詩126-1-19
泣いていない- 泡沫の僕自由詩226-1-14
公園サラダ- 泡沫の僕自由詩226-1-14
彩り- 泡沫の僕自由詩3*26-1-7
ブロッコリー- 泡沫の僕自由詩4*26-1-7
アレコレ- 泡沫の僕自由詩326-1-6
ローグライト- 泡沫の僕自由詩126-1-5
プレゼント- 泡沫の僕自由詩325-12-24
試運転にはいい寒さだ- 泡沫の僕自由詩325-11-24
未明に初雪が降った朝- 泡沫の僕自由詩325-11-20
並べて世はこともなし- 泡沫の僕自由詩225-11-18
朝のエントロピー- 泡沫の僕自由詩425-11-16
朝の景色の無秩序- 泡沫の僕自由詩225-11-13
カップの海に空いた穴- 泡沫の僕自由詩225-11-12
目覚まし時計- 泡沫の僕自由詩325-11-10
改稿_君が投稿してくれと請うたから- 泡沫の僕自由詩6*25-11-9
祈りの城- 泡沫の僕自由詩625-11-8
白に転がる- 泡沫の僕自由詩325-11-7
純度の高い黒に- 泡沫の僕自由詩425-11-5
目を閉じるまで- 泡沫の僕自由詩425-11-4
叫びの中で沈むーー彼岸のスキップ- 泡沫の僕自由詩425-11-2
静脈から降る雪- 泡沫の僕自由詩425-10-29
深青- 泡沫の僕自由詩225-10-27
光合成- 泡沫の僕自由詩425-10-22
窓辺- 泡沫の僕自由詩225-10-21
君の残響- 泡沫の僕自由詩525-10-20
ホッブズ?- 泡沫の僕自由詩125-10-19
まったく無意味だ- 泡沫の僕自由詩225-10-19

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