理とは何ぞや
ことわりとは何ぞや
運命とは何ぞや
業とは何ぞや

生きていくための
最高の法を求めて

私は行く
哀しみに負けない自分で
私は行く
独りになろうとも
運命を叩き ....
実家の方角から、炊き込みご飯の炊ける薫りのしたような。
晩秋の寂しそうな母の背が、硬い根菜を刻んでいたような。
失礼します。管理人の片野です。
本文の入力テストです。
ずっこけて、転がって、這いつくばっては
立ち上がり(瞳はぎらりと、ぎらつかせ)
またずっこけて、膝擦りむいて、血糊を
なめ、それでもまだ夢を見て、今宵の夢
を見たくて ―この世界に恋がしたくて ....
あなたとの糸が終わった冬の服


正しくはないけど楽しかった日々


空っぽな瞳の奥の海になる
昼間には昼間の魅力がある
夜は夜の魅力に逢える

星がはっきり見える
都会で暮らしていれば
星の存在すら忘れてしまう

夜が待ち遠しい
都会での生活は止めて
田舎暮らしに変えて良かっ ....
詩を書くにはあまりにリアリストだった

この世を憂うなら
朝7時半の勤労前
誰かの仕事に文句を言ってた

知らない誰かを恨むなら
あきらめるんだ
損得勘定の感情で
切って捨てた知らな ....
とても間違った言いまわしが
ひとに伝わってしまったとしても

とてもお気に入りの財布が
型崩れしていくように
しょうがないことだ

人はエンジンのまわる間は
やすみなく動き廻って

 ....
あの手この手を駆使し
時間にしてほぼ二時間
ぼくは自分がいかにこれまで我慢してきたかを伝える
君は自分もあなたと同じだけ我慢してきたとさらりという
ぼくはこれでもかというくらいほとんど全身全霊 ....
ため息と
その貧しい倫理の置きどころ

この思いをなんと呼べばいい
詩人のみんな

だって
みんなが
すでにしていることが
ぼくがこれから
しようと願うコトだもの

どこにも
 ....
総理在位最長記録達成記念

 たとえば「アベノオムツ」

なんていいんじゃないか

なんてね

最後の最後まで

いいかげんな政治屋でした








 ....
 表と言われるものが存在していれば

 裏がある

 表を盾として

 楽々とのびのび存在している

 裏を突く
 
 裏を読む

 表からの攻撃も楽々とやり過ごし

 ....
我家のせせこましい厠(INAX,2017製)で用を足しながら考えた。今まで一体どれ位のオシッコを流してきたのかと。何トン、いや何十トン?詳細は無論不明だが、まあ、それはとにかく凄いことに相違 .... 気がつくと
またちんちんをさわっているよ
さみしいからだろうよ
何がさみしいかというと
あらゆる人の記憶から
おのれを消し去ってしまいたいから


あらゆる人の記憶から
消え去ったあ ....
考えても仕方の無いことを
考えても仕方が無いのだが 考えてしまう


考えて書けってなんだ


書くことは常に
考えの外に在るのだ







 ....
私の対内で血が騒ぎ立ててる

うるさい!
煩い!
五月蝿い!

静かにしろ!
お前らに何が解るんだ!
何が出来るんだ?

血液が四十二度を超えたら
その細胞は死滅するらしい

 ....
大きな山だった
立ちはだかったまま青く動かないで
汚れたままの靴と
広くて深い空
その空に追突していった
ま白い鳥が
置いていった羽をくるくるもてあそびながら
雲の上や切れ間を流れる風に ....
まず、南部風鈴の音色がある。それから、木のまな板をリズミカルにたたくステンレス製包丁の軽快音。スリッパの薄っぺならビニール底が台所の床の上でぺたぺたと笑う声。朝焼けのなか、小刻みに振動する洗濯乾燥機は .... 産まれたばかりは
眠っているか泣いてばかりいた

産まれてばかりも
夢を見るのか
見ないのか

記憶は何もない
まるで
無感覚か無意識の
暗闇だったから

誰かに
何者かに
 ....
日暮れ前
誰も彼もが瞑り合掌し
高く掲げた花
   賜りものか捧げものか



            《2020年7月26日》
夜はいい

家人がめくる新聞紙の音
県道を走るオートバイ
二件むこうの玄関ベル
ナツメ電球のだいだい色

夜はいい

電気の下のアイロン台
扇風機の弱
並んだい草のスリッパ
蚊 ....
  

海のいきものになる
瑠璃色のひかりでいきると
遠くの錆びたレールから
らいせ、らいせ、と響く合の間

間違っていた事なり
理由の答えられない境界線
無ではない君の宇宙

 ....
全部あきらめた
と嘯きながら
いくつものことを忘れてきた
(つもり)
甘いのか、苦いのか



{引用=即興ゴルコンダ より、お題は たばすこ氏}
星屑のそれこそ屑だらけの海を泳いで
ようやく海から這い出たような
じんわり、と、重い。
私を裏返してでてきたものを
両手でかき集めて
ひとつひとつ灯の光に透かして見てみると
とてもきれいで ....
毒があるんです そういって
その花は泣いた
拭っても洗い落としても 
緑の茎を伝う紫の雫
花びらの裏側に
にじみ出てくる薄暗い素性
どうしても許せないという
戸惑い 悩み
毒などない振 ....
不条理な場面に引っ掛けられ
怒りに駆られ足掻いたら
余計不条理な沼に引き摺り込まれた
泥沼、ドツボというやつだ
晴れない濡れ衣を着せられて
反射的に手を出して
いつも馬鹿を見るのはこの自分 ....
夜の間に翻訳した天球からの言語

「刹那の希望」
「刹那の絶望」
「修羅の光」
「修羅の闇」
「狂おしく」
「激しく迎えよ」
「その時を」
「金色の柱が屹立する」
「螺旋の龍が発す ....
{引用=とある一}
――――――それは
俯く若葉のこらえきれない涙
朝には珠となり蜘蛛の糸を光で撓め
――――――それを
誰が量ったか
人も地も飲み切れず地も人も飲み込むほどに

問う ....
痴ほう症と呼ぶのは偏見を生む
から
認知症になって定着した

不良少年の不良は
欠陥品になってしまうから
非行少年と呼ばれるようになった

浮気が
不倫に格上げされて
罪悪感と背徳 ....
雨が多かった
今年の梅雨は長かった

梅雨は明けた
心のもやもやは消えて
夏本番を喜んでいる

湿気は多いけれど
梅雨ほどではない

梅雨は明けた
視野が開けたように
眩い世界 ....
足立らどみさんのおすすめリスト(1754)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 渡辺亘自由詩320-11-2
炊き込みご飯- クーヘン自由詩12*20-11-1
投稿テスト- 片野晃司散文(批評 ...1*20-10-30
詩人達の夜- 服部 剛自由詩720-9-20
日々になる- 水宮うみ川柳3*20-9-19
夜が待ち遠しい- 夏川ゆう自由詩220-9-19
詩を書くにはあまりにリアリストだった- えこ自由詩3*20-9-18
むき甘栗食べながら書いているのでごめんなさい- 梅昆布茶自由詩1120-9-6
鈴虫- 道草次郎自由詩6*20-9-6
ため息と- 道草次郎自由詩4*20-9-5
悪政の一応終焉- ナンモナ ...自由詩4+*20-8-28
表裏- 佐白光自由詩1*20-8-15
晩方考えた事- 道草次郎散文(批評 ...2*20-8-15
またちんちんをさわっているよ- はだいろ自由詩920-8-14
ノート(考え)- 木立 悟自由詩520-8-14
即興詩人- こたきひ ...自由詩220-8-14
手探りで- ふるる自由詩8*20-8-13
朝と音のための覚え書- 道草次郎自由詩3*20-8-12
思い出の中で記憶が揺れるのか_記憶の中で思い出が揺れるのか- こたきひ ...自由詩120-7-31
ねむの木- ただのみ ...自由詩2*20-7-26
夜はいい- 道草次郎自由詩220-7-24
ウルトラマリン- AB(な ...自由詩5*20-7-24
ネガティブショコラ- AB(な ...自由詩3*20-7-15
遠泳- ねこ(ki)自由詩12+20-7-13
毒のある花- Lucy自由詩9*20-7-11
トラブル- ひだかた ...自由詩320-7-11
夜の間に翻訳した天球からの言語- ジム・プ ...自由詩2*20-7-11
とある二編- ただのみ ...自由詩5*20-7-11
言葉を- こたきひ ...自由詩120-7-11
梅雨は明けた- 夏川ゆう自由詩220-7-11

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