私はまだ鬼なのか。
負いかければあなたは逃げるのか。
何をしても掴まらないから、
あなたが鬼となり私を追うこともなし。
そもそもゲームはまだ続いているのか。
広い広すぎる荒野で立ち尽くす。
 ....
ひらかれたまま
あつめていく
私に似たものを
私に似ていないものを
あつめて
もやして
ふたたび解き放つ
それらはすべて
私ではないもの
それでいて
私をかたちづくるもの
すでに ....
飛び込む奴だけが悪いわけじゃねえぞ、JR!
こんだけ頻繁に死んでんのに
何の対策もせずに
放置しているお前らも同罪だ!
しかもホームアナウンスの不細工な女が
「人身事故で大幅に遅れておりまー ....
君のほっぺた、むにむに、君の太もも、むにむに。
君のむにむに、君だけのむにむに、唯一無二無二。
情報化時代がもたらす
いわれなき中傷に
ひたすら耐えてきた
可愛い見た目にも
関わらず
食材にされた上
未知のウイルスの原因とされた
この私の無念が
お前に分かるか!

いよいよ
 ....
「あの美しい富士山のてっぺんに
 円盤を停めるのも悪くないなぁ」
「はい、隊長」
「よーし、我々宇宙人の征服作戦は
 まずあの日本から開始する
 おい、資料を見せてくれ」
「はい、隊長」
 ....
今日の別れが
永遠のさようならに
なるのかもしれない
そんな思いが過るので

玄関の外に出て
あなたはそんなにも
手を振るのだ

今日の別れが
最後になるはずがないという根拠など
 ....
今日に負けたなら
昨日に戻ればいい
明日に負けたなら
今日に戻ればいい
未来は一方通行じゃない
新月の夜。

自分の過去生が思い浮かんだ。

牧草地で羊の数数える仕事してた。

未開の地は、平和だと思われるだろうが、お隣さんや家族に気をつかったりとあなた方現代人と何も変わらない。
 ....
怖いものの先に
見えないものの先に

きみの求める何かがある
きみの探している何かがある

だから向こう見ずになってご覧
或る作家が書いたように
見るまえに跳んでご覧

その何かと ....
アリバイは、崩れない、

紙飛行機は、落ちていた。

雪だるまが、崩れていた、

見渡す限り、雪景色。

お正月の、少し寂しい

公園に行って、冬空をみた。

あとで、 ....
  あけおめ
  ことよろ
  ころころ
  ひらがな
  そろそろ
  ひらかな
  かのえの
  ねずみの
  ぞろぞろ
  こうしん
  りせっと
  はっしん

シマ ....
人生は川のようで、

いつしか大海に合流していく。

神とひとつになれるのなら、自由など何の問題にもならない。

真の楽しみは、楽しみを超えたところにある。

悟りとは、自分が好きなこ ....
さだめなき世に
年古りて
なにひとつ
新しくもない
年がまたくる

十二月
三十一日
午後十一時
五十九分
五十と
五秒

冬の雨が
雪にかはり

廃屋の時計が ....
私、
幸せな人に
会いに行って
その、
なんでもなかった事柄
問い詰めるのも
やめにした
手をあわせてお祈りした
私、
幸せな人の幸せな
笑顔が
その体現が
うまくいっているの ....
のんだくれ男とやさぐれ女
とぎすまされた場所にはそぐわない

だれも無関心のふりの都会で
新宿で乗り降りするほどの乗客

手を繋ぎたい天使が裏帳簿に記帳されて
探している煙草は違ったポケ ....
 何者かになりたかった。
 でも自分には無理だと見限った私がいた。
 夢を見るには心が老いていた。
 夢を見ることを捨てた私の後ろ髪を、夢を見たかった私が引張る。
 私はいつまでも未来に生きら ....
子供が
空を飛んでいた
いや
飛んでいたというよりは
屋根から滑空していた
大きなカマキリに似た生き物を背中に乗せ

そこから記憶はなく、始まりは窓を開けていた

家庭用プリンタから ....
特別支援学校に通う
息子が二年生の
ある夜
初めて妻に打ち明けた

ダウン症告知のあの日以来
息子について後ろ向きなことは
もう決して言うまいと
心に決めていたことを

語らう夫婦 ....
16才にして頂点を極め
17才の今
既に全盛期を過ぎたと言われる

そんな厳しい世界がある一方
生まれてからずっと下降線で
19才で自称詩人となって
マイナス側に突き抜けて以降
まった ....
歌手のYさんに似てるって
言われる度に思う
ボクは違法コピーなのかも
相手が有名なだけで終身刑

考え方が課長に似てるって
言われる度に思う
ボクは違法コピーなのかも
相手が有能なだけ ....
石炭がダメなんだってよ
石油だって似たようなもんだろ
つまり原子力しかないわけだ
だから小泉"何となくクリステル"進次郎は
「これからの日本の電力は
100%原子力で賄い ....
 夜の延長線上にある朝に聴くコルトレーン。
 時間をさかのぼると見事に夜へとつながっている。
 今この時までの道程に私は立ち尽くしていた。
 時計だけは正確に過ぎ行く時間を刻んでいる。
 ....
羊を起こさないように羊羮を切り分ける。
息を殺し、ゆゅぅっっくぅり、刃を入れる。
「ゆ」という平仮名は魚の形に似ている
銭湯の暖簾は、人がくぐるとはらりと泳ぐ
現代詩は詩なのか さあ、人生の夏期講習の始まりだ
あたらしい明日をアップロードしよう
ともに手に手をとって
苦し紛れの人生ではなく
惰性でもなく
生きていこう

そらは藍色コンクリートは人生の灰色
ねえ ....
いささか崩れた螺旋の軌道を半睡の水晶体の転がりで追いかけながら、その夜に貪り倒す空虚の後味は渇望の挙句の死体みたいで、仰向けの俺は小さなライトの光を世界の真理のように見つめている、ヘヴィ・メタルは .... 旅に予想外はつきもので
おどろかないってのは無理な話でも
おどろかないフリを
演じる役者でいたい

遠い旅先の雲の中を
突き進む
空の機内で思う

――友よ、願わくば
  日々の旅 ....
上司にパワハラを受け被害者然としていた人が
自分の部下にパワハラをしている

加害者の時は自覚できない
悪いのは常に他者だから

人を傷つけたってわからない
原因は常に相手にあるから
 ....
足立らどみさんのおすすめリスト(1754)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
悩み。- 杏っ子自由詩120-2-16
詞華集- 岡部淳太 ...自由詩8*20-2-9
飛び込まれる側の責任- 花形新次自由詩220-2-4
むにむに- クーヘン自由詩7*20-2-2
ハクビシンではなく- 花形新次自由詩120-1-28
銀行振込日本征服作戦- イオン自由詩2*20-1-11
今日の別れが- Lucy自由詩3*20-1-10
さきのこと- リィ自由詩5*20-1-10
シヴァラートリー- viraj自由詩120-1-5
答え- HAL自由詩7*20-1-5
お正月- 秋葉竹自由詩9*20-1-3
わたしは、ここに居ます。/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...自由詩2+*20-1-2
生まれてきて幸福でした。- viraj自由詩220-1-1
行く年くる年- 石村自由詩11+*20-1-1
ハッピーニューイヤー- 這 いず ...自由詩219-12-26
のんだくれ- 梅昆布茶自由詩1319-12-24
選択- 中原馨自由詩119-12-23
重力に影響を及ぼすほど空気の成分が違う星- Seia自由詩319-12-23
言葉のボール- 服部 剛自由詩319-12-19
ザギトワ- 花形新次自由詩519-12-19
違法コピー- イオン自由詩2*19-12-15
我々は原子力発電を推進します- 花形新次自由詩3+19-12-12
グッドバイ- メープル ...自由詩6*19-12-10
羊羮- クーヘン自由詩4*19-12-8
- 水宮うみ自由詩2*19-12-5
現代詩- 丘白月自由詩219-12-1
人生の夏期講習- 文学特攻 ...自由詩119-8-1
本能と理性の境界のあいまいな場所から- ホロウ・ ...自由詩2*19-7-7
Good_Luck- 服部 剛自由詩319-7-6
正義はいつも自分にあるから- Lucy自由詩3*19-7-6

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