愛してる
愛してる
愛してる

なぁんだ
いくらでも言える
意味さえ考えなきゃね

愛してるよ
これから帰る
でも、待たなくていいよ
帰り道が分らないんだ

電車を待って ....
月が綺麗ですね

あまりにも綺麗なので齧ってしまいました

すると口いっぱいに恋の味がひろがりました

あれは月ではなくて檸檬でした

あなたは檸檬を爆弾とおっしゃってましたね

 ....
サワラ     甘やかなピアノのメロディ
赤貝      血潮の香り鼻を刺す
はた      深く広がるハーモニー
つぶ貝     彼方を噛みしめる
えんがわ    脳内麻薬
シンコ   ....
鳴き声が障る

テレビの音量が障る

夕方 食事の準備をするか 外の洗濯物を取り込むか
どちらを先に行うか迷う容量空きのない思考が 障る
SDなんて持っていない 機械なんて障れない ....
白く浮かんだ中秋の名月は
連想
思いが最高潮に達したカタチ

欠けたまま揺れる僕の心は
満月の日から三日月が崩れ落ちた
名前も付かない歪なカタチ

欠片は引き潮の頃から彼方地球の
 ....
わたし ほんとは
エビフライ食べれないんだよ
アレルギーとかじゃないけど
嫌いなだけだよ
食いしん坊だけど
嫌いなものもちゃんとあるよ

わたし ほんとは
君のこと大事にしてい ....
金属光沢を放つ 一枚の直方体が
荒野に立っている 寒風が吹き抜ける
怒りに任せて 猿人が草食動物の大腿骨を打ち下ろす
粉々に砕けて 寒風に散る頭蓋骨


叫びは 直方体に反響して 増幅 ....
心と頭脳と身体を駆使して
バッハを聴け
底に何が密んでいるのだろう

構造物と繊細と巨大な挑戦の鬩ぎ合いのさなかに
かいま見た天国と地獄

彼はその指先と耳の神経を旋律のなかにあるものを ....
眠れない夜には 僕とお話しようよ
季節の風に乗って眠気が近づいてくる

声が出せなくなったら聞いているだけでいい
羊が長い旅をする物語がいいかな
それとも宇宙が丸い理由でも話そうか

君 ....
きゅうりとか河童の肉を巻いてますあした天気になりますように 僕は何を怖がって
視線を落とし街を歩くの?
向こう岸へ
向こう岸へ
そんな所に君はいないから

僕は一体何に怯えて
光ある方へ流れるの?
知らない世界が見たいだけ
知らない景 ....
星空にふる雨

地に眠る歓喜

引き寄せあう結晶が

ハレルヤ
一筋の嘆き

君は明日を笑う
砂象の怒り
食べつくせない果実

振り返ると渦を挑発し
いつまでも感情は ....
舐めたら甘い三日月
抱きしめて欲しくなる

満月でも新月でも
抱きしめて欲しくなる きっと


 シンデレラの赤い部屋
 ガラスの靴を脱ぎ捨てて
 七色の声のABC
 ウインクで魔 ....
夜空でフラミンゴが歌いながら
右足を差し出すとき
月影は大地をそっと染めながら
ガラパゴスウミガメは
まるで天球を月が
動く速さでゆったり
未来へと歩みを確かめる

  *

夢の ....
葛餅をひとつ買いたる小さき手 写経して臨みたる百物語 さっきまで男だったスカートで胡座 オスの人魚だから見せない どこかから怒鳴り声が聞こえる
悲鳴でないだけ良いのかもしれない



灰色の恐怖 圧迫感
その あまりに巨大で
要塞のような塊は
視界から見切れてしまう
圧倒的な質量の、壁
 ....
頬つたう涙の重さは何グラム?

泣いても泣いても軽くならない心
君の取扱説明書

注意書きに

愛だけじゃ動きませんのメッセージ
電車乗り継いで海へ
ロング缶のビールを半分こして歩く
夏の終わり もう秋かな

はじめて手を繋いだのはいつだったかな
はじめてのキスはコーヒーの味がした
ふたりだけの世界だった

 ね ....
コスモスは頭が重いので
ふらふらしながらたっています

彼岸花は
視線が痛いので
ぴりぴりとんがって咲いています

風は平等に
ふいています

花にも
わたしにも
あなたのピアノは氷のように
わたしの胸を貫くの
どんなに謝っても
膝まづいても
許してはくれない
わかっているのに
立ち去れないわたし
そろそろ
滲む街の灯りがわたしを冷たく包む時間が ....
あの日に近づく合図は
金木犀が香ること

最近よく見る夢は
ブラックコーヒーに
溺れてゆく私

角型よりも
山型の食パンが好き

通学電車でおしくらまんじゅう

数学の ....
「いらっしゃいませ、こんにちは」

こんにちは 尻文字マンです。

「店内でお召し上がりでしょうか?」

わたしは尻文字マン。
店内でお召し上がりです。
チーズバーガーをくださ ....
かくれんぼ誰も探しにこないのねやけに激しい風が吹いてる フラれた 月曜日の女にフラれた
週刊少年ジャンプのせいでフラれた
最近はONE PIECEしか読まないようになっていたのに

フラれた 火曜日の女にフラれた
踊るさんま御殿のせいでフラれた
 ....
バーカバーカと書いた尻文字に欲情されている 剥ぎたい

もしくは

突破したい

 この皮を削ぎ落として生まれ変わりたいくらい

 直立不動に酔いたい

  頼もしかった諸刃を振り回していた鏡の世界に

  会い ....
たけしさんのおすすめリスト(610)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
愛の通過駅- ひさし自由詩415-9-29
月は檸檬ですね- 北大路京 ...自由詩1615-9-29
寿司- レタス自由詩615-9-28
障る- 朝焼彩茜 ...自由詩18*15-9-28
欠けた月光- 凍月自由詩3*15-9-27
ほんとは- 瑞海自由詩5*15-9-26
名辞以前- 藤原絵理 ...自由詩5*15-9-26
神曲- レタス自由詩2*15-9-25
眠れない夜には僕とお話しようよ- 北大路京 ...自由詩7+15-9-25
きゅうりとか河童の肉を巻いてますあした天気になりますように- 北大路京 ...短歌315-9-25
夜の街_僕を消して- 凍月自由詩6*15-9-25
無題- アラガイ ...自由詩13*15-9-25
シンデレラの赤い部屋- 北大路京 ...自由詩715-9-24
ちょうど動物園の夜空で- りゅうの ...自由詩18*15-9-24
葛餅をひとつ買いたる小さき手- 北大路京 ...俳句215-9-24
写経して臨みたる百物語- 北大路京 ...俳句215-9-24
さっきまで男だったスカートで胡座- 北大路京 ...自由詩115-9-24
オスの人魚だから見せない- 北大路京 ...自由詩215-9-24
コンクリートに殺される- 凍月自由詩3*15-9-24
頬つたう涙の重さは何グラム?- 北大路京 ...自由詩215-9-23
君の取扱説明書- 北大路京 ...自由詩615-9-23
そばにいてくれるだけでいいからなんて嘘- 北大路京 ...自由詩515-9-23
風の中- 朧月自由詩515-9-23
夜の街角- レタス自由詩215-9-22
あの日になったら- 瑞海自由詩6*15-9-22
尻文字マン、ハンバーガーショップへ行くの巻- 北大路京 ...自由詩315-9-22
かくれんぼ誰も探しにこないのねやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌515-9-22
月火水木愛されたい_金土日も愛されたい- 北大路京 ...自由詩515-9-22
バーカバーカと書いた尻文字に欲情されている- 北大路京 ...自由詩215-9-22
痛い思考~神秘と現実- 朝焼彩茜 ...自由詩12*15-9-22

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21