160106

どういうわけか唯一神のイスラム教の
シーア派とスンニ派は仲が悪いことがある
圧倒的少数派のシーア派は何処の誰にでも
仕合わせをもたらすような普遍性を追求 ....
蝙蝠の化身である彼は
愛を彷徨い暮れなずむ空を彷徨った
恋に疲れた女を探しては
唇を求め
彼は女の舌を溶かし
タンゴを踊り
優しく抱き締める

彼は刹那に鋭く細い牙で
女の首筋に刃を ....
互いを忘れるなら
どんな日でもいい
仲睦まじく歩く人々を背に
うつむ気加減に歩いている
初めて出会った特別な日は
何もかもが新鮮だった
置き去りに過ぎてゆく奈落を思えば
今一つの恋にしが ....
背徳の烙印を額に捺された巡礼者の列は
埃にまみれた長い路を促され
静かに歩みを進める
誰も言葉を発する者は無く
無言で己の魂と静かに語っていた

遠くに霞む溶鉱炉のサイレンだけが静寂を乱し ....
シンプルな輪廻転生初湯殿 5万円配る生前葬に雪 外灯のつらなりを見つめていたいんだ

隠れることができるような闇が街にはなかった

だあれも探してなんかくれてないのに


ありがとう

探してます

丁寧でした


外灯 ....
幼い頃には特別な場所が在った
古い石橋のたもとだとか
椿の大樹の根元だとか
石垣のちょっとした隙間など

ぼくはそんな処に
緑色や赤や青い水晶の欠片など綺麗な石を
お供え物のように隠した ....
湯船にゆずが浮かんでいる

まばらに浮かぶそれらは

まるでこの世に

湯に沈むものなどないと

思わせるほど

あたりまえの様に浮かんでいる

沈んでいる自分の体に

そ ....
孤独がコトリと音たてて

薄いオリオン座拝みます

恨みもせず

妬きもせず

孤独がコトリと音たてて

街が滲んで見えるのです

避けもせず

罵りもせず

孤独がコ ....
刹那に大宝塔は天を突き
おんおんと唸り初めた
散りばめられた宝玉が
瞳を圧倒する
金色の眩しさに
怖れをを成し
言葉を失い
胸に呪文を唱える

これは人々が入る墓なのか
転生へと導 ....
THEをつけるTHEをつけないか揉めたのが解散をする原因でした モモンガとムササビの違いを述べよそして私を奪って逃げよ 朝礼で社長の落語聴かされて感想文が給与に響く 自分のからだを抱きしめてみる
季節が逝こうとしていているから?
いいえ
この借り物のなかで
巡り巡っているものの温かさを
確かめてみたいから
けれど取り出したとたん
あっけなくそれは
 ....
なまはげとジェイソン、ゴジラ同居する悪夢もバクが食べるし眠れ 今年こそ世界を恐怖のズンドコにチガ~ウと言う子と結ばれる ギルバート・オサリバンのオ要らんよな太一郎の太一朗太の太 いまさら歎くことはできない
この世に生をうけたなら
決して涙を流すなよ

どんなに苦しくても
決して涙を流してはならない

どこまでも
どこまでも

歩き続けて頬笑みを絶やさず
 ....
サイコロの6面全部罰ゲーム愛してくれているから振らす 武蔵野のクヌギ林にわけ入り
落ち葉の絨毯を踏みしめる
聴こえるのは小鳥のさえずり
静かな一日が過ぎてゆく
木の幹に耳を当てても
冬に水の音は聞こえない

ぼくは帰る路を忘れて
時計の森 ....
ヤンキーがいきがってんじゃねーぞコラ心で叫び財布ごと出す 口紅で男にバカと書いてからイクラを産みに実家へ戻る 年の暮れにすっかり見通しのよくなった玉川上水を歩く
日差しというのは本当にこんなものだったろうか
木陰を求めなくなった皮膚が季節を飛び越え
あるいは目の前の季節以外を忘れてしまったみたいだ
足 ....
相撲待ち
明日に
夢はせる

なんとして
男に生きる
覚悟あり

あの暖簾
大晦日には
あの店襲う

鴨南蛮
俺はこれで
生きている

カツ丼を
食いたし
我が腹 ....
善も悪も
全てを認めなければ人は生きていけない

ただ一つの生命を沢山奪いながら
ぼくは生きている

幼い頃の疑問は未だに晴れない
曇り空

やがて百八つの鐘は
今年も訪れる
椅子に例える人がいる
その場所が
そこにあるだけ
つらいのだ、と

痛みに例える人がいる
ひりひりと
やけどのように
滲みるのだ、と

私は
知ってしまったよ

あなたを持た ....
青暗くて遠い夕方

路地から猫が振り返る

だいぶ遅い因果律

いのちの殻が振り返る


今ごろ順番かあ

これが俺の天罰かあ

からだの不調で

俺は死にそうだった
 ....
音楽が聴こえる
生まれたばかりのまっさらな音楽が



夜明け前の流星群
ふたり一つの毛布に包まって
星を摘んだね

明けの明星が強く輝いていても
私たちの歓びの涙にはかなわなかっ ....
贅沢な感覚の増す 時を澄ます窮の弓が張る
移ろい四季は何者に身を委ねたのか

とても暖かい

案ずることを止めないが
四季はいつだって研ぎ澄まされた手先からの仰ぎもので

意志を持って ....
たけしさんのおすすめリスト(610)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はじまりのはじまり- あおば自由詩5*16-1-6
ドラキュラ- レタス自由詩216-1-6
孤独- ようへい自由詩3*16-1-6
異端- レタス自由詩316-1-6
シンプルな輪廻転生初湯殿- 北大路京 ...俳句116-1-5
5万円配る生前葬に雪- 北大路京 ...俳句216-1-5
探してます- 吉岡ペペ ...自由詩616-1-5
特別な場所- レタス自由詩816-1-5
ゆず湯- しょだま ...自由詩416-1-5
滲む街- 吉岡ペペ ...自由詩1516-1-4
初夢- レタス自由詩416-1-4
THEをつけるTHEをつけないか揉めたのが解散をする原因でし ...- 北大路京 ...短歌516-1-4
モモンガとムササビの違いを述べよそして私を奪って逃げよ- 北大路京 ...短歌616-1-4
朝礼で社長の落語聴かされて感想文が給与に響く- 北大路京 ...短歌216-1-4
血温計- そらの珊 ...自由詩22*16-1-4
なまはげとジェイソン、ゴジラ同居する悪夢もバクが食べるし眠れ- 北大路京 ...短歌1216-1-3
今年こそ世界を恐怖のズンドコにチガ~ウと言う子と結ばれる- 北大路京 ...短歌216-1-3
ギルバート・オサリバンのオ要らんよな太一郎の太一朗太の太- 北大路京 ...短歌116-1-3
凛と- レタス自由詩216-1-2
サイコロの6面全部罰ゲーム愛してくれているから振らす- 北大路京 ...短歌216-1-1
冬の散歩路- レタス自由詩516-1-1
ヤンキーがいきがってんじゃねーぞコラ心で叫び財布ごと出す- 北大路京 ...短歌315-12-30
口紅で男にバカと書いてからイクラを産みに実家へ戻る- 北大路京 ...短歌415-12-30
玉川上水- 高橋良幸自由詩9+*15-12-30
明日- レタス俳句4*15-12-30
煩悩- レタス自由詩315-12-30
ブラック・スワン- umineko自由詩9*15-12-30
いのちの殻- 吉岡ペペ ...自由詩1315-12-30
メロディ- レモン自由詩22*15-12-30
贅沢感覚期- 朝焼彩茜 ...自由詩12*15-12-29

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21