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ファンタジックな夜に見た
センチメンタルな夢

君の手と私の手が触れ合っただけで
色々諸々爆発しそうだったから
一つだけ星を握りつぶしてしまった
熱々の手のひらで砕けた
星を君と ....
海を見たい
寒いことがなければ
今すぐ海を見たい

黒の中に埋もれるのは
よくあることだ
誰も助けがないのも
よくあることだ
“涙を流した分だけ 強くなる”
この言葉を実 ....
これは若さ故の、
若気の至りというか

最終電車が無くなっても
チャリンコで飛ばせば
簡単に会いにいけるんじゃないか

とか

むしろ真夜中でも
ひたすら願っていれば
夢 ....
寒いさむいサムイ

今日一段と寒くないですか?
帰り道の向かい風がひたすら強い
冷たくて寂しい
一人で帰ったせいなのだけれど

繁華街
人多くないですか?
すれ違う人の視線がひた ....
待っている
長い夜が明けるのを

波の音を聞きながら
あなたの行方を思いながら
お腹を空かせながら
いつかの歌を口ずさみながら
涙を流しながら
少しずつ命を削りながら

地平線 ....
私には
“かる”
が足りない

{引用=狩る}
死に物狂いで
欲しいものを追い求める
信念が足りない

{引用=枯る}
本当に参ってしまって
乾涸びるほどの
絶望が足りない ....
告白した
付き合った
3日で振られた

大きい口開けて笑う女の子とは付き合えない。
ガサツすぎでしょ、ありえないんだけど(笑)

らしい!!!!!
もう大声で笑えないじゃないの
 ....
寒く冷たい夜に
悲しくならない人は
どれほど温かい人なのだろう
どんな温かい人がそばにいるんだろう

体いっぱいに
乾いた冷たい風が吹き
涙を拭って
それきり

呼び止められる
 ....
疲れた人の家
には
疲れた人がやってきます

ある人は
人との関わりに
ある人は
競争に
ある人は
愛することに
心を修復するために
疲れた人はやってきます

人から離れ ....
粘土で塗り固められた体に
蜜を垂らして
それを貪り食う君が見たい

血塗れ 血眼になって
汚れたって構わなくて
寧ろ血を一滴残らず
飲み干すぐらい
誰かを食べる
君が見たい
 ....
流れ星を数える夜は
一人寂しく冷たい黒

おやすみのあとの秘め事は
誰にも気付かれない
空の星を金平糖にして
食べていることも
誰も気付かない
約束したのだ
海のクラゲと
星がいな ....

おはよう
と言う

それだけでほっとする

朝が来たということ

声がちゃんと出るということ

おはようを言わない1日は
もやもやしている
昨日がまだ続いているよ ....
今度
あなたが見上げる空は
きっと満月だろうから

その日がやってきたら

振り向かないで
後ろを見ても
風が吹いているだけだから

一緒にしないで
今持ち合わせている気持ち ....
少し寒い季節になったら
愛おしくなる気持ちがある
簡単には掴めない黒い気持ちと
表裏一体なので
この気持ち達は
赤赤く丸みを帯びた
知恵の実のように
私を堕落させていく

ほ ....
うそつきは
どろぼうのはじまり

と言うけれど
泥棒になるには
嘘をつかなきゃ
いけないのか

むしろ
自分の現実を
受け止めきれなくて
どうしようもなくなった時の
衝動な ....
わたし ほんとは
エビフライ食べれないんだよ
アレルギーとかじゃないけど
嫌いなだけだよ
食いしん坊だけど
嫌いなものもちゃんとあるよ

わたし ほんとは
君のこと大事にしてい ....
あの日に近づく合図は
金木犀が香ること

最近よく見る夢は
ブラックコーヒーに
溺れてゆく私

角型よりも
山型の食パンが好き

通学電車でおしくらまんじゅう

数学の ....
とても悲しい気持ちに
なった時が前にあって
そこから海を求めるようになった

波の音を聞いて
潮風の香りを感じ
一粒涙を流したら

気がつけば
海に浮かぶ
海月になって ....
渇いている

ビシビシと割れた皮膚は
一目瞭然

渇いている

少しの言葉で
心が惑わされるほど

渇いている

渇愛を渇望しているから
今息をしていることに

渇き ....
私が9月を楽しみにしているのは
ちょっとした理由があるからなんだ

私が嘘をつくことがあるのは
ちょっとした理由があるからなんだ

私が金木犀の香り好きなのは
ちょっとした理由がある ....
駆けた
夜の夢を
君のために
その熱量は
人生で一番荒いから
足が燃えた

賭けた
指差す方向どちらに
行く方が正しいか
それに答えはないので
手のひらは燃えた

掛けた ....
カーテンの隙間から
穏やかじゃない光が差す
透き通る君の横顔は
夢のような気がした

触れられないのは
きっとそのせいである

いつの日か
別れの時が来る
ということも ....
君からもらった言葉が
小さな箱と
淡い青の紙に
包まれて
ひきだしの中に
しまわれる

悲しい時
泣きたくなる時に
ひきだしから
一つ取り出して
大事に大事に
抱きしめてい ....
海の向こうに
蜃気楼が見えたら
熱帯夜の中で
君の香りがしたら
お水の中に
海月が泳いだら

もう夏の終わり

あの日に
買った金魚は
傷だらけで元気がない
掬い上げた ....
私の気づかない私は
いつも心の中で
感情をむきだしにしている
地団駄踏んでいる
いろいろなものを
放り投げては拾っている

私の気づかない私は
いつの間にか
君を怖がって ....
小さい頃の
ハンコ注射の跡のような
こうやって
詩を書いている時間のような

有限であるこの気持ちは

星屑が大気圏で燃え尽きるような
一瞬の産物で
人が母なる海を思うような
 ....

君が
遠浅で
わたしを
呼んでいる
幸せなゆめを
見ていたいなあ
水がつめたく
感じる様な
繊細かつ
美しい
君の



私は
海の先
蜃気楼を
じ ....
ささやかれている
この世の終わり

大きい火山が噴火したり
全てが海に沈んだり
この世の終わりというけれど
始まりでもあるんだな

全てがまっさらなくなる
というものも
気持ち ....
僕は体の真ん中に
時限爆弾を持っている
これお母さんも知らないんだ

いつか時間がきてしまうと
僕の胸が張り裂けて死ぬ
胸が張り裂けるような思い
とかいうけど
僕のは物理的なものな ....
たけしさんの瑞海さんおすすめリスト(29)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さよならシンパシー- 瑞海自由詩3*16-3-28
海を見る- 瑞海自由詩6*16-1-20
燦々たる爆走- 瑞海自由詩5*16-1-17
冬のせい- 瑞海自由詩4*15-12-25
長い夜- 瑞海自由詩14*15-12-23
かる- 瑞海自由詩8*15-12-18
真夜中会議- 瑞海自由詩6*15-12-14
つめたさに- 瑞海自由詩7*15-12-8
疲れた人の家- 瑞海自由詩3*15-12-4
濃艶- 瑞海自由詩4*15-11-27
おやすみがなくなったら- 瑞海自由詩8*15-11-24
おはようがなくなったら- 瑞海自由詩3*15-11-21
しないで- 瑞海自由詩5*15-10-10
林檎_Ⅱ- 瑞海自由詩4*15-10-6
どろぼうのはじまり- 瑞海自由詩5*15-10-4
ほんとは- 瑞海自由詩5*15-9-26
あの日になったら- 瑞海自由詩6*15-9-22
海月- 瑞海自由詩7*15-9-21
渇きのあとに- 瑞海自由詩6*15-9-14
わけあり- 瑞海自由詩3*15-9-10
かけた- 瑞海自由詩8*15-9-3
横顔- 瑞海自由詩3*15-8-25
ひきだし- 瑞海自由詩7*15-8-22
残片- 瑞海自由詩7*15-8-13
私の気づかない私は- 瑞海自由詩4*15-8-11
たとえば- 瑞海自由詩5*15-8-9
波も涙- 瑞海自由詩10*15-8-1
この世の終わりが来るときは- 瑞海自由詩6*15-7-26
ぼくのばくだん- 瑞海自由詩8*15-7-14

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