THEをつけてBeatles呼ぶ空気なら悲しいじゃなく眠たいと言う いまサンタ北極点を通過したあと4時間で眠れ息子よ 羽根を持ち生まれたキリンは群れを出て星座のそばで短く眠る 歳の瀬に
伽羅を焚き染め
肩を抱く
疲れをほぐし
香りに漂う
好物のウイスキーを飲み
夜が更けてゆく

何となく腹がへり
あのネギラーメンが食べたくなった
其処までは100㎞

名古屋の味噌煮込みうどんでも良い
其処までは350㎞

あまりに ....
回転しつづける君の夜に
墜落するイカロスのちぎれた翼を貼り付ける

思いつくままに貝殻を並べて手紙を綴る
離島の風景をきみの気を引く為に誇張して淋しげに

風化するものはそのままにまかせた ....
天気予報が

明日から寒くなると

今年5回目くらいのはったりをかます

もうオオカミ少年みたいになっている

日曜日のお昼どき

町の中華料理屋にはいると和田アキ子が

なに ....
クリスマス幻滅幻滅幻滅 眼球を舐め合う聖夜薄荷飴 昨日から喪服きたままクリスマス あの日
パステルで描いた街は何も変わらないでいた
終着駅を降り
血の止まらない人差し指を包帯で締め付け

だらだらと下る漁師町
白黒の猫がニャァと誘い
坂をゆっくりと降りてゆく
灯台ま ....
寒いさむいサムイ

今日一段と寒くないですか?
帰り道の向かい風がひたすら強い
冷たくて寂しい
一人で帰ったせいなのだけれど

繁華街
人多くないですか?
すれ違う人の視線がひた ....

もしかしてもしかすると
今日はなんだかクリスマスらしい


何か予定がある訳でも
肩を寄せ共に過ごす恋人が
いる訳でもなく
幼稚園はキリスト教系だったなと
思い出 ....
晩祷を捧げる夜
聖橋を渡る人々が吸い込まれてゆく
鐘が静かに鳴り響き
賢者を祝う

まるで葬列のように
厳かな夜が果てしなく続く
わたしはわたしの世界を見る
薄ぼんやりとした世界の表情を
いくつもの闇の交わり 
いくつもの光の温もりを

わたしはわたしの世界を見る
とぼけた朝の鋭敏な世界の景色を
悲しみの重なりや  ....
自分史にひとつも自慢なく聖夜 クリスマス愛してるわで終わる遺書 実家でもホームシックになる聖夜 口に出して言えない心に
一体どんな意味があるだろう?
渡せない恋文で屑籠は溢れ
伝えられない言葉なんて
消えて無くなって終わりじゃないか
温めた卵を踏み潰して
醜い吐瀉物が見え ....
鳥が鳴く

鳥が翔ぶ

熱く

嗄れるまで

郊外の神社で

あの頃のポーズ

丁寧なルーティン

約束のドタキャン


工場の横を過ぎた

ブックオフの横を過ぎ ....
              151222

星新一が書き出したから
君は沈黙を守るのか
それとも新二と名を改めて
書き続けるのか
新国立競技場は森と林のA案が採用された
えー案だからねと ....
待っている
長い夜が明けるのを

波の音を聞きながら
あなたの行方を思いながら
お腹を空かせながら
いつかの歌を口ずさみながら
涙を流しながら
少しずつ命を削りながら

地平線 ....
生きることは単純なことの積み重ねなんだ
難しいことは何もないはずなのに躓く
躓くところから物語は始まるのかも知れない

ただ対処する方法がわからないだけ
たぶん物事に正解はないが解決するちか ....
クリスマス三十枚の銀で売る クリスマス酸素ボンベが足りません 噂では25日がクリスマス その森を抜けると
ぼくの歩いた路や
触れた物はすべて黄金となった
それからというもの
金に価値はなくなってしまった
一年で一番夜が長い日はまだ
私はこの街の住民で
ダンボールタワーの中で暮らしてる

一年で一番夜が長い日の次の日は
もう私はこの街の住民ではない
ダンボールタワーの中にはいるけれ ....
オリハルコンを探していたら
何故か天上からベリリウムの雨粒が降ってきた
それは虹色に輝く丸い雨だった

振動音速はとても想像できないほど早くて
その雨粒を手のひらで捉えることは出来なかった
 ....
テレビで荒れ狂う砂嵐を見つめる
知覚は生の証なはずだ
とか
まだ死んではいない…
故に生きている
とか
たとえ心が凍っても
まだお前の心臓は動いてる
とか

伝えた ....
たけしさんのおすすめリスト(610)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
THEをつけてBeatles呼ぶ空気なら悲しいじゃなく眠たい ...- 北大路京 ...短歌415-12-29
いまサンタ北極点を通過したあと4時間で眠れ息子よ- 北大路京 ...短歌415-12-29
羽根を持ち生まれたキリンは群れを出て星座のそばで短く眠る- 北大路京 ...短歌715-12-29
夜に彷徨う- レタス短歌415-12-29
夜想- レタス自由詩915-12-28
自転周期- 梅昆布茶自由詩1515-12-28
来る死を間近に- 吉岡ペペ ...自由詩1215-12-27
クリスマス幻滅幻滅幻滅- 北大路京 ...俳句415-12-26
眼球を舐め合う聖夜薄荷飴- 北大路京 ...俳句215-12-26
昨日から喪服きたままクリスマス- 北大路京 ...俳句215-12-26
スケッチ旅行- レタス自由詩415-12-26
冬のせい- 瑞海自由詩4*15-12-25
月見アイス- 凍月自由詩10*15-12-25
ニコライ堂- レタス自由詩115-12-24
リアリズム- 鷲田自由詩615-12-24
自分史にひとつも自慢なく聖夜- 北大路京 ...俳句215-12-24
クリスマス愛してるわで終わる遺書- 北大路京 ...俳句215-12-24
実家でもホームシックになる聖夜- 北大路京 ...俳句415-12-24
墨塗りの夜空- 凍月自由詩7*15-12-23
熱く嗄れるまで- 吉岡ペペ ...自由詩815-12-23
ショートケーキをカットするショートカットの女の子- あおば自由詩7*15-12-23
長い夜- 瑞海自由詩14*15-12-23
時間、ありますか- 梅昆布茶自由詩2115-12-22
クリスマス三十枚の銀で売る- 北大路京 ...俳句415-12-22
クリスマス酸素ボンベが足りません- 北大路京 ...俳句815-12-22
噂では25日がクリスマス- 北大路京 ...俳句215-12-22
エルドラド- レタス自由詩315-12-22
引越し前夜- 自由詩4*15-12-22
球体幻想- レタス自由詩315-12-22
叫べる程に- 凍月自由詩2*15-12-22

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