格好が良いと人に好かれるが

女はメイクとファッションとヘアースタイル

男はファッションとヘアースタイルで

外見はいくらでも格好良く出来る

ファッションも自分の感性の ....
黒犬が冬連れて来る稲光


落武者とロボット深夜感電死


君緩めるなかれスピード!スピード!


落ちてゆく背骨を走る重低音


手裏剣の尖ったところで指を切る


海 ....
今日は丸い椅子には
座りたくなかった

道を失いそうなときには
肘掛けはついてなくて
それ以上はないというくらい
角張った椅子がいい

座るという緊張感が
癒されてはいけない
立っ ....
憂う雨しとしと泣いている
身に染みいるような
寄生虫(むし)の様

紛う影あの人が近づく
そして通り過ぎる
それだけの人

夢しんしんと
うるさい雪の様に
積もり積 ....
くだらない疑問





















食わず嫌い王は一体いつ決定するのだろうか。












 ....
みずうみの名は
みどりこ
といいます
その昔、此処は険しい谷で
人も獣も草も水もありませんでした
みどりこは
ちょうど五本指の掌みたいなかたちをした
ゼリィ状のみどりこでした
ひら ....
中目黒。
都会なんか大嫌いで
ましてや渋谷から二駅のこんな駅で
あんたと暮らすこと夢みてたなんて
ほんと論外。

この5年でこんなに苦くなった。
『思い出は美化される』
あの法則はどこ ....
 俺は一人だった
 親兄弟は俺を見捨て
 友達は卑屈になった俺を疎い
 甲斐性もない俺に付いてくる女はいなかった

 一人繁華街をうろつき
 ぽん引き相手にケンカをしかけ
 街を横切る河 ....
父よ
今日も変わらず  ....
細長い緑の廊下 
暗い足音を響かせ 
連れられてゆく黒い囚人 

彼の手から発する不思議な力 
病の男の腫瘍を吸い取り
哀しむ女の涙を拭い 
踏み潰された{ルビ鼠=ねずみ}を再び走らせた ....
亜熱帯
別世界
スコール
気狂いじみてるホンコンヤン
偽物の時計
黒土色の手のひらの中で時間を流し続けてる
屋根の壊れた二階建てバス
頭のてっぺんをかすめるネオンサインネオンサインネオン ....
 僕が現代詩フォーラムという詩のサイトと出逢い、自作の詩を載
せ始め様々な人の詩を読むようになってから三年の月日が過ぎた。 
自分の詩作について言えばまだ課題はあるが、只、間違いなく言え
ること ....
『亜紀子さんや、小遣いくれんかの?』
「また、ですか。昨日あげた二千円は、どうしたの?」
『あ?…あれは、もう使ったから無いんじゃ』
「もう、まったく!ウチだって楽じゃないんですからね。お爺ちゃ ....
「お母さんの財布から五百円玉をとったのだぁれ?」

その声に僕は怯えた。
誰かが僕をみてる、黒い大きな吊り目にじぃっとみられている。


僕が小学一年生になったはじめての夏休みだった。
 ....
十四のガキが、
「おっす!オラ悟空。
 さっきコンビニで万引しました。」
って言うのなら、
同世代の阿呆なガキから、
かっこいいとかって、
見られるのかもし ....
むねのおおきい女がすきだという彼

ちいさいちいさいむねの彼女

「どっちがすき? ?ひんにゅーのあたし ?グラマラスなあたし」

「2ばーん」

なんてやりとりで

彼女はすねて ....
どうしよう


閉じ込められてしまった
あなたが
 愛してるよ
  と言ったときに

わたしも
 愛してるわ
  と言えばいいのだ

だのにわたしは
 もう知らない!
  と言ってしまう

それはあなたが
 ご ....
床に線を引いて、
彼女は国境を決める。
彼女はとても怒っているので、
とっても横暴に決める。

彼女は地図を作ったので、
ぼくらの部屋は地図になった。
彼 ....
怖かったんだろうね
 風が死んでたりしたろうから
  ビルヂングが アロガントに まばたきもせずに
   夜空を おまえを 無視したりしてたろうから   


今日 ....
ここは田舎町だから
電車の中はいつもの様子
ポツンポツンと
どこに座れば良いのか
迷ってしまう
どうせ辿り着いてしまう

ガタンゴトン
揺れる
窓の外には
見慣れているという
さ ....
こんころこん
木枯らし吹いて
干柿カーテン
ゆらゆらゆれる

野良猫クロは
縁の戸袋
しとねに眠り
片目で窓を覗きみる

「入れてやろうか
クロ吉よ」

でもね、おまえは汚ら ....
半分の月を見ていた

半分の月を見ながら
僕は半分だけ眠りにおちて
残りの半分は現実にとどまった

半分の夢の中では
浜辺に立った自分が
遠くの景色を見つめていた

半分の月を ....
俺 豚 肉喰う
俺 豚 糞喰う
俺 豚 飯喰う
俺 豚 金喰う
俺 豚 米喰う
俺 豚 麺喰う
俺 豚 鳥喰う
俺 豚 草喰う
俺 豚 俺 豚
人を喰う
あだしのくんは、
ときどき冷たくなる。

あたしの隣で眠っていると、
あだしのくんのからだが冷たくなる。
あだしのくんの蒼白い肌が、
さらに蒼く透きとおって ....
 友人Tよ
 我が友よ
 お前と知り合ってもう4年になるよな
 一緒にふざけあったり
 人生を語りあったり
 愚痴を聞いたり
 聞いてもらったりしたよな

 お前は今まで苦しんできたよ ....
私たちが住んでいるこの地球は

大気があり

水があり

そして生物がいます



太陽系の9つの惑星と60個以上の衛星のどこを探しても

そんな星は地球だけです
 ....
青白い大人達が
おくびょうな大人達が
ぼくらをとおざける
カンバン方式で
育っていく
生まれたことも忘れてしまい
死なないことだけを教わる
正しい生き方だけを教わるから
間違った生き方 ....
ついに飛ばされた/待っていたのかもしれなかった/
この時を/この場所を/

<ああ ふたつめのじんせいはひとつめよりもはやくおわるなんて>おもしろいね</ああ>

フラッシュからブラック ....
 夫は足に補装具をして杖をついているので、一人で階段を昇っていると、
 「あちらにスロープがありますよ」
 と親切に声をかけてくれる人があるそうです。
 私も以前は、足の不自由な人は階段よりスロ ....
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