すべてのおすすめ
パーシークリスマス号に乗り込んだ いい年も過ぎた大人がひとり


到着時 乗り込んだとき 走行中 子供がはしゃぎ デジカメパシャパシャ


外装と内装 派手目 子供たちと鉄道マニア ....
 
 師走の旅行

ペンを持ち富士を見むかなとかまえ座す冬の車窓にいまだし見えぬ

右手はも雲の漂う富士の山妻妹とバスはゆくゆく

昼食の弁当うまし日本晴れ空に吸い込む心の思い

峰 ....
偽造した表彰状を玄関にいっぱい飾り誰も来ぬ家 テーブルに相合い傘を彫りました結ばれることないふたりの名 哀しみに悲しみをブレンドして正解とする 許しがたい癖


安酒の孤独とマクドのミルクを注ぐ珈琲 ここだけの華


禍と無力に囲まれ 飲んだ珈琲 信じてたものを確かめる作業

 ....
ケーキ屋のサンタクロースは眠れずに 家族と過ごす26日

酒を飲み不平不満をぶちまけて それでも明日はやってくるのだ

「仕事と家庭のどちらが大事なの?」 やや食い気味に「君だ」と答え

 ....
嫌な顔をした先生 でもフランクフルトを詩にしちゃいけない理由 なかった


いつの間に空箱になる ボンタンアメ 好物の似た大人と子供


欲しかった柔らかい胸で頬を埋めた 肌の ....
 木枯らしがいろどり集めさらいます頬を伝うは無色な涙


 秋だから人恋しくて鍋に浮く豆腐のようにゆらいで誘う


 街中をクレヨンで塗り準備する赤もいいけどここは黄色で


 ....
幸福は宣言してしまう 言葉ではなく笑顔で 先手必勝


残酷さを楽しむ 見ないふりをする やさしいふりをする どれにする?


幸せを守るため 顔を背けている 幸せが幸せでなくな ....
新宿の駅の周りをぐーるぐる身振り手振りで「XYZ」 各国の女王様の足を舐め世界平和を維持してる犬 「急」のつくことが苦手で 喪主が務まらない不安 他人事の葬儀


「俺がやる」「私に任せて」「大丈夫」「はい」「すぐします」   10年続く?


終止符 書き方に癖のある私 いつ書い ....
歳時記に君の名前を書き込んで松尾芭蕉を越えるのも恋 しなしななのに なんという瑞々しさよ 冬のほうれん草 おひたしの濃緑よ 人と会う

人死して葬式にあり其の場にて昔馴染みの人には会いけむ

人と会い話ありけり色々と各地に特色ありけることを

子羊を抱えて行きて救うこと神の愛にはあらぬやかと
おばあちゃんの猫はおばあちゃんの匂い 猫のおばあちゃんがいなくなっても

おぬし 忍びの末裔であるな 足音もたてずに猫が来る

どんなに寒い夜でも おまえだけは温かいゆたんぽ

ねずみがい ....
音という大きなくくりのなかにいて 君の声だけ特別でした

もふもふとやわくてぬくい善きものがしっぽで返事 猫の縁側

履いてから捨てると決めた靴下をなぜだか今日も洗濯している

卵からひよ ....
僕たちの名前は今や鴛鴦の夫婦を越えた仲良い喩え いまはまだアイシテテですそのうちにアイシテルへと変えていきます しゃけたらこ おにぎりばくだん投下するシンジゲートの朝は忙し

しみじみと昔の恋がよみがえるように便座に熱戻る朝

カシミアはさぞ美味しかろうよ 虫食いの穴に悪態を吐く

秋空の雲の流れる ....
雨が降る度に大人に近づいて楽しい時間失っていく 春の沃野に解き放つすべての鳥の歌をきかせて

越境するこころのままに春を待つ裸足の足で大地と話す

まっさらなシーツと陽にふくらんだふとんと枕それだけあれば朝はくる

パーリ語で風媒花って ....
滴り落ちて返事もなくて水面の波紋がひとつ消えてゆくまま

滑らかな器にそって水は満たされやがてはそのかたちとなる

曇ったガラスになぞった文字は夜明けとともに透き通って読めない

瞳に映る ....
はかなげな羽が降りてくるようにシダーウッドの練り香の夜

素のままの足先冷えるにまかぜては南瓜の裏ごしなんかしてみる

面取りの支度を終えた大根の白さに嫉妬 そうゆうをんな

忘れたり思い ....
   のびをするいわしが泳ぐそらのした垂れた釣り糸かかる秋晴れ


   猫の子と人生につき語り合う泣いてばかりじゃ生きてはゆけぬ

    
   生まれたよ産声あげて風 ....
後ろを振り返るとだれもいない
たぶん肩をたたいたのは夕暮れ

漆黒が塗り重ねられてよるを待つ
あさの白さに塗り変わるまで

針千本飲まされてもうゆびきりはしないと思ったころ
ぼくは立派な ....
迷信を信じてあえて爪を切る時間を夜と決めている僕 盲目の猫の爪切る祖母の服三日前から同じセーター 時給よりお店に通う青年の顔が見たくて続けるバイト    手を繋ぐソーダー水に寄り添ってただ一粒の泡となるまで
芦沢 恵さんの短歌おすすめリスト(333)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
私を解除- 深水遊脚短歌1*13-12-23
_師走の旅行- 生田 稔短歌2+13-12-17
偽造した表彰状を玄関にいっぱい飾り誰も来ぬ家- 北大路京 ...短歌713-12-12
テーブルに相合い傘を彫りました結ばれることないふたりの名- 北大路京 ...短歌213-12-12
クリスマスブレンド- 深水遊脚短歌9*13-12-8
働く人のうた- 中村 く ...短歌1113-12-8
嘘の傷痕- 深水遊脚短歌5*13-12-1
アイスクリームな夜- 石田とわ短歌16*13-11-30
袋小路- 深水遊脚短歌3*13-11-25
新宿の駅の周りをぐーるぐる身振り手振りで「XYZ」- 北大路京 ...短歌613-11-23
各国の女王様の足を舐め世界平和を維持してる犬- 北大路京 ...短歌413-11-23
いつか終わりは来る- 深水遊脚短歌5*13-11-22
歳時記に君の名前を書き込んで松尾芭蕉を越えるのも恋- 北大路京 ...短歌613-11-20
しなしな(自由律)- そらの珊 ...短歌9*13-11-20
人と会う- 生田 稔短歌113-11-14
猫や_猫(自由律)- そらの珊 ...短歌1513-11-11
少し幸せになるおまじない- そらの珊 ...短歌1013-11-9
僕たちの名前は今や鴛鴦の夫婦を越えた仲良い喩え- 北大路京 ...短歌313-11-7
いまはまだアイシテテですそのうちにアイシテルへと変えていきま ...- 北大路京 ...短歌513-11-7
めいぷる- そらの珊 ...短歌1113-11-7
雨が降る度に大人に近づいて楽しい時間失っていく- 北大路京 ...短歌413-11-5
風媒花- 梅昆布茶短歌513-11-5
水滴- 梅昆布茶短歌1013-11-1
イノセント- そらの珊 ...短歌1113-10-30
秋便り- 石田とわ短歌9*13-10-29
蛇行- 梅昆布茶短歌1313-10-26
迷信を信じてあえて爪を切る時間を夜と決めている僕- 北大路京 ...短歌413-10-25
盲目の猫の爪切る祖母の服三日前から同じセーター- 北大路京 ...短歌713-10-25
時給よりお店に通う青年の顔が見たくて続けるバイト- 北大路京 ...短歌213-10-25
ただ一粒の- 石田とわ短歌9*13-10-20

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