すべてのおすすめ
ツッコミが「なに村河内守だよ!」そうなるようにボケてください
あのひとの吐息はいつも菫です溶けゆく雪の儚さうつし
この想い雪花に告げて溶けてゆく好きでした、あぁ好きです今も
せつなさを櫛で梳かして目をふ ....
いもしない恋人の陰膳とした牛丼(並)がただ冷めていく
この世から卒業してく友人におめでとう言い通夜の寿司喰う
BOXのティッシュが全部なくなって過去と未来が繋がっている
不完全な春に花を盗もうと今から用意している
星が堕ちても拾わないで誰のものでもないのだから
約束って悲しい響き裏切りを孕んでいるから
一足飛びに人生を俯瞰してでも今が好きなんだごめん ....
昔の日もらいし歌の一首をば失いにけり惜しからざらめ
いまも妻傍らにありすやすやと何を夢見る寝床にありて
うっかりとすずめの焼き鳥食べてから雀の顔を直視してない
何年も開けられてない旅行カバンとんでもないうっかりが出てきそうで
ガソリンいれるとこなんで開けっ放しなん? 娘の指摘にうろたえて あ ....
ほの白き布に付けたるふた色の花の模様もいと床し
コサージュの部屋のもようのただ中に座しし二人のクリスチャン
妻描きし西洋風の水彩に目を離さずに見ておりしかも
吾ははた人にありせば何人 ....
元カノに似た娘を好きになったけど恋は実らず独りで帰る
元カノと比べてしまう笑顔とか脊髄反射で駄洒落言うとか
僕のこと愛してくれる人ならば容姿年齢性別不問
駅前でギター弾いてる兄ちゃんは終電の前サライを唄う
モテるやつからホームラン打ったのになにも変わらなかったあの夏
送電線 辿る旅はここが終点 架からない橋 それぞれの岸
雨雲の真下あたりの高台に 何か書く人 インクが滲む
田は潰れ 地は鎮められ 採る人もないミカンをカラスが散らかして
....
福耳の貧乏神はそのうちに福の神へと変わると思う
パン祭り 春の季語にはなりませんかね? 北大路京介さん
冬景色 北国生まれじゃないけれど懐かしいわぁ今日は湯豆腐
かつをぶし削って薫る郷愁は年経るごとに熟成します
水仙をたどれば春はつながるよ ふるさとの土 温かい風
手作りの竹馬結局乗れ ....
チョキチョキと切り抜いたのは嘘泣きです天使の羽と切れないハサミ
足の裏さみしい沼を飼っている思い出喰らい泣いては縮む
夜が降るきのうも降った今夜もね、 ....
花
花に心はなけれども来てみれば何やら恋し山の赤ばな
人は消え名は廃れども歌の色残りて消えじ常世の今も
悲しさや人の別れも会うことも多くの人の顔思いいず
巻き寿司でポッキーゲームをする写真嫁に知られる前に買い取り
嫌な顔されても嫁は最後までユリコをマダムスシと呼ぶんだ
「ガレージ」とシャコ頼む客の料金を三割増しにしている寿司屋
深海魚ばかりの握り盛り合わせ鮪鮃や鯛と偽る
髭を抜き兄が姉へと変わりゆく中央線の電車内なう
そらを飛んだ夢を見た
僕は足のない回転木馬
南京錠を閉め忘れたまま
春の沙漠を放浪している
木の芽の匂い持ち歩くための
ポケットのある素敵な上着
おたまじゃくしを捕まえたら
....
君となら濡れてゆきたい夜だから折り畳み傘眠らせたまま
風見鶏、青磁のそらにはばたけば南へ向かいひたすらに飛ぶ
あいうえおあなたにどれを贈ろうか曲がりくねったひらがな愛し
過ぎてゆく明日が今日を追い越 ....
炎上の言葉 丹念に裏返す さては優等生だなオマエ
教室で空気読んでたガキどもが 魔女狩り観戦に未来を支払う
明日までの宿題きいて 親切な答えを嘲笑う 勉強ごっこ
....
焼き芋の包まれている新聞紙かすかなインクの匂いも食す
くくられた新聞紙の椅子の上あごひげという名の猫がくつろぐ
ちぎられて水にひたさればらまかまれほこりにまみれて新聞紙逝く
世の中の ....
芦沢 恵さんの短歌おすすめリスト
(333)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ツッコミが「なに村河内守だよ!」そうなるようにボケてください
-
北大路京 ...
短歌
3
14-3-9
雪どけ
-
石田とわ
短歌
11*
14-3-5
いもしない恋人の陰膳とした牛丼(並)がただ冷めていく
-
北大路京 ...
短歌
3
14-3-4
この世から卒業してく友人におめでとう言い通夜の寿司喰う
-
北大路京 ...
短歌
9
14-3-4
BOXのティッシュが全部なくなって過去と未来が繋がっている
-
北大路京 ...
短歌
6*
14-3-4
不完全な春
-
梅昆布茶
短歌
10
14-2-28
妻の歌
-
生田 稔
短歌
3
14-2-27
うっかり
-
そらの珊 ...
短歌
7*
14-2-22
コサージュ
-
生田 稔
短歌
2
14-2-19
元カノに似た娘を好きになったけど恋は実らず独りで帰る
-
北大路京 ...
短歌
2
14-2-17
元カノと比べてしまう笑顔とか脊髄反射で駄洒落言うとか
-
北大路京 ...
短歌
4
14-2-17
僕のこと愛してくれる人ならば容姿年齢性別不問
-
北大路京 ...
短歌
1
14-2-17
駅前でギター弾いてる兄ちゃんは終電の前サライを唄う
-
北大路京 ...
短歌
6
14-2-14
モテるやつからホームラン打ったのになにも変わらなかったあの夏
-
北大路京 ...
短歌
4
14-2-12
川の向こうの線路
-
深水遊脚
短歌
5*
14-2-11
福耳の貧乏神はそのうちに福の神へと変わると思う
-
北大路京 ...
短歌
3
14-2-8
今年もシール集めます
-
そらの珊 ...
短歌
4+*
14-2-7
郷愁
-
そらの珊 ...
短歌
12*
14-2-6
かなしいほどに
-
石田とわ
短歌
13*
14-2-5
_花
-
生田 稔
短歌
3
14-2-5
巻き寿司でポッキーゲームをする写真嫁に知られる前に買い取り
-
北大路京 ...
短歌
2
14-1-31
嫌な顔されても嫁は最後までユリコをマダムスシと呼ぶんだ
-
北大路京 ...
短歌
3
14-1-30
「ガレージ」とシャコ頼む客の料金を三割増しにしている寿司屋
-
北大路京 ...
短歌
3
14-1-29
深海魚ばかりの握り盛り合わせ鮪鮃や鯛と偽る
-
北大路京 ...
短歌
5
14-1-27
髭を抜き兄が姉へと変わりゆく中央線の電車内なう
-
北大路京 ...
短歌
3
14-1-27
春の回転木馬
-
梅昆布茶
短歌
12
14-1-21
君となら濡れてゆきたい夜だから折り畳み傘眠らせたまま
-
北大路京 ...
短歌
8
14-1-19
ひたすら
-
石田とわ
短歌
15*
14-1-14
バカッター
-
深水遊脚
短歌
3*
14-1-11
新聞紙
-
そらの珊 ...
短歌
13
14-1-10
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12