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カーテンの隙間から
忍び込んだ昼前の光
掴もうとして手を伸ばすけど
手の甲に乗っかって
歩行器に跨がり足を伸ばす
まだ歩き方を知らないから
教えてあげたいけれど
何て言えばいいのかな ....
僕の帰りを待つ妻と子のため自転車飛ばす
一人きり歌いながらお腹空いたと呟きながら
街灯で薄明るい公園の脇 自転車飛ばす
何処かから漂ってきた誰かのためのカレーの匂い
片 ....
駅のホームには真夏が居座っていて
人々は影を求めて黄色い線のさらに内側に行儀良く並んでいる
「貨物列車が通過します」
たくさんのコンテナを載せた電車は
風を引き連れ ....
夜眠り
朝起きる
夜がきて
あくびする
朝がきて
あくびする
いつの日も
あたりまえ
いつからか
あたりまえ
悔しくて眠れない日も
いつの間にか海の底
....
命綱が首に絡まって
死んじゃったんだ
昨日
よく覚えてないけど
安心しなよ
怖いのははじめの一歩だけで
あとは鳥になれるって
言われたはずなのに
どうして
背中を押されたわけ ....
{引用=一昨日の夜のこと}
薄緑の籠に
シャツや下着が
溜まってきたので
洗濯機にそれらを
雑多に放り込み
湯船に張った
冷めかけたお湯に
ホースを通したと ....
赤信号を歩いていく人の背中を見ていた
急いでいる訳でもないその人につられて
ひとり、またひとりと流される
流行の最先端を行く
誇らしげに胸を張って
アスファルトに張り付いたガムを
幾人 ....
寒い日に「寒いね」って当たり前のこと
温かくて柔らかい吐息の色でわかっているよ
降り積もった朝の霜を踏んで
砂利道の上のキャッチボール
口遊んだいつもの歌も
溜め込みすぎて漏れ出した ....
夕方過ぎの薄闇の中
自転車に跨った
塾帰りの少年少女
信号機は止まれのままだ
いずれ青に変わる時が来るのだから
ゆっくり大人になればいい
僕はと言えば車の中
....
ケーキ屋のサンタクロースは眠れずに 家族と過ごす26日
酒を飲み不平不満をぶちまけて それでも明日はやってくるのだ
「仕事と家庭のどちらが大事なの?」 やや食い気味に「君だ」と答え
....
芦沢 恵さんの中村 くらげさんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
いっさい
-
中村 く ...
自由詩
4
15-3-27
寒い夜道を自転車飛ばす
-
中村 く ...
自由詩
6*
14-10-15
風
-
中村 く ...
自由詩
7*
14-6-8
夜眠り、朝起きる
-
中村 く ...
自由詩
4
14-6-1
バンジージャンプ
-
中村 く ...
自由詩
4*
14-5-24
そうやって生きている
-
中村 く ...
自由詩
13*
14-1-25
横断歩道
-
中村 く ...
自由詩
9+*
14-1-19
言葉のカタチ
-
中村 く ...
自由詩
13*
14-1-14
点滅信号
-
中村 く ...
自由詩
10
14-1-6
働く人のうた
-
中村 く ...
短歌
11
13-12-8
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