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小さな花が
音も無く咲くとき
小さいなりの輝きがあるだろう

太陽は
惜しみなく笑顔を贈るだろう

私たちは
知っている
どんな花も魂をゆさぶると

小さい花は
小さいことを
 ....
あなたを愛していた 
でもあなたの言葉を聞いてでたのは 
涙じゃなく深い深いため息だけだった 
壊れることも凍ることもなく 
ただ終わったのねと瞳を閉じた 
とっくに愛は2人の間から消えてい ....
雲をながめたり
雨をながめたり
次第におおいかぶさる
暗闇の手をながめたり

そのたびに
母に
「またぼんやりして」
と言われた

私は
実にぼんやりした子どもだったのだろう
 ....
 
わたしを救いたいなら

あの月を涙でくるんで

そして、ピアスにしてください



 
捕虫網右手に持ってアテナ狩り

静かなる主従関係金魚玉

兵隊の餌食にされる夏芝居

背徳と呼ばれる行為日焼けあと

十五夜に蠢くオンナ蟻地獄

膨らんだ妄想隠し夕涼み
 ....
わたしたちの細胞は
毎日少しずつ
死んでいる
そこには
痛みもなく
悲しみもなく
怖れもない
どんなからくりなのか

思えば
自分の身体なのに
知らないことだらけだ
いや、違う ....
雨の日の憂鬱の原因が
洗濯物が乾かないせいだと
今、気付いた
湿っけた洗濯物が
部屋中に吊るされて
うっとうしい
ベランダに干された洗濯物も
いつ乾くか分からず
さらに絶望的気分になる ....
すこし太った と
しわだらけのあなたが言う

たしかに 
しわの数はへっていないけれど
わずかに 浅くはなっている
一年ぶりに 団地にUターンしたのが良かったのか
また 
独居 ....
目の前に落ちてきた葉

歩数をあわせて


ぐしゃり


満点

今日もいちにち頑張りましょう
金があれば と言うけれど
あったらあったで目先のものに使ってしまう

時間があれば と言うけれど
あったらあったで無駄な時間も増やしてしまう

もっと自由があれば とも言うが
自由の ....
うちのベランダに

よさげな苔が生えている

コンクリートのひびから

もこもここと

ふさりふさりと

緑色からエメラルドグリーンへ

鈍く光っていき

それはなんだかシ ....
どうしてここにいるかなんて
馬鹿みたいに考えてみた
とどの詰まり、結局は
運否天賦、理解不能で

拠り所なんてなくて
そんな典拠は存在しなくて
それは皆同じなのに

「だから僕は不安 ....
{画像=120624184853.jpg}


突然の雨に読みかけの新聞を掲げ
歩き出すと
ポタポタ
新聞紙に残る雨痕は
不思議に一定方向に跳ねが伸びて
跳んで
僕は誘われて歩いて行 ....
ばいばいアリス


叶わない夢はもう見ない事にしたの


ばいばいアリス


ウサギには到底追いつけなかったの


ばいばいアリス


わたし今日女になったの
 ....
あなたはまるで

サボテンに触れたように

優しくわたしを傷付けました


作った笑顔は見飽きたし

優しい嘘は聞き飽きました


あなたわたしを殴ってください

そし ....
笑えない世の中だ
煙を吹く原発
横転する旅行バス
国営の犯罪者用ホテルに泊まるため
行きずりの他人を切り刻む失業者
約束をほごにして 胸を張る政治家
不眠に悩む中学生に 身体を売る女子高生 ....
月面に地球がのぼるのを見たことがあるかい

虹彩異色症の奥菜惠ちゃん デビッドボウイ

片目が金目でもう片方が銀目の猫

ちょっとだけちがうものが無数に存在するが

有限個ならば統計学 ....
電車の
先頭車両の
運転席の
後ろに陣取って
景色の中に
割り込むように
のびていくレールを
眺めるのが好きだった

クハ モハ クモハ サハ

駅に
着くたびに
一息入 ....
 ゆきちゃんは あさ
 かさをさし 長靴をはいて
 雨のなかの花にあいさつする
 話しかける
 おじぎをする
 おはよう さようなら
 きょうなにたべるってたずねている

 ....
壁に吊されて
忘れたいことなどありはしない
色とりどりの画鋲が
それぞれの過去を留める

僕は整理できない
だから
貼っておきたいんだ
伝言板のように
メモみたいな思い出から
 ....
梅雨時になると
もうそろそろかな、と思う

雨上がりの庭で
もうそろそろかな、と思う

君と
言葉を交わしたことはないけれど
君のことは
勝手にトモダチだと思ってるから

カエル ....
同じ格好した仏像さんが二、三十

指の腹で撫でながら

ひょいっとひとつ持ち上げたら

あぁこのおもさがちょうどよい

ひんやりどくどく

てのひらの中から身体の中へ

巡る巡 ....
みじかい夜がおわって
きょうがはじまると
君のてのひらがすこししめってくる
青いような赤いような
夜あけまえ

だんだんとあかるくなってくる
あれは
かきあつめた命が
燃えるから
 ....
きっと君のフィルムは
あの頃のビデオ・クリップみたいに
歪んだ画を映してるんだろ

レンズのせいか
被写体のせいか
なんて、知らないし
分からないけど

付いてこれないなら
ネルシ ....
母さんの前でうまく笑えない



母さんは昔、私の頬を往復ビンタした

母さんは昔、私を木に縛り付けた

母さんは昔、私の手の甲に煙草の火を押し付けた

何度も

 ....
祖父がお風呂にはいってからずいぶん経つが、水をいつまでも持ってこない母を怒鳴りちらすのがわたしたちの父であり、入れ歯のおちた印度カレーを前に、斜交いに正座している祖母の息子、つまりその父はまだ .... 左にある物体を右にする動作を繰り返していました
それくらい自分はパンダみたいな生物でしたね
雲が右から左へ流れ
私を通過する際のみ雨をしたたらせました
二葉が滴を反射しとてもきれいでした

 ....
まるで、息でもしてなかったかのような気持ち。

しゃべる言葉を呑み込んで。

言いたいことは、いっちゃいけないことで。

ころして、ころして、静かに、笑って。

苦しいなんて感じなくて ....
たいふううぅ

傘がくるくる空に消える

わくわく甘い匂いがしてくるよ

たいふううぅ

子供たちが笑っている

大人たちもはにかんでいる

たいふううぅ

あぁびしょ濡れ ....
*俺は無差別主義者じゃねえ けれどよ・・*




いつもひょっこり顔を出す

厚い扉の向こうから

忘れた頃に


開け放つのは

私が私であって

貴方とそれほど違 ....
じじさんの自由詩おすすめリスト(705)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
小さい花- 朧月自由詩1512-6-27
END- 文字綴り ...自由詩1*12-6-26
ぼんやり- そらの珊 ...自由詩24*12-6-26
救いたいなら- 殿上 童自由詩27*12-6-25
#百句悶々- 北大路京 ...自由詩11*12-6-25
貸し家- そらの珊 ...自由詩1012-6-25
【_乾燥機問答_】- 泡沫恋歌自由詩17+*12-6-25
M_2012- たま自由詩35*12-6-25
挑戦- 一酸化炭 ...自由詩4*12-6-25
欲するものと必要なもの- ただのみ ...自由詩22*12-6-25
よさげ- 灰泥軽茶自由詩14*12-6-24
まくら- なきり自由詩412-6-24
雨にあるこう- beebee自由詩25*12-6-24
ばいばい- 永乃ゆち自由詩10*12-6-24
サボテン(改作)- 永乃ゆち自由詩4*12-6-24
笑い方を教えてくれ- まーつん自由詩7*12-6-24
地球照- 梅昆布茶自由詩2212-6-24
クハ_モハ_クモハ_サハ- nonya自由詩24*12-6-23
ダウンズタウン_is_freedom- 石川敬大自由詩17+12-6-23
伝言板- 乱太郎自由詩20*12-6-22
勝手にトモダチ- そらの珊 ...自由詩18*12-6-22
蚤市の仏像さん- 灰泥軽茶自由詩11*12-6-22
夜あけ- はるな自由詩2312-6-21
黒い太陽- gy0.jp自由詩112-6-20
母さん- 永乃ゆち自由詩8+*12-6-20
習_家族の肖像- ズー自由詩1*12-6-20
パンダ動物園- まきしむ自由詩7*12-6-20
ただいま。- 狠志自由詩312-6-19
台風やってくる- 灰泥軽茶自由詩8*12-6-19
差別君に告ぐ- ドクダミ ...自由詩212-6-19

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