すべてのおすすめ
  
   キラキラと瞬くことが仕事です三日月の右やや斜めした


   眠れずに消炭色にそまるきみ金平糖を抱きしめながら


   星のない夜に星を数えています流れる星を貼りつけな ....
薬局で迷いに迷って買いました蜂蜜入りのリップクリーム


秋物を買おうと行った店先でつい手が伸びる夏の{ルビ値引き品=バーゲン}


肌寒くなると伸ばしていた髪を切りたくなるのはなぜな ....
かなしくてなみだをこぼす闇のなか気配はきみのただの面影


アルバムに辿るあの日のよろこびもいまは一人の愚図のため息


二十四わたしの歳はその時に綴じこまれてるスチールのまま


 ....
青空と呼ぶのはたやすいことだけど本当にこれは青なのですか


週一度通ってくれる看護師さんわたしに触れる唯一のひと


晴れるかな空をみるため扉開け一歩だけ出て知った八月


詩と書 ....
  日に焼けて今日が傾き茹るころ彼方ひがしに浮くしゃぼん玉



  ため息の踏み切り渡った向こうがわ夕日に染まるひぐらしの声



  たそがれを薄く流してくるりと巻いてフラ ....
チャヤプラオポペンボンベンバッファナギャ私の星のアイシテルです 夏の宵 風鈴さえも物静か 誰に別れを告げて過ごそう

すべてを溶かして夏が逝く 遠く僕らを置き去りにして

朝顔にそっと問いかけ返事待つ あの恋の行方こころの行方

短信の むこうに見 ....
死を拾う 空に斧振り上げたまま腹見せて転がっている

詩を拾う 弔いもなく涙なく乾いて虫の命逝く夏
沖に出てあおむけに視るこんなにも空の広さがおしよせてくる

優しげな名前とは裏腹に盆過ぎて泳ぐ子 戒める海月

光る波ひとつふたつと三角の硝子の意志が増殖してく

足裏の次第に砂がさらわれ ....
   下駄をはく爪さき紅くはにかんだほら朝顔がしじまに惚れた
           
              

   かなしみのかなしみの声聴こえたら痩せた背中の骨なぞらえる ....
からっぽをからっぽで埋めからっぽで蓋をしててもあふれるからっぽ 僕は壊れたラジエーター星間飛行もままならぬほしのまにまに愛と彷徨う

ひかり差す君の右手を握りたくて闇に左手売り渡す

愛人とエデンの園をさがしに行くそれは太陽系の第三惑星

この街 ....
  

   熟れすぎたトマトが割けて溢れだすざぶんざぶんと満ちていく海
  


   まっかですアスファルト脇ほむら立ち鶏冠にも似た真夏の怒り

             

 ....
百日紅みてないみてないみていない会いたし命の色の朱の色 言葉尻に「けど」つける娘よわたしはその「けど」のあとが聞きたい 駆け寄ってチケット渡す憧れの人に名前を呼ばれる幸せ ショッピングモールの雑踏にきみの面影ほのかにうかぶ

ラヴェルのボレロを聴きながらこの日常の主題をおもう

奥田民生の描く自由とさすらいそれを模範に生きてみたい

彼女にみたててもらった ....
ものいわずほどかれるのを待つふたり あやつなぎしたみはうつくしく

咲けばこそ散るや実のなる花たちの つぼみでいれば摘む指もなく
紫陽花の色が私を表した静かな時間静かに過ごす

夏を待つ体は汗をかき始め薄着姿に早くなりたい

詩集読み書かれた世界散歩するのめり込むほど孤独深まる

手に取ればその本が持つエネルギー体に ....
新しい
 ....
嫌われたい人にきちんと嫌われたい 不毛な延長を断つ一言


憧れを憧れのまま凍らせた世界が 刻む 時を 聞く


敵は敵らしくせよと言いたげな君 不在者に向けた呪詛が膨らむ
 ....
夜遠くひかりばかりを掴む夢みてさめざめと淹れるコーヒー

さよならは生涯一度の挨拶ですまだ言ってませんまたねだけです

きょうよりもあしたと思い灯り消し遠くで誰か生きている音

見ていない ....
階段の途中で立ち止まるような恋 昇ってきたのか降りてきたのか

ふりだせばいっそ気にすることもない水を遣らずにこの花咲くか
春の風夏の風へと変わる頃汗ばむ肌に気づいて笑う

降りてくる言葉合わせて完成する愛を倍増させる言霊

金魚見て涼やかな風感じたい水槽の中狭いと言った

ネガティブになることもなく笑い合う明 ....
波音にとける言葉を汲み取って砂に名前を書いたりしない 真っ直ぐな目で未来を見つめているから昨日の君はもういない



足元の影が日増しに濃ゆくなる蜃気楼の夏よこんにちは



つばめが巣立ちを迎えた日空に伸びる軌道を僕は追いかけて

 ....
1 日曜日
  夕方5時の夕食後
  いかねばなるまい
  行かねばなるまい


2 ソワソワと
  ベッドで天井見上げては
  でも どこに行く?
  でも どこへ行く?


 ....
血潮、とノートに書いて貝殻のなかにたしかに海があったと

隣席のヘッドフォンから砂の音が聴き分けられる夏の江ノ電

ふたりで海を見たのは一度 いつまで、と互いに決められないままいた ....
目を細め少し太陽眺めてた黄金の海波打っている

細胞が活性化され元気いい身体の奥から湧き出るように

故郷へ続く道程狭い道観光地があり渋滞ばかり

細胞が活性化され元気いい全身に光流れ喜ぶ
夢で見る公園の広さ無限大遊ぶ時間は幾らでもある

五月晴れ体動かし心地良い大地の息吹私の味方

教室が一瞬にして凍りつく厳しい教師でも愛がある

幸福の感覚ばかり膨らんだ愛されている愛して ....
たまさんの短歌おすすめリスト(286)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
星のみた夢- 石田とわ短歌11*13-9-18
ねぇ、秋がきましたよ。- 時子短歌713-9-17
小石も混ぜて海に沈める_(十首)- もっぷ短歌4*13-9-14
八月の残照_(十五首)- もっぷ短歌6*13-9-14
雫色のたそがれに- 石田とわ短歌11*13-9-5
チャヤプラオポペンボンベンバッファナギャ私の星のアイシテルで ...- 北大路京 ...短歌713-9-4
晩夏へようこそ- 梅昆布茶短歌913-8-25
蟷螂- そらの珊 ...短歌17*13-8-24
夏の終わりに- そらの珊 ...短歌11*13-8-19
ひとつぶ- 石田とわ短歌11*13-8-17
からっぽ- はるな短歌913-8-16
夜間飛行_星のまにまに- 梅昆布茶短歌413-8-16
半かけ- 石田とわ短歌11*13-8-11
étude- もっぷ短歌3*13-8-10
言葉尻に- 久里短歌313-8-10
映画館- 久里短歌113-8-6
日曜日の午後の歌- 梅昆布茶短歌613-8-4
あやつなぎ- はるな短歌113-8-4
静かな時間- 夏川ゆう短歌213-7-29
HELLO_GOOD_MORNING_SUNSHINE_- TAT短歌3*13-7-28
呪詛- 深水遊脚短歌9*13-7-4
雑詠_11+2- もっぷ短歌513-7-4
階段- はるな短歌213-6-28
夏の風- 夏川ゆう短歌113-6-28
波音にとける言葉を汲み取って砂に名前を書いたりしない- 北大路京 ...短歌713-6-26
夏よこんにちは- ミツバチ短歌113-6-26
スーパームーンミラクル- 佐和短歌213-6-23
夏音〜KANON〜- Rin.短歌813-6-19
観光地- 夏川ゆう短歌113-6-18
愛している- 夏川ゆう短歌213-6-7

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10