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血潮、とノートに書いて貝殻のなかにたしかに海があったと

隣席のヘッドフォンから砂の音が聴き分けられる夏の江ノ電

ふたりで海を見たのは一度 いつまで、と互いに決められないままいた ....
夏、それは
裏とおもてのある季節
裏道はどこへも
繋がってはいない

向日葵、それは
追いかけていた肩甲骨の高さで咲いて
自転車で踏んでしまった蝉の音で枯れた

波、それは
壊れた ....
駆け抜けてしまえないのがもどかしい屋上だった8号館は


まばたきをするたび更新されている影あり春の日は万華鏡


「ガイブセイ?」「うん、外部生。」
かんたんに友がつくれてし ....
たまさんのRin.さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏音〜KANON〜- Rin.短歌813-6-19
夏に濡れている- Rin.自由詩14*12-8-25
8号館_〜遠ざかれない日々によせて〜- Rin.短歌13*12-8-19

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