すべてのおすすめ
うっかりとすずめの焼き鳥食べてから雀の顔を直視してない

何年も開けられてない旅行カバンとんでもないうっかりが出てきそうで

ガソリンいれるとこなんで開けっ放しなん? 娘の指摘にうろたえて あ ....
福耳の貧乏神はそのうちに福の神へと変わると思う 冬景色 北国生まれじゃないけれど懐かしいわぁ今日は湯豆腐

かつをぶし削って薫る郷愁は年経るごとに熟成します

水仙をたどれば春はつながるよ ふるさとの土 温かい風

手作りの竹馬結局乗れ ....
アップしたら北大路京介さんの間にはさまってしまった   チョキチョキと切り抜いたのは嘘泣きです天使の羽と切れないハサミ

   
  足の裏さみしい沼を飼っている思い出喰らい泣いては縮む


  夜が降るきのうも降った今夜もね、 ....
結社にも誘われないし海苔を喰う【海苔】も季語だと誰にも言わず 蜜りんご食べる時
白雪姫気取って気付く

やべぇ 王子様いねぇ……
十二月下旬となればこんな日は夕日がかなしい歌うたってる


冬を言えそう言われたらわたくしはさびしいですと供養塔向く


リカちゃんもバービーもいま持ってない捨てた記憶も持ってはいない
 ....
怪電波発信させて正確な君の時計を狂わせる恋 そらを飛んだ夢を見た
僕は足のない回転木馬

南京錠を閉め忘れたまま
春の沙漠を放浪している

木の芽の匂い持ち歩くための
ポケットのある素敵な上着

おたまじゃくしを捕まえたら
 ....
君となら濡れてゆきたい夜だから折り畳み傘眠らせたまま     風見鶏、青磁のそらにはばたけば南へ向かいひたすらに飛ぶ


    あいうえおあなたにどれを贈ろうか曲がりくねったひらがな愛し


    過ぎてゆく明日が今日を追い越 ....
焼き芋の包まれている新聞紙かすかなインクの匂いも食す

くくられた新聞紙の椅子の上あごひげという名の猫がくつろぐ

ちぎられて水にひたさればらまかまれほこりにまみれて新聞紙逝く

世の中の ....
松の木に敬礼を(ぼくにちからを)灯台守にコーンスープを

気の毒なひと、といわれて気の毒なひとであったと知る十二月

もうみずに変わるまぎわの雪片をしんしんと抱く窓になりたい

掃除機 ....
元旦にお雑煮のなし蜜柑なしされど思い出{ルビ遥遥=はろばろ}{ルビ響動=とよ}む


元旦にお雑煮のなし蜜柑なしされど思い出晴れ晴れと詠む
冬海の人近づけぬ厳しさよ その雪代に生きる魚あり 自転車で走る十月みそか頃指先ちょっぴり冬を覚えて


地方への旅の帰りの車窓から山が消えるとやすらかになる


立ち去った日々に暇をあげたあとでも変わらない時計の仕事


百日紅終わ ....
珈琲の湯気に黄泉行く人を思いながら春待つ冬かな ケーキ屋のサンタクロースは眠れずに 家族と過ごす26日

酒を飲み不平不満をぶちまけて それでも明日はやってくるのだ

「仕事と家庭のどちらが大事なの?」 やや食い気味に「君だ」と答え

 ....
嫌な顔をした先生 でもフランクフルトを詩にしちゃいけない理由 なかった


いつの間に空箱になる ボンタンアメ 好物の似た大人と子供


欲しかった柔らかい胸で頬を埋めた 肌の ....
 木枯らしがいろどり集めさらいます頬を伝うは無色な涙


 秋だから人恋しくて鍋に浮く豆腐のようにゆらいで誘う


 街中をクレヨンで塗り準備する赤もいいけどここは黄色で


 ....
親指が巻き爪だった一週間ビーチサンダル秋の風知る


あの頃にすがることしかできないとみあげる空に同じ月あり


台風が心を壊すほどの日に追憶のなかの秋晴れをゆく


暮れてゆくこど ....
しゃけたらこ おにぎりばくだん投下するシンジゲートの朝は忙し

しみじみと昔の恋がよみがえるように便座に熱戻る朝

カシミアはさぞ美味しかろうよ 虫食いの穴に悪態を吐く

秋空の雲の流れる ....
滴り落ちて返事もなくて水面の波紋がひとつ消えてゆくまま

滑らかな器にそって水は満たされやがてはそのかたちとなる

曇ったガラスになぞった文字は夜明けとともに透き通って読めない

瞳に映る ....
本当のことを言うのを失言と大人は諭すこどもの余白に


わかってる何度も読んだ本開き一番いいとこ破って捨てる


明日ならばきっと良い日と思いたい昨日にめちゃくちゃに落ちてる今朝


 ....
はかなげな羽が降りてくるようにシダーウッドの練り香の夜

素のままの足先冷えるにまかぜては南瓜の裏ごしなんかしてみる

面取りの支度を終えた大根の白さに嫉妬 そうゆうをんな

忘れたり思い ....
   のびをするいわしが泳ぐそらのした垂れた釣り糸かかる秋晴れ


   猫の子と人生につき語り合う泣いてばかりじゃ生きてはゆけぬ

    
   生まれたよ産声あげて風 ....
後ろを振り返るとだれもいない
たぶん肩をたたいたのは夕暮れ

漆黒が塗り重ねられてよるを待つ
あさの白さに塗り変わるまで

針千本飲まされてもうゆびきりはしないと思ったころ
ぼくは立派な ....
指遣い巧みなひとに抱かれては男など要らないことを知る  秋風に頬を染めあげ吾亦紅 小首をかしげあなたを呼んだ


 かくれよう さぁかくれよう、さみしさがやってくるまえ眠りのなかへ


 疲れたと膝を抱えるきみのそば あしたのそらの尻尾をつか ....
たまさんの短歌おすすめリスト(286)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うっかり- そらの珊 ...短歌7*14-2-22
福耳の貧乏神はそのうちに福の神へと変わると思う- 北大路京 ...短歌314-2-8
郷愁- そらの珊 ...短歌12*14-2-6
悔い- 佐和短歌2+14-2-6
かなしいほどに- 石田とわ短歌13*14-2-5
結社にも誘われないし海苔を喰う【海苔】も季語だと誰にも言わず- 北大路京 ...短歌214-2-3
まあ小人もいませんけれども- あかりん ...短歌5*14-2-1
二〇一三年最後のノートから_1_(一〇首)- もっぷ短歌314-1-26
怪電波発信させて正確な君の時計を狂わせる恋- 北大路京 ...短歌214-1-22
春の回転木馬- 梅昆布茶短歌1214-1-21
君となら濡れてゆきたい夜だから折り畳み傘眠らせたまま- 北大路京 ...短歌814-1-19
ひたすら- 石田とわ短歌15*14-1-14
新聞紙- そらの珊 ...短歌1314-1-10
十二月- 魚住蓮奈短歌5*14-1-6
元旦_2014- もっぷ短歌4*14-1-1
無題- gorsescent短歌3*13-12-18
十月みそかのノートから_(十首)- もっぷ短歌613-12-17
「休息」- 宇野康平短歌213-12-8
働く人のうた- 中村 く ...短歌1113-12-8
嘘の傷痕- 深水遊脚短歌5*13-12-1
アイスクリームな夜- 石田とわ短歌16*13-11-30
十月のノートから1_(十首)- もっぷ短歌513-11-20
めいぷる- そらの珊 ...短歌1113-11-7
水滴- 梅昆布茶短歌1013-11-1
九月のノートから2_(十首)- もっぷ短歌613-10-30
イノセント- そらの珊 ...短歌1113-10-30
秋便り- 石田とわ短歌9*13-10-29
蛇行- 梅昆布茶短歌1313-10-26
指遣い- 佐野まこ短歌413-10-26
Love_letter- 石田とわ短歌13*13-9-27

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