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一粒の宇宙の果てから打ち寄せる心音、いのちが(((エコーしている)))
群れを捨て刺激の弱い新鮮な雨を踊り食いするサカナ
ビー玉の敷き詰められた砂浜の津波の向こうは雲の平原
....
船をたたむ)海岸からは海岸が見えなくてこれでは砂漠と同じです(海岸もたたむ
抜けそうな八重歯の揺れが開閉器 奇跡と破滅を行ったり来たり
(忘れたい)脳裏に散らかる消しかすはしろくて ....
(発酵したい、)ね ふたり。肌はふやけて溶け出して やさしくこわれてゆくからだ
蜂の巣に成り変わってく脳みそがしとしとばらまく蜜と毒針
ぼくたちは目蓋に守られ息をする微弱いいのち せっくす ....
わたしたちは時間をうまくやり繰りして乳清だらけのヨーグルトになる
触感がどうだとうではないのです(生き物なのね)あたたかい罠
皮膚擦れて 二階の角部屋は朝日に焼かれ まな板の上で震える枕
....
足の爪はミドリにぬれた 密林で
おとなの おんなの 睫毛が下がる
ことり ま菜さんの佐藤真夏さんおすすめリスト
(5)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
皮膚がおびえる
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佐藤真夏
短歌
3*
10-3-31
ただ水があるだけの砂漠
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佐藤真夏
短歌
5*
10-3-30
瓶詰地獄
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佐藤真夏
短歌
6*
10-3-29
(ほのかに腐った匂いにときめく根ナシ草が見るゆめ)
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佐藤真夏
短歌
6*
10-3-28
生け花
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佐藤真夏
自由詩
2+*
10-1-29
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