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いつのまにか
ドアの隙間から
覗いてる
若い女性の
叫び声に驚いて
逃げていく
おっさんは
そこで何していたの
ひょっとして
アンタ、ナニしていたの?
おっさんは静かに
音も立て ....
サンミゲルをラッパ飲みしながら

いつの間にかスラム街を歩いていた

失意を演出するような

怠惰と自棄をまとって歩いていた

廃線のまわりにはバラックが並び

カラフルな洗濯もの ....
花は沈まない
花は浮かんだままである

花は沈まない
花は届かない
界面を貫いて
進むことなく
ただ
漂っているだけなのである

花は沈まない
花は届かない
花は漂っているだけ ....
かけそば
禿そば
ハムそば
オムそば
お酢そば
キスそば
肝そば
鴨そば
亀そば
飴そば
灰汁そば
肉そば
国そば
釘そば
ネギそば
嗅ぎそば
傘そば 
逆さそば 
 ....
握りつぶしたグラスが紅く染まる
砕け散った欠片を投げつけ
黒夜が悔しさを呑み込む

舞い上がる幾粒の星が
私を紅く照らす
掌の紅が悔しさの証

見えない包帯
ビル風の手当
今夜だけ ....
地に立つ生には背負うものが重すぎる

思考の止まった生卵を
無表情な月が唆す
いや全くその通りだと
小さく頷き、動悸とめまいに身を投げた

母が、母が、
重たい私を水銀の泉から引き摺り ....
津波がさらっていった親父の夢の事を考える
太平洋に浮かんでいる親父の夢の事を考える
親父は彼のブルースをドライブ出来るだろうか
僕は僕のブルースをドライブ出来ない
屈辱と憤怒と恐怖と焦燥と劣等 ....
緊張する暇すらないはずなのに

一週間ずっと緊張していた

だからだろうか

風邪をひいても

いつもは熱などでないのに

朝計ったら7度8分もあった

タバコをふかしてはしつ ....
 
 
日記帳、
欄外の余白を縮絨し
つくられた子羊に
錆びた針を飲ませる
わすれられた浜に
とり残された
もろい足跡のように
母の筆跡は、
幾度目かの春で途切れていた


 ....
{引用=
ゆるい傾斜を登ってゆく
幸せそうにショッピングバッグを抱えた女にとって
街が壊れたよるを窓から眺め
水晶の破片が星のようにきれいね、と
うたうことだって可能なのだろうか
その美し ....
俺のジーンズとあんたのスカートがベッドの下で絡まる事は無い
それはロフトに敷いた布団であっても同じだ
ロフトの下の冷たい床の上で僕らの服は絡まったりしない
でも最後に絡まった俺のセブンスターズと ....
きのう遺書を書いて警視庁に集まった僕らは

福島で集結した自衛隊の方々といまそこを出発した

現着し東電社員から教えて貰った知識と図面を目で確かめてゆく

そして爆発の影響を図面に書き込ん ....
感謝の言葉 色々あるのに
何だか不思議
たった五文字の言葉
なのに嬉しい

ありがとうを贈る数と
ありがとうを貰う数が
たくさん混ざり合って幸せになる
カスミの花で埋め尽くそう

 ....
雪が降る

音のない洞窟に

音楽を幻視する作業員たち

雪が降る

味の素みたいだ

時がゆっくりと崩れている


時が蝕まれることだけを数えている

これ以上なにかき ....
出会った日と
同じように
日差しが
春の近さを知らせる
静かな午前
会社を休み
買い物に出かける二人

人並みでごった返した
駅前の東急ストア
呆れた僕がふいに
目を離した
そ ....
灰色掛かったガラスの中では
巨大な恐ろしい奴らを相手に
灰かぶりの勇者が盾となって
この砦を守り切ろうと闘っている

見えない・掴めない奴らを
早く捕らえてしまえ!と
私達は勝手に気を高 ....
透明な絵本を
じっと見ている子供がいて
クレヨンを持って
かがやいた笑顔をみせる
 (これは何色なの?
としきりに尋ねてくるので
答えに困って
好きな色で塗ってごらんと
うなず ....
ここが有名な現代詩フォーラム/そんなとこでオナニーしてどうなる
どれを読んでもつまんねえのばかりで/そんなのにポイント入れる馬鹿みてぇ
どうせ理解なんてされないラップ詩/他は気持ちの悪い文章ばっか ....
すこしでも 勾配のある坂は
極端に あなたの足は遅くなる
だからわたしは すこしの斜度の上り坂で 
こころが どこかに 泳ぎだす

うっかりすると 勾配がつづきすぎていて
極端に ....
カツオに
「こらっ!カツオ!」
って言えるのは
フネだけ
(そんなことないと思うけどねー、波平だって言えるよ)
明日になって
また、あなたのイガグリ頭に
触れたらきっと
チクチクしてし ....
―葡萄を与えて下さい

いつのまにか 本心を見失って居て
揺らぐ蝋燭の様に ざわめく ソラSky
いつのまにか 彼女は狂って居て
とめどなく溢れる 涙と共に…叫ぶ≪Cry≫

本当に愛し ....
フレーフレーみんな

フレーフレーみんな

フレフレみんな

フレフレみんな

わっー

ドンマイドンマイみんな

いいぞいいぞみんな

わっー


お母さんは泊まり ....
妥協とはこちらのてのひらのうえで

相手に主導権を握らせることだ

そして妥協しながら大義名分を探してゆく

相手を巻き込むことが可能な大義名分

その楔を撃ち込んでからいったん身をひ ....
過去三例しかないことが

いま同時に三つ起こっている

あしたきっと飲みにゆこう

馬鹿さわぎして

まっとうなひとに叱られよう


蓄えて

足るを忘れて

それに慣れ ....
水は降る 冬は降る
銀と灰と
誉れなき晶
午後は降る 午後は降る


右手で右手をしぼり
流れ出るのは同じ色
痛みに混じる
あたたかさ


ななめうしろ つ ....
平成大地震
世は割れ
涙が何処でも見れる
素晴らしいぜ
ゴミだらけだ!
西日本中国地方
ここでは観客がいる
僕らの心は随意に揺れる

ショータイムだ
死と希望と金になる絶望
 ....
政府に文句などない

最悪の事態なんて

タイムリーに通達されるわけない

四五時間後がいいとこだろう

それでも速いぐらいだろう

いま小田原の弟のところにいる

小田原から ....
{引用=
鳥がなぜ飛べるか知らないように
花がなぜ咲けるか知らないように
人はなぜ生きるか知らないから歩いていける
手を繋いで不完全を積み上げ
明日へしかいけないいのちの行進

あやめる ....
ていでんのよる
きみとみていた

あのよぞらを
わすれない

ほしでみたされていく
あのよぞらを

いきのびて
みていたよるを





せいぎのみかたは ....
わたしは日本人だ

日本でうまれて暮らしている

わたしは日本人だ

国籍だってきょねんからそうだ

食べ物いがいもとの国籍には興味ない

食べ物だって興味ないかもしれない

 ....
小野 一縷さんの自由詩おすすめリスト(462)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いつのまにかおっさんは- 花形新次自由詩1*11-3-20
自殺しないための装置- 吉岡ペペ ...自由詩611-3-20
真似事- 北村 守 ...自由詩211-3-20
そば屋のおしながき- 紀ノ川つ ...自由詩3*11-3-20
黒夜と紅と包帯- subaru★自由詩2*11-3-20
朧月夜- モリー自由詩7*11-3-19
青梅街道ブルースドライブ- 虹村 凌自由詩3*11-3-19
3月18日- 吉岡ペペ ...自由詩211-3-19
Ou_est_ma_agneau- 雛鳥むく自由詩1311-3-19
何も特別なことなど起こらなかったように- 高梁サト ...自由詩911-3-19
洗ってない詩人の臭いがするんだよ- 虹村 凌自由詩3*11-3-19
1935- 吉岡ペペ ...自由詩311-3-18
ありがとう- subaru★自由詩5*11-3-18
雪が降る- 吉岡ペペ ...自由詩611-3-17
買いしめたい- 花形新次自由詩3+*11-3-17
灰色掛かったガラスの中で- subaru★自由詩1*11-3-17
透明な絵本- かんな自由詩33*11-3-16
Dis_is- SEKAI NO RET ...自由詩3*11-3-16
鳥の二足歩行- るるりら自由詩7*11-3-16
22才のワカメ- 花形新次自由詩5*11-3-16
狂ったスカイ- 薬熊自由詩111-3-16
フレー- 吉岡ペペ ...自由詩211-3-15
たまプラーザにて- 吉岡ペペ ...自由詩111-3-15
あしたきっと- 吉岡ペペ ...自由詩511-3-15
けもの森の囚人- 木立 悟自由詩411-3-15
綺麗なチェーンメール- 竜門勇気自由詩2*11-3-15
小田原城にて- 吉岡ペペ ...自由詩311-3-14
明日への波紋- 高梁サト ...自由詩411-3-14
余震- 小川 葉自由詩1211-3-13
わたしは日本人だ- 吉岡ペペ ...自由詩211-3-13

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