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君の命を思うとき
自分の命を考える
この生きざまを
君がすべて見ているのなら
私は決して褒められた生き方なんて
できない人間で
これからもうまい生き方ができそうにありませんが
....
左手にかなしみ それならば右手に何をつかめばいい?
息が白く地面は固く 僕はこんなにも弱かった
ただこの手のひらに落ちては溶ける結晶のように
無力さもほどけていく事を願い そうはならなかった
....
本当にそれだけ。。。
なんで存在してんだろ
戸籍から抹消されたい
みんなの記憶から ....
世界は二頭の象が支える巨大な円盤ではなく
真空に浮かぶ球体にかろうじて貼りついている
ざらざらとした薄い膜に過ぎない
と知った日から君は
旅に出る必要がなくなってしまった
それなのに
果て ....
立ち食いそば屋で
夕飯を食った
客のほとんどは
お酒を飲んでいて
立てなくなると
ざるそばを食って
次々と去っていった
素数について
話している客がいた
立て ....
{引用=
おまえは死への憧憬もないまま 籠を抜け出して
まだ春も遠い 凍える大地へと羽ばたいていった
空高く飛翔することも出来ない そのか弱い翼で
導きの手もないまま 朽ち果てる身体は
誰に ....
弱いのです
弱いのです
さみしさをしらないふりにできるほどに
わたしは強くないのです
あなたに声高にさみしいといえるほどに
わたしは弱くないのです
死にたいと
死にたいと
あなたにいえるほどに幼稚で ....
何もかも愛のために許せるわけもなく
あなたがつまらなさそうに出かけるのをとめることも出来ず
どっちもどっちな夜はふける
こんな風に両親だって不仲になったのじゃ と
おもいあたるふしはあった ....
階段を降りて
坂道を下ったら
ともだちがきえていた
目の前を
横切る電車に
乗っていったのだった
老夫婦が手をつないで
それを見ながら
歩いていた
Aを語るB
Bを語るC
Cを語 ....
六月の陽が射して
雲を払い
風は流れて
雨が上がる
濡れたままの
あなたとわたしは
ひとりと
ひとりで
ふたりだった
ふたつ並んだ足跡を
ひとつひとつ消しながら
終わ ....
{引用=
1
そして
と
呼ばれている接続詞に
つかの間
休息を与えられ
安堵して
母親の洗った
布団に
潜り込み
今日1日の艶やかさを
昨日と
比べるこ ....
ガンダムってすげえよな
隣の席で男の子たちが騒いでいた
お台場に展示されている実物大のガンダムを見てきたらしく
それぞれ高揚した面持ちで身振り手振りが忙しい
ガンダムってモビルスー ....
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