微笑み浮かんだら 授業は うわのそら
教室で運命・赤い糸さがしてる

願いが叶うなら 君の泣きじゃくる顔も
見たい 見ていたい 10年後も その先も

 君に惹かれるのは なぜ だろう ....
善い人と悪い人が
いるわけじゃない

ひとりの人に
善い部分と悪い部分が
半分ずつあるだけ

誰もが
そうなのであって
例外はないと思う

レベルメーターの針が
善い方に振れた ....
汚れてしまったこころの生地
刺々しく右から左から
吹き付けあざ笑う風の行列に
隠しておいたはずのこころは
小さく大きく傷をつけられ
気がついたら
涙が滲んでしまうほど
表面がすっかり ....
{画像=110411235352.jpg}


その時は気が付かなかったけれど
写真を見て気が付いた
彼女は右手に一本の花を持っていた
笑いかける視線の先に
彼女の母がいた
慈顔の想い ....
やさしい言葉を聞きたくて

ずっと詩を真似てきたけど

がらんどうのこの胸から

あふれる言葉は今日も軽くて

無残にも残骸をさらしている

なあ 僕の灰

どうせむなしく ....
  やわらかい
  風の日、
  きみの揚げた凧が
  太陽と重なった



  きみの
  生まれた日、
  ぼくのもつあらゆる影は
  一瞬で消えたのだ



 ....
なんていう病気なのかは
怖くて聞いてない
だけれど言われたとおりに
薬を飲んでいるんです
それが 僕なのさ

薬を飲まなくて
良いって状態になったら
お金の負担が無くなるし
通う手間 ....
東京について朝の電車にのった

なにか貼られたような顔つき

考えている

見つめている

お堀にみどりが映っている

黄いろを嗅いだらなつかしくなる

さくらの白が群れていた ....
さいころを振って
一の目が出たら
一歩踏み出そう

どこかに残っている筈の
希望の欠片を探して
僕に見つけ出せるだろうか
それは分からないけど
いつまでもぼーっとして
手をこまねいて ....
俺はある夜、見知らぬ男に叩き起こされた。

俺は西荻窪の10階建てマンションの8階に住んでいる。
気休めではあるがマンションはオートロックだし、
玄関の鍵はもちろん掛けてあった筈だ。

し ....
  あなたが大きくなったなら
  楽器のできない私のかわりに
  ギターをきかせてちょうだいな
  聴きたい歌なら沢山あるけど
  あなたの好きな歌でいいよ



  あなたと ....
馬鹿みたいだから、
そんな事より自分には重要な事が有ったから、
都知事選挙に行かなかった。

どうせあのバカだろ。

ところで家、今月中に引っ越さなきゃならないんだけど、まだ引っ越す家 ....
地面が腫れるから
迷子になって
肝心な時に尻込みするから
奇妙な洋服を着ていても
目立てない

いつもの と片手を挙げる
少しだけ非日常の感覚も
見慣れた頃には ....
水に流れない塵が
水のなかから夜を見ている
水と 水ではないものの影
常の渦 常の渦


遅れる光
手になじみ
音の背の丘
曇と息は見つめあう


痛みの矢 ....
ありがとうと
いう気持ちになって
流れる涙は自分の
汚れをとる
空気に蒸発して
生命をけずる
それが宿命ならかまわない
どんなことをいったって
突然わかるの
ありがとうといいたくなる ....
うちの近所に
知的障害者の施設ができるときいて
みんな反対した
知的障害の姉をもつ私は怒った

うちの近所に
性犯罪の過去をもつ人がもどってくるときいて
私はいやだとおもった

抱き ....
何処かに残っているはずの
理想の欠片が見つけられない
繋がっていたはずの
天球の波動が感じられない
現実的だったはずの
予感は思惑を外れて宙に浮いた
身近に感じていたはずの
神の息吹は遠 ....
優しくなんかしないよ
それは罪だから

桜は
背中を伸ばして咲くの

ふわりと
散るときも
涙なんか流さない

胸にいっぱいの
悲しみを秘めて
くるりくるり舞う
蝶々みたいに ....
あなたは来るの
トレンチコートで
前がはだけると
中は全裸
(と思ったら・・・)
あなたは着けてる
ペニスケース
ジャングルでもないのに
ずっと
今年の春忘れない
桜の花咲き乱れて ....
もうすぐ今日が
地平線の向こうへと
まだ生きたかったと
怨念を残して去っていく
その時太陽の傍らで
道連れに消えていこうとする
今日をぼくと共に歩んだ
ちっぽけな気持ちの欠片
 ....
 その店はあった。
 丘の上にポツリと立ち、遠く工場の白い煙がもくもくたなびいている。小さな木製の看板に無造作に書かれた、種屋、の文字、周りはトタン板で覆われ、回りには見たこともない草が生えている。 ....
  人の怒り
  兎の悲しみ
  牛の痛み
  マンモスの憂い
  ゾウリムシの儚み
  蠍の板ばさみ
  イソギンチャクの絶望
  カワウソの焦燥
  蝮の煩悩
  ウォンバッ ....
僕と君は死ぬまでずっと一緒/交わした約束はいつかきっと
何年経とうが叶うはずだと/所詮妄想のはずだろうけど
途中で人生が枝分かれ/二人に近づいていく別れ
それに気づかないフリしてた/僕も君も色々 ....
この桜は
雨に濡れているだけ
はるかの地で
咲かなかった仲間を
忍んではいない
感じてはいない

そうだよね と
目で触れる私に
ふぁさりと首を振る
風がこたえたのか
雫は球にな ....
スケッチ越しに美術室を見渡す
わたしは
わたしの目がどれくらい
セカイを正しく把握できているか知りたかった
ので、評価が必要でした
おそらくそれは何百枚目かのセカイ

イマジネーションは ....
すこしぬるい冷たい風

くるまが横をすべってく

電車のおとがつれてゆく

ふつうに夜桜さいている

コンビニ袋ちりちりちりちり

なんでこんなに悲しいのだろう


知らぬま ....
はきかえることはつらいけど
仕方がないんだ
汚しちゃったから
わたしはおろしたてのパンツをはこう
知らないうちに
出ちゃったんだよ
知らないうちに出ちゃったんだよ
今でもときどき
出ち ....
他者と一緒に生きることこそ
生の充実であると考える西洋において
生きている間
人に話したいこと
人に聞いてもらいたいこと
人から話してもらいたいこと
人の解りたいこと
そういうものが沢山 ....
最初フットボール大の素粒子だった

それが爆発して

今日も宇宙は拡散している

宇宙の果てとはどんなだろう

果てのむこうはなんなのだろう

フットボール大の素粒子のころ

 ....
指先は冷たく、
人ごみに入る勇気は無いな。
爪って皮膚の一部なんだって知ってる?
なんで、今、思い出す。


電車内で女の子がマニキュアが剥がれたのを気にしてる。
「爪を綺麗にしてな ....
小野 一縷さんのおすすめリスト(517)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春笑- 北大路京 ...自由詩10*11-4-12
ACDC私的広告機構- 花形新次自由詩1*11-4-12
汚れてしまった- 寒雪自由詩111-4-12
幼女はDaisyを持つ- beebee自由詩511-4-11
Peace_to_my_ashes- syuon自由詩3*11-4-11
- 草野春心自由詩2*11-4-11
それが僕なのさ- SEKAI NO RET ...自由詩1*11-4-11
地震と自然- 吉岡ペペ ...自由詩311-4-11
僕の一歩と一緒に地球と天球は回転する- ジム・プ ...自由詩4*11-4-11
D.A.Harold's_brain- 田無自由詩311-4-11
笑顔- 草野春心自由詩5*11-4-10
綺麗な言葉を。- 菊池ナン ...自由詩311-4-10
ちょうどいいものを知っている- 中山 マ ...自由詩211-4-10
降り来る言葉_L- 木立 悟自由詩411-4-10
素直になれるとき- 朧月自由詩311-4-10
抱き続けるということ- 朧月自由詩211-4-10
さいころを振ったよ- ジム・プ ...自由詩3*11-4-9
背伸び桜- 朧月自由詩211-4-9
恋する変態- 花形新次自由詩4*11-4-9
気がかり- 寒雪自由詩211-4-9
種屋- 山人自由詩3*11-4-9
考える- 草野春心自由詩5*11-4-9
さよならさんかく- SEKAI NO RET ...自由詩1*11-4-8
桜の雫- 朧月自由詩511-4-8
素描- 高梁サト ...自由詩5*11-4-8
一晩じゅうが始まるころ- 吉岡ペペ ...自由詩1111-4-7
おろしたてのパンツ__唄:千ズリ夫- 花形新次自由詩2*11-4-7
孤独- 一 二自由詩111-4-7
宇宙の果て- 吉岡ペペ ...自由詩411-4-7
爪と皮膚。- 菊池ナン ...自由詩111-4-7

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