オレンジ色の雪になったら
あの人を迎えに行こう
おいしい空気を用意した
あの家へ一緒に
学校で習う言葉が専門性を増すごとに印象深くなるのは、マニアックな人間だけだろうか。
小学、中学、高校・・・と、だんだん馴染みのない言葉が増えてきます。また、それに比例するかのように先生の個性が強くな ....
右手を軽く握って手首を曲げます
そしてそのまま右耳のそばへ

もしできるなら
左足で首のつけねを掻いてみましょう
気持ちいいです

陽だまりでぐてーっとなって
幸せそうな表情を浮かべま ....
海にぽっかり 浮き輪にはまって流される自分がいます
不安と不意の涙の波で出来た海に ぷかぷか ゆらゆら
空は青く澄み晴れているのに この海はとても深く暗い
岸に近づいても 決して上がることが出来 ....
指先でつまんで
そのあとどうするの?

まさか捨てたりしないよね

脇役は最後まで残っても
結局脇役で
だけどその場面を彩るのには必要なんだ

パセリ
緑色のアクセント

僕が ....
何もかも面倒くさくなって
風呂に入るかわりに洗濯機に入ってみた

さすがに寒いと思ったので
あたためた風呂の残り水をポンプで移動
全自動のスイッチを「お急ぎ」にして
ボディーソー ....
どこにもない慰めを
深い色にまぜてとかしてみたら

少し落ち着いたみたい

ぬくもりって
だんだんと冷めてゆくものだから

あたりまえに溜息なんてついてみる

琥珀色の鏡に
吸い ....
空 に 見 つ け た

君 の 羽 根
駅ですれ違った女子高生が
「アンタ詩人になりなー」
と友達に言っていた

ポエジックってのはなんて恥ずかしいんだろう
否定しようか?簡単だけどさ


「詩人病ですね」
「詩人病?」
 ....
地面を打つ雨の音

ぽつぽつと ぽつぽつと

惜しむように奏でられる水上の音楽

とつとつと とつとつと

長雨の予感 ほわんと浮かび去る吐息
硝子の向こう まどかに映える懐かしい ....
夜の空気は光を磨くので
光も鳴るように笑います
今日もわたしの手足は冷たい
だからお風呂に入ります
するとわたしの肌は乾燥して
ぴきぴきとひび割れを起こす
だからクリームを塗ります
そして靴下を履いて
布団に入ります
布団は布団乾燥機 ....
今日をキャラメルの日と制定します

晴天
ひるがえる白い洗濯物
何気ないラジオ放送から始まったキャラメルの日は
全国の老若男女を巻き込み
いまだかつてない展開をみせた
神棚には全てキャラ ....
わたしが悪かったのだ
必要のないものをあげてはいけない
まして
友達がみんなやっているから
なんて理由で
不器用な手つきで
編み棒を動かしちゃいけない
人間暇だとろくなこと考えない
カ ....
一匹の獣と、一匹の蟻がいる。

獣は死んでいた。

蟻が、乾いた瞳の上をあるく。

雨が降りだして

蟻は、獣の闇に融け

獣は、はじめて涙をながした。
今の都会には
青空なんて似合わない
うす汚れたこの街に
青空なんてもったいない
広い青空の似合うのは
いつも一人
あなただけ
きちんと切ってお皿においてあった青林檎が
きれいに無くなってしまった

もしかして
ちゃんとした林檎になりたくて
ウサギになって野原に行っちゃったのかも。
果たせない約束等いらない

欺瞞に満ちた希望の光


ならば


独りでいるよ


思考なんていらないから
食欲の秋
だからといって
食べ過ぎ注意

そんなことしてると
相手の言葉を飲み込んだのにも
気づかない


いや
どう飲みこむのと聞かれても
けしごむ ごしごし こすっても
きえないものなーんだ?

らくがきのつもり なのに
きえなかった きみのなまえ

だれかに見られるのがいやで
まっくろに塗りつぶしたけど

そのし ....
しろいふわふわぼーし  編みました
君に あたまをなぜてもらいたかったから

あえた あたたかさを とっておくために
ふっくらふわふわに 編みました

くちにはいった わたがしみたいに 
 ....
雨が嫌いだ

校門でしか会えない

君の顔

今日は

半分だけ
会ってご飯食べてチューしてそれから
恋人になりたいって
言われても
さらさら流れる感情をどこかでせき止めて
今日から恋人だなんてどこかおかしい
ちゃんちゃらおかしい
自然に恋人になれないの ....
ゆらんとした
わたしのおなかのなかで
じゅうぶんな呼吸をし
みちみちて
のんだり 跳ねたり 食べたり
していた
もう うまくは
おもいだせない
ゆうべ
かっこうわるい
シャツの柄
 ....
 

  美人の母をもちたかった
  美人の母をもちたかった
  母は美人でもなければブスでもない
  母は書道の師範の免許を持っているが
  教養がなかった 尋常高等小学校しか
  で ....
                    127時 @ハト通信

はんぶんにわって
かたほうを
わたし
となづけました
もうかたほうを
こまかくくだくと
おかねやじかんになりました
 ....
もう、勘弁してくれと言ったろ大体なんで人が飯を食っている間に煙草を吸うんだ嫌がるとは思わないのかしかしいつの間にそこまで軽い煙草にしたんだよこの間までセブンスターふたはこ空けてたじゃないかそれがいつの .... 色を伝って
つなわたり
風と窓枠
夕べの衣
水に濡れたままの効能書き



治りたいのでしょう
治りたくないのでしょう
あなたと一緒にいたいのでしょう
木の香りがいいでし ....
わたしがいたら
あなたは
うれしいのかな

よくわからない

わたしはあなたがいると
さみしいの
私、詩を整理したの

これは、お知らせなの

お知らせなのに詩なの

とっても個人的なお知らせだもの

どこに書いたらいいか分からないもの

どうでもいいことかもしれないもの

 ....
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