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くまさんはひとりでした
森の中
誰にも出会いませんでした
花咲く森の道
くまさんは
ひとりでした

孤独なくまの気持ちは
孤独じゃないくまには
けしてわかりません

ある日森の中 ....
皮肉なものですね

愚痴をこぼしたくなるとき
その愚痴を聞いてくれ人は
愚痴なんか聞かせたくない人だったりする

遠まわしな言葉が
あなたの
うんうんという相槌とともに
だんだんと本 ....
夜中に
急にきみのにおいを思い出して
困ってしまった

ほら、
あれ、
なんだったかな?
あのにおい

きみの体温が隣にないことに
妙に動揺してしまっていて

どうしよう
眠 ....
青鉛筆


秋の日

春の日

冬の日

夏の日



4色クレヨン


秋の陽

春の陽

冬の陽

夏の陽
風を凌ごうと咄嗟に
破り捨てた五線譜でビバークする
知っているよ
その風の強さを
その風の冷たさを

君の涙が乾いていく

音楽の軽さ ゆるやかに
流れるように声を重ねて
君の痛み ....
歩き疲れていつものコンビニの前で一服
座り込んでみようかと思ったけど
ちょうどヤン車がきたから足踏ん張った
だっせーオレって一人で笑った

ふと顔あげたら桜が舞ってた
いや、ごめんうそ散っ ....
キミに好きな人ができた
僕たちの終わりなんて、こんなものくらいしかなかったんだな

最後の夜を過ごすために車を滑り込ませたホテル
いつもは明るいから嫌だと言ったキミが
「怖いから」なんて理由 ....
夜明けの街
ビルの硝子は空を映して
深く青く
深海のように深淵のように
瞬きの度に光の差す時間を
吸い込んで見上げれば
頭上には群青
鳥が泳ぐ青い海
私なんて実はいない
誰かが成り済 ....
ぼくは言えないんだ
離れないで、と
そう言ってしまうとよけいに
きみが 忘れるような場所へ
消えてゆくようで

いつか指を伝って
届いたらいいのに
「とおくにいかないで」
それでも考 ....
ゆらゆらと歩く空中で

カメラのフラッシュでできた影が

一人で先にあるいていった

僕は世界の呼び声で起きる

僕はここにいるけど

世界は何処にある

昨日の事 ....
市場で、買った。
身長150センチ、肌は柔らかい。

いつも可愛く笑ってくれて、
決して不機嫌な顔はしない。
そんな彼女が、大好きだった。
一目惚れも、しょうがない。

いろんなことを ....
誰かに話せば
ありえないって笑われる
そんな恋愛ばっかりしてきたよ

だけどそれでもよかった
何よりもただあたしは
一人でいるのが怖かったから

いつも誰かの特別でいたくて
 ....
やわらかいものになりたかったです
でもぼくはおとなのおとこなので
しゃかいにでていくためには
かたくならなくてはなりません

ぼくはこどもでいたかった
それもおんなのこがよかった
マノン ....
冷凍庫に食パンを入れることにした
食べきれなくなったからではない


ごみ箱以外で、誰の目に触れない場所で
賞味期限を大幅に延長するためにだ


生のままでは持て余してしまう
その柔 ....
センチメンタル
ぼくをおっことす
ありとあらゆる穴に向けて
投げたボール
放物線を描いて
空のほう
白く光って
消えた

センチメンタル
あおくまぶしい空
空は空洞だから
 ....
心臓の外壁が毛羽立って
秋が来たのだなと思う
それまではツルツルと滑らかな桃色で
トクトクと脈打っていたのに
潤いを失ったようにチクチクと壁面を広がってきている
それは太陽に透けたいつかの彼 ....
いつかみたのは幻なのか彼女の手を
握った夢をみた

夢をみた

小さな手 空
澄んでいた

蒸気があの空中を縫って漂うように
あの頃散っていった一つ一つ
澄んだ空に散らばる小石を拾 ....
奨学金の返還誓約書を提出しなきゃいけないとかで
今日、はじめて三号館という建物の七階までのぼって
はじめてそんな高い場所からこのキャンパスを見おろした

僕は、
四年もこの学校に通って
そ ....
大好きだった君
もう何年も 過ぎた時の砂
君は変わっただろうか 僕は変われずにいます

きっと君は忘れているだろう 
君に僕がいたあの頃と同じところに
誰かがいるんだろう

自分勝手に ....
ベランダから見える青空は
薄暗い部屋からだと
とても明るく
雲が風の速度で動けば
この絵も少しずつ変化をする
ぼくは絵の具も筆も使わない
ただ風の歌を聴くだけ
プリンのカラメル魔法の口紅
甘い恋にはかかせない

プリンのカラメル魔法の口紅
甘いキスにはかかせない

プリンのカラメル魔法の口紅
濡れない時もかかせない

プリンのカラメル魔法の ....
紅茶を飲む
どんどん飲む

あなたは珈琲を飲む
どんどん飲む

これだけ飲んだ分、涙を流して別れたら
みっともないなと思いながら
今日も紅茶を飲んでいます。
久しぶりに会ったのに
懐かしい匂いがしないのは
二人の時間と思い出の
多さによるためだろう

話す話題も特になく
分り合った二人は
ただ歩く

諦めきれない 不器用な俺は
そっけな ....
{引用=ふたりきりでも まだ
さびしいので
ラジオをつけると あなたは
雨音だけで充分だと言った}

愚痴を云わないけれど聞けない
つまらない女ですから
晴れ女でいいねと羨ましが ....
親指にのせたコインを
天井にむかってはじく

くるくるとまわるコイン
僕は一緒になって見上げていた生徒に

「これが放物線になるんだよ」と

たとえ真っすぐに上昇しても
その速さはだ ....
 
 
 
手を伸ばせば
いつでも届く距離に
君はいたはずなのに
僕は結局、何も出来なかったんだ


気付いた時には
お互い全く
違う所にいた


もう、逢うことも無いかも ....
フィルムケースくらい
すっかり死語になってしまった
大きさで
文庫本のページがめくれる
広いままの建設予定地で
長い時間をかけてファインダーを覗いていた

空ではなく
空中が写り込むの ....
いろんなこと
楽しいこと
しよう
いっぱい
尾行されて
ばらまかれて
いいじゃん
よくないけど
よくないこと
してるのはどっちかと
わからない人たちに
いわれるような筋合いはない ....
俺の周りの空気が
水滴になった時
地獄の響き、天国の夢、姫百合の塔
街灯に
スラムダンクしかけて
警官に
止められました
「夜の道を一人で歩くのは危ないから」
「でも家に帰る時、いつも ....
夕方
花に水遣りをしていると
ブルーサルビアの花の影に
妖精がいた
一目見て
「ヤバイ」
と思った

妖精は蝶の羽を持っていて
ブルーサルビアの花と同じ色のワンピースを着て
髪の毛 ....
終さんの自由詩おすすめリスト(288)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
星のくまさん- チアーヌ自由詩610-11-25
「愚痴をこぼす」- ベンジャ ...自由詩8*10-6-7
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青鉛筆やクレヨンなど- m.qyi自由詩609-6-11
春の音- 瀬崎 虎 ...自由詩809-4-27
これから君に会いに行く- みなた自由詩209-4-12
さよならキミ(さよならあなたと対作)- 智哉自由詩209-4-11
『群青』- 東雲 李 ...自由詩3*09-3-17
いつかくるさようならのために- 唐草フウ自由詩5*09-3-13
白紙の辞書- こめ自由詩609-3-11
彼女- 恭二自由詩209-2-27
夢見る女の子- みなた自由詩209-2-7
やわらかいものになりたかった- 渡邉建志自由詩709-1-20
食パンを冷凍する夜に僕の耳に聞こえてきたラブソング- 智哉自由詩2*08-12-22
からっぽの月- ゆうと自由詩4*08-12-12
心臓と銀杏- 木屋 亞 ...自由詩2*08-12-1
- 佐藤伊織自由詩5*08-11-30
ドライ- チグトセ自由詩15*08-11-11
両忘れ- tatsuya999自由詩108-10-29
9- カフカ自由詩408-10-21
プリン- くしゃみ自由詩3*08-8-10
紅茶- くしゃみ自由詩4*08-8-6
別れ- kei99自由詩308-7-9
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「放物線」- ベンジャ ...自由詩4*08-5-17
君の隣- 蓮未自由詩108-5-6
ノート、テクノ、デジタルカメラ- 月見里司自由詩507-9-15
フルーツ- umineko自由詩3*07-9-15
誰も居ない、一日の終わりに- 狩心自由詩5*07-9-9
見ないフリ- チアーヌ自由詩507-8-30

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