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さようなら

ずるり と 剥けた

わたくしの肌で

少女の血は

かじられた林檎

果汁のやうに

べとべとと

しみわたるまで垂れて

失ったものの大きさに

 ....
     俯いている
  
     苛立ちはこころを駆け
     涙は机に下垂る

     ー愛に育まれた女たちは
      夜は眠る時間だと
      知っているから
   ....
 みんなの前では

いつも太陽の君だけど

 雨でも曇りでも

時には空を切り裂く

 稲妻でもいいんだよ?


僕らは雨上がりに
 
 雲の切れ間から射す

光 ....
壁にはたくさんの時計が掛かっている。
それぞれが、ばらばらな時間をさしている。

しずかな部屋に、音だけが響く。
せわしなく動いているのもあれば、
今にも止まりそうなものもある。
それぞれ ....
死に損ないのウィルオウィスプ



何を思うのだろう?




灯りを持って


あっちへ


うろうろ


こっちへ


うろうろ



 ....
揺れ動く陽射しに眩しさ感じて

ふと見上げた空

木々の間から漏れる光

そよ風を頬に受けた

ここには ありのまま輝き放つ

あなたがいるね


突然の強い風 怖さも感じな ....
夜遅く喫茶店で
ジャズを聴く
また別の空間
くつろぎの時間

ボーカルと
ピアノと
ベースだけの
楽しい場所

目を見つめあい
ブルーベリーティーを
ゆっくりと飲む
明日は映 ....
ああ、わたしほっとして、静かにしていた、一日中未来をながめていた、、

(そうして素敵なことを思い出したりしてユビサキが痛くなった)


(ゆきがふっていたのだっけ)わたしはきっと、 ....
結束は堅い
損得などない
familyは互いに
守る。

肉食的動物
獰猛である。
安心感
気を互いに使う

楽しい
本音が出る。
悲しい時は
共に泣く
人というのは辛いときであっても

いつも同じテンションで他人と接しなければならない

いつも変わらず笑っていないと

人は寄って来てはくれない

だから無理して過ごしてはいるけれど ....
嘘をつかない男は
魅力がない?
化粧をしない女は
魅力がない?

私は両方とも嫌いだ
中身で勝負
どちらも老人や子供には
通用しない

マスコミは
悪の道を
指し示す。
真央 ....
札幌の街に来ている

なーんか 違うんだよね、って
まだ何度も来ていないくせ
妙にここを気に入っている
コウちゃんが舗道のさら雪を踏む

そりゃ、さ
新しい街だしね
歴史が街を作るん ....
生まれたときから
屈託のある顔をした君は
赤ん坊のくせに徹底していて
怒り出すと
……いやっ
興奮し出すと
顔が赤黒くなるまで興奮して
泣いているのか怒っているのか
とんと僕には分から ....
私のふたつの乳房は
アムリタの豊饒に満たされている
明けたばかりのこの夜
現世が終焉するその前に
私のアムリタをあなたに飲ませたい
真っ赤な舌をチロチロと動かす毒蛇のように
長い
この腕 ....
毎日が変わらない
いつもいつも
同じ行動ばっか繰り返して
一歩も進んだ気がしない

授業で勉強すれば
前に進んでるかも知れないけれど
黒板なんか写してると
全く頭に入ってこない
 ....
ずっと前を歩いていて
追いつこうとすると 遠くなってる
掴んだと思った服のすそは
いつもなくなっていた

諦めて下を向いていても ふと顔をあげると貴方が 『早く』と言って待っ ....
  
 
雨が魚の中に入る
滑らかな質感でバスが流れていく
タクシープールの人たちが性器まで濡らして
蝶番のついたドアの開閉に忙しい
窓に沿って座り
ベッドがあれば眠ってしまう
私はぴ ....
苦しい
辛い
苦しい
つまらない

話し相手が
いない
遊びがない
楽しみがない

すべての人が
僕をfoolだと
思っている
侮辱だ
去年あった定期演奏会

技術的にもまだまだだから

このオーケストラに

誇りをもつことができない

でも一枚のアンケート用紙に

「涙が出てきました」

って書いてあるの ....
「どうしたの?」

「ううん、何でもない。」

そんな下手な嘘ついて

真っ赤になった目は潤んでいた

笑っている目は嘘だった

そんなに我慢しないで話してよ

そんな悲し ....
中学校に入ったばかりの時は
今よりももっとずっと真面目だった

ある理科の時間
四人グループのなかでひとりだけ女子だった

不真面目な男子は
わたしのセットした道具をバラバラにして
 ....
弾けそうなわたしの世界には一体何が詰まっているのだろう、砂糖菓子みたいに甘くてかわいらしいもの?ナイフみたいに鋭くてマッドなものが詰まっているの?誰も答えてくれないのは誰もわたしのことを知らないからな .... 今日も細胞が
死んでゆく
同胞の死
共に助け合った仲

貴様も
同期の桜
日の丸の為に
突っ込んでゆく

平等の命
もはや
貴様は
偉くない。
両足を
地面にしっかり
踏みしめるための儀式


自分が
生まれて以来
住み続けたこの家に
ガソリンをまいて
火をつける


炎は
勢いよく
天に届くほど
高く
火 ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=235166 逃げようにも何処にも行けないことを知った日

此処にとどまり静かに深く考えてみるべきではないかと今更ながらに解った

私は何も考えてはいなかったようだ

自分を観察する事を怠っていた ....
どぶみたいな雲のせいで
この世界には青空がない
手相占いによると
あれは雲なんかじゃなく
俺の因果が産んだ
ハイブリッドな霊だそうな

裏切った友人の
騙した女の
流した水子の
虐 ....
一度話した言葉を自分に禁じていく
だからどんどん話せなくなっていく
言葉がなければ
話したいことも失われる
何故禁じたのかはもう判らない
静かな日々が。

楽器が弾ければよかった
言葉 ....
胡桃の光をきいたかい
眼球を照らす胞子を
やわらかい言葉の浮かぶ土間を
流れの保たない漆喰に
バウンドし
チリンと匙を叩き
ザクロの茶碗に綿埃のる

加湿器が動いてる
光ってるオレン ....
早朝、うつらうつらしたら夢を見て
台所で振り向くと
母と父が居間でお茶をすすっている
80過ぎて別居解消かい、と思った私は食事を作っている
境の引き戸は猫の為にいつもと同じく10cmほど開けて ....
くろきたさんの自由詩おすすめリスト(490)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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時計- sh自由詩13*10-3-2
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