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冬のあたたかな陽射しに気づいて
ふと顔をあげたとき
たまたま貴方と眼が合った
その時、貴方は何も言わなかったけれど
私にはすぐ貴方が言いたいことが分かった


私たちはひと言も言葉を ....
自滅の感覚は本当は至極静かにやってくる
個性ってもんは柔軟だが時には堅牢な檻のようで
首吊り縄がゆっくりと頸動脈を絞めてくるような息苦しさは
俺である限り永遠不変の出来事な ....
どこにいる

なにしてる


知る由もなく
知る術もなく


でもいつか出会って恋をする


花も嵐も味方につけて


私はきっと

恋をする
ドは
「これだからド素人は困るわ〜。」のド

レは
レーニンはつるっ禿げのレ

ミは
淫ら妻マル秘テクニックのミ

ファは
ファウルカップなしでローブロー合戦のファ

そ〜 ....
手のひらを重ねるたびに
わだかまりが解けて行く
すでに基底された過去と
咀嚼仕切れぬ 含有物と
同じ手のかたちを持った
私たちは 逢わせる為に
分けて造られた者なのだ
言葉を ....
13歳の彼女は頬杖をついてぼんやりと窓の外を見ている。
空を見ているようにみえて、彼女は空を見ていない。瞳に空が映っているだけ。
彼女は世界一の夢想家である。
彼女は彼女であると同時に、赤毛のア ....
小さな毛糸の手袋が片一方、
橋の袂に落ちていた

どんな子が落としていったのか

いやそれとも

こんなに小さな手を守ろうと
優しさが形を成して包み込んだのは

私の手ではなかった ....
中身を取出し
包んでいたラップと
アルミ箔をそこらへんに
ほうる

どのくらいたったろう

年下の友達はまだ来ない

何かを聞きたい

年下の友達が戻った
耳が聞こえなくなった ....
錆びた鉄の階段を
なにもかんがえずに
ただ

のぼる


かんかんかんって
きもちのいい音がして
私を
惑わす


誰かがつくった水溜りに
ぽちゃんって

雨がわらって ....
世界は無数のありがとうでできている
よろけそうな日々のすき間で気づいたこと

けっきょく、結局が流れていく街の中
沈んだ気持ちで空を見上げたら
世界じゅうの声にならない言葉たちが地上 ....
1985-
空に敷かれた黒いうろこが
ぽろぽろと剥がれてゆくとき
一枚が地に落ち
流れ出す水の音が聞こえ
また一枚が地に落ち
呼気が甲高く
一枚が砕けて
それはなき声と繋がって

 ....
             君に会わせたい奴がいる

             泣いていたんだ
             ぼろぼろ泣いていたんだ
             涙がぽろりとこぼれたわ ....
疲れすぎで
寒気がする。
頭が痛い。
皿洗いしたくない。

お客さんの家では
笑顔で明るく
後になって
どっと疲れが出る。

理想と現実の狭間
生と死
善と悪
愛とマスコミ
 ....
鍵を下ろした扉の前で
不安は芽吹く
膝の裏から
鳥の声を聞いている
まだ鳥の声を聞いている

猛禽類の雄々しさと
水鳥達の優雅さは
月食の前に佇んだ
食われるものが光ではなく
月そ ....
ひかりが冬の風をほどいていた

物かげをみつめながら

たばこの灰を風にながしていた

ふくらはぎには陽があたっている

車にもどることにした

後輪の日なたに雀が

ちょうど ....
冥王星は遠いし
最果てはもっと遠いし

飛行機は怖いし
人殺しはもっと怖いし

自分は馬鹿だし
隣人はもっと馬鹿だし

結局だれかに支えられたかったわたしの人生と
異世界の哲学に恋 ....
庭に咲く
一輪の
紅い花

見ていると
笑っているようだ

人の
優しい
笑顔のようだ

誇らしく
きれいに
咲いている

紅い花を
誰かの
部屋の片隅に
そっと
 ....
メラメラムラムラモヤモヤ

きみにまた会いたくなった

ゆらゆらぽわぽわとくんとくん

きみにまた会いたくなった


それはゆっくりと僕の中に根をはり

そしていつの間にか大きく ....
壊れそうな心を
花弁はそっと受け止める。
癒される。
また明日も頑張る。

壊れそうな体
空中分解寸前
苦しみの連続
それでも未来を夢見る

壊れそうな人生
首になって
路頭に ....
 ―離して

耳のツンと立った黒い子犬は
首に腕が回されるたび吠えた

 ―僕がいると
  余計に泣かしてしまうから

犬小屋が空っぽになるのを恐れ
子犬の声まで鎖をかけられていた
 ....
{引用=

大さわぎでなく
ゆっくりと歩む
足の裏に感じる砂の感触を確かめ
けして温かくないけれども
柔らかく反発してくるようなそれを
一足一足 注意深く進まなければ、
見逃してしまう ....
私の背中に包丁を入れてください
あーそこそこ
丁度かゆかったんです
そのまま まっぷたつに
お願いします

キャベツというのは
幾重にも丸まって
ドカンといるでしょ?
自分が大きくな ....
華麗な死よ
だから君は、この何かの思いは体だ
でも知らない街の
この寿司屋の前の潜めているのだろう、ふふ
しかし中の自殺をやっているダンボールかい 
あたらしい
灰色海の貝をさがしてたら
天使をみたよ 濡れた砂の手で
子どもの頃にだって、
こんなことはあったのかもしれない
忘れてしまっても
白い貝殻だけが残されたり

アザラシの ....
灼熱地獄
皮膚が焼ける
汗が流れる。
息ができない。
足が動かない。

くだらない番組は
面白くない。
嫌いな人が出てきて
強制的に見せられる。
魂を悪魔に売る。

食うに困り ....
オープンカーでパレード
バラの花道
白いタキシード
皆に幸せをプレゼント

お酒飲んで
タバコ吸って
カラオケ歌って
それが現実

東京都出身の独身男
AB型山羊座
茨城県育ち ....
ワンツ、ワンツ、ワンツスリーフォー!
ハッピーニューイヤー

元気しているかい?
地球は何歳だ?
君は何歳だ?
お酒は二十才からです。

愛し合っているかい?
心を大切にしているか? ....
5−3はいくつだ
そんな事知らなくても生きて行ける
赤ちゃんは何も知らないけど
生きている!

同じだけの脳味噌
使い所が違うだけ
どんぐりの背比べ
タイガーウッズだって人間だ。

 ....
{引用=

風花が舞っています
ほんの少し顔をあげて
少女が 見上げる
( 幼さをふりおとした横顔は、りんとして )
おぼろげで 消え入りそうな
白い半月が、南の空たかく
午後のクリス ....
いちばん近くて遠い存在として
見境のない誘惑をちゃんと咀嚼する
娯楽にカテゴライズされた挨拶たちと
唆すような評価に付きまとわれて
充実がもたらす疲労、あるいはその逆

座るべき椅子はいつ ....
くろきたさんの自由詩おすすめリスト(490)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
まなざし- 楽恵自由詩5*10-1-19
夜が来る(名前を付けられない喪失なんてまるで人生に付けられた ...- ホロウ・ ...自由詩3*10-1-19
ウェザー・リポート- 自由詩6*10-1-19
ドレミのうた- 花形新次自由詩2*10-1-19
三角点- 鵜飼千代 ...自由詩4*10-1-17
Over_the_Rainbow- 楽恵自由詩6*10-1-17
思い川- 都志雄自由詩8*10-1-17
- 紙喰虫自由詩110-1-17
私、離脱希望- 嘘而自由詩310-1-17
ありがとう- 小幡日美自由詩610-1-17
1978-- 水町綜助自由詩510-1-17
君に会わせたい奴がいる- 鵜飼千代 ...自由詩5*10-1-17
フォーレンエンジェル- ペポパン ...自由詩6*10-1-16
飛ぶ夢を見た- テシノ自由詩210-1-16
冬のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩710-1-16
壊れたイヤホン- 嘘而自由詩510-1-16
紅い花- そよ風さ ...自由詩4*10-1-16
再会願望- 遊僕民自由詩110-1-16
屈辱- ペポパン ...自由詩5*10-1-14
首輪の外れるとき- りょう自由詩20*10-1-12
Blue_Heron- 月乃助自由詩18*10-1-10
キャベツのメルヘン- りょう自由詩14*10-1-9
店の前- 番田 自由詩110-1-8
「天使の島」- 月乃助自由詩10*10-1-7
砂漠- ペポパン ...自由詩4*10-1-4
マジで誕生日の16日前- ペポパン ...自由詩7*10-1-2
きよしろう命!- ペポパン ...自由詩9*09-12-30
有限な脳- ペポパン ...自由詩6*09-12-29
午後の月- 月乃助自由詩10*09-12-29
偶像崇拝- 中原 那 ...自由詩509-10-29

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