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小さな星が僅かに光る

近未来的な都市で

黒い煙に包まれて消える

電話の向こうで話す人間は

どのような輪郭の持ち主なのか

君の首を絞める夢を見て

いつも起きる時は冷や ....
なんだか淋しくて空を見た

ダークブルーの空に
魚がいた

風が吹くと
魚は消えた


なんだか淋しくて湖を眺めた

エメラルドグリーンの湖に
私がいた


ゆらゆら揺れ ....
僕だって泣きたいよ

いまの状況が分からない

好きなんだ

タイミングが分からない

もう泣くなよ

どうしたらいいか分からない

ねぇキスするよ?
君は悪魔
太陽に照らされて君の髪の毛ふわふわきらきら光って
美しさに泣きたくなる
泣きたくなるんだよ
でもラファエロ、私もう秘密を隠しておけない
太陽と夜の秘密にバイバイ


あなたは ....
泉屋のクッキー缶の中に
アルバムに入れていない古い写真が一枚
モノクロームの色あせた写真には
小さな自分と親父が写っている。

庭の小さな葡萄棚の下
ふざけているのか本気なのか
親父に髪 ....
街灯は白んで路地を見下ろす
檻の中で眠るよりも
コンクリートに背を預けて

何度指を切ったか忘れた
さみしくない
かなしくない
別に嬉しくもないが
手を叩く
子供みたいに

空白 ....
ブルーレットおくだけが落とす
ブルーレットみたいな色の汚れが
必死にこびりついている
待っている次の人が
お母さんも含まれている列
お父さんも含まれている列

お母さんにたく ....
私の脱ぎ捨てた靴を
整理するその手を

一人で黙々と
料理するその手を

じっくりと眺めてみたよ

涙が溢れて
崩れ落ちてきました

思い出したよ
いつかの砂時計

何処か ....
明日はお見舞いに行くのだ
末期がんで抗がん剤投与も止めてしまった
半年か一年に一度くらいの頻度で会ってた
親戚のおばさん

会いにきてほしいと
おばさんの家族から連絡があって
それはたぶ ....
お揃いで買ったTシャツ
いつの間にか色も褪せて
流れ行く時間が
二人を変えてしまったの
ねぇ、覚えてる?出会った日の事
あの時、確かに永遠を感じたよね?
今 あなたの言った別れの言葉
冗 ....
朝まで笑って ずいぶん寝過ごしたら

少し残ったアルコール

きしむ体とあやふやな昨日


無駄な時間と嘆いたこの日々も

いつかきらめいて

この後悔も笑えるんだろう

 ....
君が運転席に座っているのをぼーっと見ているのが好きだ
車を走らせる君の
いつもより真面目な横顔が
いつもよりカッコイイ
なんてそんなことを思っている

窓の外の景色がするすると流れ ....
道の端(はし)にいる僕の上を
季節が素通りし、
時間が頭上を通り過ぎる

そんな僕が立ち止まると
道の反対側には君がいる。
こちら側には僕がいて
反対側には君がいる。

僕の代りに反 ....
夕焼けに染まる溜息と
ただ、虚しく哀しく伸びる影
汗を滲ませて夢を見ていた
狂い出す寸前のような空

踊る姿を霞んだ夢のような光で
届きはしない
だから全ては美しいまま消えていける

 ....
マリア、
人生はまるでジェットコースターみたいだ

後悔とか悲しみをキャンディにしたらきっと甘くて爽やかなカルピス味
舐めたらスキップしたくなるでしょ

青い傘さして
雨の中

あの ....
わたしたち、結婚しました
うす桃色の踊るような文字と
着物姿で微笑みあう男女の写真


はがきを持つ指の腹から
じわりじわりとあったかさが
組織の中まで浸透してくる
温度の正体をはっき ....
あなたによく似たひとだった

人違いと戸惑うわたしの顔を覗き込み
どうかしたのと気遣ってくれた

これを落としたひとをずっと探しているのと
あなたの落しものを目の前に差し出した

その ....
一縷の望みですら
崩れ去った 崩れ去った

まだ何も知らないのに
まだ何処も触れていないのに
これで終わりなのですか?

ずっと焦がれてました
ずっと哀しませてばかりでした
貴女さえ ....
今日会えました
夢の中で

忘れかけてたのに
ひょっこり現れ
心丸ごと
ごっそり持っていかれました

なぜか泣きながら橋を早足で歩いてる

前方に居るあなたの元へ向かって
気付い ....
いつもいつも
きみのこと
考えてるわけじゃないよ

ただ
青空を見上げて

時々
どうしてるかなって
思い出すんだ

胸につかえができて
切なくなる

もうあえないきみが
 ....
隙間無く並んだ町並み
商店街のアーケード
自転車こいでるお巡りさん
穏やかで愛想のいい
クリーニング屋のおじさん
後ろ手組んで
何かを眺めてるお婆ちゃん
雑多だけど人情が染みる
夕日が ....
{引用=
僕のアパートは猫が飼えない
窓から見えるのは隣の物置と、アルミのベランダの裏側だけ
コンビニのビニール袋が 風にふかれてカサカサ笑い
忘れられた洗濯物が 雨に打たれてしおしお泣いてる ....
駅の東口を出る、二、三歩の、携帯のメロディ
ごめん、やっぱり会議で遅くなる。
待ちぼうけに、溜息が渇いた
不似合いな街の、バックグラウンド、どこか鮮やか

歩きついた香水店の、誘惑の一滴
 ....
空はどんより曇り空
それなのに憂鬱、休日出勤
だーれもいないフロアに内線が響く
>めし行く?もう昼だけど?
やったねお誘いごちそうさま

いつものきたない定食屋
おばちゃんは今日もテンパ ....
コップの縁からあふれている
緑は
泣き出しそうに
低いところへ向かっていく

その底辺で
受け止めて
手の中に溜まっていくのをみてる

私の睫毛の先から漏れた
藍色と
手の中 ....
はたしてそれは

恋だったのでしょうか


はたしてそれは

愛だったのでしょうか


はたしてそれは


はたしてそれは・・・


本当に


私の想いだっ ....
七年ぐらい土にいて
一週間だけ空にいて
今は何処を飛んでいるんだろう

部屋に落ちていた蝉の抜け殻
そんなこんなに想いを馳せる
ゴミ箱に詰め込んで火をつける
灰になったらそのうち土に還る

巡り巡って僕になる
白くて深い雲の色
ゆらゆら揺れて流れていった

カラカラカラと鳴り響く
雲の音あれは色

白くて深い雲の色
光がとまどってばかりいるから
しずかに カーテンをひらいて
部屋にいれてあげた

よろこんだ朝日に
きみがまぶしく 伸びをする
がまんできなくて ひろがる髪に
唇をあててしまうのは、 ....
ミツバチさんの自由詩おすすめリスト(649)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
黒い空の下では今日も少年は掴み取る為に走り続ける- こめ自由詩1009-9-23
まやかし- 舞狐自由詩3*09-9-23
ぬくい- cass自由詩2*09-9-23
Your_Strawberry_Thunder_kiss- ゆりあ自由詩5*09-9-20
ハーフサイズカメラ- ……とあ ...自由詩12*09-9-20
九月の獣- アオゾラ ...自由詩1009-9-20
お父さん- ともちゃ ...自由詩809-9-20
割れた砂時計- 漣 風華自由詩109-9-19
向き合う- 水中原動 ...自由詩6*09-9-18
分岐点- 加羅自由詩1*09-9-18
夢に酔う- 森未自由詩2*09-9-18
地平線は空に融けて僕は君との旅路を想う- まさたか自由詩209-9-17
道の端- ……とあ ...自由詩11*09-9-17
発狂を願って- 智鶴自由詩209-9-17
ジェットコースター- ゆりあ自由詩309-9-16
ハレルヤ- あ。自由詩21*09-9-16
流れるひと- 恋月 ぴ ...自由詩27*09-9-15
縷々- 漣 風華自由詩109-9-15
睡眠薬ガ欲シイ- くゆら自由詩309-9-14
祈り- 風音自由詩209-9-14
下町の匂い- 加羅自由詩2*09-9-14
あなたと僕と猫と猫- リーフレ ...自由詩709-9-14
想起の中で- かんな自由詩6*09-9-14
おひるやすみ- 自由詩3*09-9-14
幸福な夜には- ミゼット自由詩4*09-9-14
はたしてそれは- セルフレ ...自由詩209-9-13
蝉の抜け殻- 風見鶏自由詩309-9-13
いらないもの- 風見鶏自由詩209-9-13
雲の色- 風見鶏自由詩109-9-13
光のなかで・・・- 月乃助自由詩2*09-9-13

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