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私の脱ぎ捨てた靴を
整理するその手を
一人で黙々と
料理するその手を
じっくりと眺めてみたよ
涙が溢れて
崩れ落ちてきました
思い出したよ
いつかの砂時計
何処か ....
一縷の望みですら
崩れ去った 崩れ去った
まだ何も知らないのに
まだ何処も触れていないのに
これで終わりなのですか?
ずっと焦がれてました
ずっと哀しませてばかりでした
貴女さえ ....
アナタの言葉を
何度も 何度も
反芻しました
アナタの顔を
何度も 何度も
思い出しました
たった僅かの時間でも
私にかけた時間の魔法は
未だに解けないで居ます
せめて今 ....
貴女にとっての唯一になりたくて
そう思って生きてきました
人は寂しい生き物だって
そんな哀しい事云うなよ
喩え人は失いゆくものでも
貴女をずっと笑わせて居たい
明日の貴女が姿を ....
夏が愛したアナタの背中を
ゆっくりと撫でてみる
ぐっすりと眠ったアナタは
まるで子供の様で
アナタを愛したわけじゃない
ただ依存しただけ
あたしの躰をゆっくりと這う舌に
命す ....
寄り添う時間すら失って
それでもただアナタを想って
近づく程に遠く感じ
それでもアナタの口から聞かせて
虹の彼方へ行こうと言った
あの言葉を今でも待ってるよ
記憶を巡り辿り着い ....
冬色に染まった君へ捧げる純憐歌
雪降る金曜日
君は玄関前でずっと待ってた
空晴れた日曜日
君は俯きながら扉を開けた
君の残り香が怖くて
私も部屋を後にした
雪がちらつき
....
毒舌直下の無防備のアナタ
嗚呼
ずっと一緒に居たかった
哀しませてばかりだった
嗚呼
ずっと触れて居たかった
苦しませてばかりだった
故の暴言でした
アナタを失 ....
ねぇ静かに髪をといで
ゆっくりと口づけた
それだけの気紛れに
あたしは惚れたんだよ
貴方は誰かの男だって
知ってたわ
貴方の隣りは私じゃないって
知ってたの
駅で待ち合わせ ....