いつか いつか
笑えたらね
そんな頃に会いましょう

穏やかに 穏やかに
春は何度でも巡ってくるから
いつかゆっくり背伸びができたら


乗り越えるものが大きいので 今は
続いてる ....
色んな事が沢山あるけど
大事なモンは
胸の中 零れる程に溜まってる

沢山の喜びと哀しみが
蔓延る世の中
でも 歩いて走って進んでる

今までの途で出会った
心有る人達に僕は何ができ ....
悩ましげな風が吹くから
北へ歩いて行こう
暖かい空気は居心地が悪すぎる
一人じゃ何をやってもつまらない

まぶしい笑顔が街に溢れているから
地下に潜ろう
眩しくて目が開けられない
目が ....
恋なんてものに
出会いそうになったら
それはもう
一目散に
逃げるしかない

だって
ひどいめに
遭うかもしれないよ

とにかく逃げて逃げて逃げて
見えなくなるところまで

 ....
(1)

僕は眩暈をおこし倒れゆく途中、眩暈の原因はこの部屋の絨毯の模様がどうにも見慣れない形に変わってしまったからだということに気づき、しばらく斜めになったまま考察を続けた。



(2 ....
目的地を探して
彷徨う心の軌跡は
直進し
蛇行し
迂回する

高い山の頂上を
目指すルートを探しているなら
地図を調べればいい
かつて登った者に尋ねてもいい
頂上の
その一点が
 ....
桜前線 が来て
花見客

そして
砂漠

ぎっしり 携帯した
迷彩服

の 中に 人

ほおばる 春
つづく 虐殺

信じてなんか いられない
みじめな 幸福 ....
花が散り
まぶしいほどの若葉
風にゆられ
さわさわと

通り過ぎてしまった春に
夏の到来を思わせるような
強い日差し

ここにきて何度目の春だろう
通り過ぎていった思い出と
かな ....
今日の空は
雲ひとつない晴天
なのに
世界の人の中には
暗い影を心に持つ人がいて
せっかくの
満開に咲いた桜の木にも
吹きつける春のそよ風にも
目をくれずに佇んでいる
もったいないよ ....
空の向こう
星が瞬いている

星が輝く
夜空の向こうには
何があるのだろう

『愛してる』
なんて言葉は
陳腐すぎて笑えてくるけど
なんだかとっても安心する

眠れない夜に
 ....
うち寄せる 悲しみは
涙となりて
泡となりて
海へ返ってゆくだろう

舞い上がる喜びは
微笑となりて
白雲となりて
空へ返ってゆくだろう
気がついて ふり返れば
桜はもうなく
最後の花びら {ルビ一枚=ひとひら}
ひらり ひらり
風に流れてく

春がいってしまう
つかまえようとした
この手をすり抜けて
春はいってしまう
君の瞳に映る僕が
鏡に映った僕と
同じではないことに
最近気付いた
何気なく

ぶらぶらしていたら

花びらが飛んできた

俺の気に入っている

縦縞のシャツの肩越しに

やっとの思いで

止まっている

薄紅いろの花びら

俺はそっと ....
あなたにとって
私はいい女かなあ

君にとって
私はいい母親かなあ

彼らにとって
私はいい娘かなあ

どこをとっても
ポンコツな気がする

いつか
最後の日に
つくづくポ ....
何もない手に
白が降りて
名前を呼んだ
もくれんよ
もくれんよ


微笑む間もなく
雨は来て
空を伝い
午後を撒いた


灰の鱗
一人歩きの傘
午後の陽の行 ....
気が遠くなるほど
恋をしてしまったとき
いや
言い換えよう
特定の
誰かに
欲情してしまったとき

わざと
自分を
隠す
何処にも
いないかのように

いないところから
 ....
くちづけするよ
あなたの足に
あなたの指に
淡すぎる紅の花弁に
月の灯りが怪しげに反射して

あの瞬間(とき)の
上気した肌の色にも似た
薄紅色の
はなびらが
はなびらが
舞い落 ....
使っていない電話器が時々鳴る
コードは何処にも差してない
その受話器が持っていた番号は
もう何処にもないんだよ
遠い昔つながっていた
あなたの電話番号も
もう何処にもないんだよ

あな ....
死んだ。


言葉は死んだ。


今、私が射精した言葉は死んだ。
これは言葉の死骸の羅列である。

作家は言語 ....
夢中になりすぎると
お互い可哀相になる
あまりにも余裕がなくて
何かを恐れあせっている
たとえそれが
たった一夜逢えないかもしれないという
ただそれだけのことだとしても

手が震え仕事 ....
限りある人生だからいとおしい
限りある命だからいとおしい
ひらひらと舞い落ちる桜に
くちづけして
我が人生を祝ってあげよう

精一杯生きたと
褒めてあげよう

桜の季節に生まれたから ....
ばかばかばかばか、ばかばかば。
みんなでばかになりましょう。

君は一階の住人で、
僕は一介の住人だ。

ばかばかばかばか、ばかばかば。
みんなでばかになりましょう。

君は ....
わたしの
みじかい
じだいのなかに
その
じだい、じだいの
なかまがいたよ

わたしが
えらんで
すすんで
きたみちに
あなたも
ちがうみちから
ここへ
きたんだね
 ....
カリカリカリと書きまして、
カチャカチャカチャと打ちました。

スイスイスイと推敲後。
やっぱり駄目ねと書き直し。

リライト、リライト、リリライト。
リライト、リライト、リリライト。
 ....
コンクリートに
さりげなく咲く
たんぽぽ

それを見ると
不思議と
幸せな気分になる

土のない
コンクリートに落ちた種が
一生懸命に咲いている

それが
なんだか私に
お ....
「一日目」

悩んで迷って疲れた末に

ほんの少しだけ

夢をみました


(もしかしたら

逃げたかったのかも

しれません)


目覚めると 雨が降っていて

 ....
手を差し出せずに 僕たちは
手を繋げずに 僕たちは
それでも互いの温もりを
感じたくって
確かめたくって

他に知らなかったから

蹴ってみた
ぶってみた
突き飛ばしてみた
踏み ....
    ひとさらい
    なら
    まだいいのだ
    身体ごと
    根こそぎ
    さらってくれたら
    よかったのだ
    安心して
    甘えられる
   ....
突然の雨に
掌で傘を作ってみたけれど
隙間が多くて
無抵抗に濡れていく私です

傾きかけた夕暮れに
落ちてくる雨は暖かい


いつのまにか
大切なことを忘れてしまったようで
メモ ....
快晴さんのおすすめリスト(778)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春永に- 霜天自由詩404-4-23
JUNCTION- HEDWIG自由詩4*04-4-23
「_人生不信の春_」- 椎名自由詩504-4-22
恋なんてものに- チアーヌ未詩・独白504-4-21
おはなし_1〜50- Monk自由詩53*04-4-20
彷徨う- さち自由詩604-4-19
前線- 砂木自由詩9*04-4-15
「_初夏によせて_」- 椎名自由詩204-4-14
In_the_spring...- Lily of the ...自由詩17*04-4-12
Guidepost...- Lily of the ...自由詩4*04-4-11
子守歌- 春日野佐 ...自由詩404-4-10
春のいく時- 春日野佐 ...自由詩9*04-4-10
幻想- ANNA自由詩204-4-10
☆105_ハナビラニ、オモイヲ- 貴水 水 ...自由詩904-4-9
控えめに・・・思う- さち自由詩404-4-9
ノート(木蓮)- 木立 悟自由詩904-4-9
透明人間- チアーヌ自由詩24*04-4-8
「_桜幻想_」- 椎名自由詩304-4-8
風が唄っていた- ダーザイ ...自由詩33*04-4-7
「言葉の死。_-_Making_Words_-_」- PULL.自由詩5*04-4-7
上気した子宮- チアーヌ自由詩604-4-7
「_散り逝く前に_」- 椎名自由詩304-4-7
「ばかばかばかばか、ばかばかば」- PULL.自由詩4*04-4-6
みちばたのエール- 玉兎自由詩204-4-5
「詩人哀歌」- PULL.自由詩5*04-4-5
たんぽぽ- クラウン自由詩7*04-4-3
水の便り- ロク未詩・独白2*04-4-2
群れる孤独たち・・・1- さち自由詩704-4-2
ひとさらい- umineko自由詩4*04-4-2
紐解かれる- 霜天自由詩1404-3-31

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