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生前、親友が書いた遺書には
「私が死んだときには、以前購入した白いドレスを着せて埋葬して下さい」
と、ある

何年か前に出された捜索願。むなしく過ぎた日々

ある日の報道で
“以 ....
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


大好きな色や音に包まれて眠っていたい
内なる声に耳を澄ませ
何かをつかんだ
からだのなかの、おと。

しょ ....
 ありのまゝに あるがまゝに
 私は日々を過ごしている

 雲のように移り変わるよしなしごとも
 お茶のように喉をすらっと流れることも
 みな私をとりまいている

 ....
 ジャミロクワイの1曲「Virtual Insanity」の一節

 ♪Futures made of virtual insanity now
  always seem to ....
今は
帰りのエクスプレス
成田で別れた
今も焼き付く蛍光灯の真白
新宿駅のホームを踏んだ数なら負けない自信が、ある
薔薇のポートレイト
「デューン・プール・オム」が残る部屋
無邪 ....
しがない画学生の俺
某画材屋の隅で見つけた
300ml、1300円の絵の具
価格に目がぶっ飛んだ

(手が出ねぇ・・)

財布の中には300円しかない
おまけに通帳は空っぽだし ....
陽が直線に降り注ぐ、ある夏の日

蝉の声を聴きながら
ちいさかった私は、あるものを手に庭へ出た

さっと縁側の下をのぞき込んだが、まだ、いつもの場所にあの子は来てなかった

 ....
かえでやかえで
ぼくらが うたう
くるくる まわって
わ になって

あかも きいろも だいだいも
みんな みんな
くるくる ひらり

ぼくらの てのうえ
あかく きいろく ....
陽のあたらない

暗い道を

ポツン ポツンと

とぼとぼと

ただ一人で

歩いて行った ――。

やがて むこうから 青い快晴のもとに

真っ黄色の向 ....
その1

カチンコチンに
かたまって

ピキンピキンと
おとがなる

道往く子どもに
すぐわかる

「あ!ロボットだ!!」

駆け寄った
子どもたち

さわって ....
いつかの
茜空。

うろこ雲は
何も語らず
ただ
漂って、いる
徐々に
唐紅を
纏いながら

ただ
漂って、いる


澄んだ夕陽が 麗しく
私の光る爪が
 ....
親友の奏でる
「久しぶり。」

なつかしい声、
じん‥とくる


彼の奏でる
「久しぶり。」

なつかしい声、
じん‥とくる
ひろばにおちてた
そらいろ めがね

めにかさねたら

あめあがりのくもさんが
ぜんぶ ゆがんでる

ひょこっとみえたにじさんも
かいだんみたい

でもね でもね

 ....
色とりどりの花
匂い
移ろい

ときめき
きらめき

ちょうちょの
黄色が
軽やかに舞う
笑顔
寝顔
泣き顔
怒り顔
ふくれっつら
むくれっつら
ションボリ顔‥

てきとうに並べたけど
みんなみんな私の顔
ぜんぶぜんぶ君の顔


いまのところ
おたがいに ....
ピンクのはあと
ピカピカはあと
ドキドキはあと

いろんなはあと。

あおいはあと
きいろいはあと
きみどりはあと
むらさきはあと

とっても すてき

でも
あい ....
夢で見た
赤く透き通った海の中
銀色に光る魚


深みへ行くのを追いかけて
たどり着いたはカップの底



深茶色の積み荷の残骸
檸檬の種

皆何も言わずに
私を見てる ....
よく聞こえる。
とても聞こえる。
もっと聴いてたい‥

ずっとずっと
あなたのとなりで。
青空 曇り空
茜空 夜空‥

コロコロ変わる
止まらない

コロコロ変わる
留まれない

どの顔も
みんなどこかへ

行っちゃうんだ

ずっとココに居る緑色の僕にはよくわか ....
ぴらんぴらん
ちらんちらん
きらんきらん

ガラスの
ちいさな
鐘の音。
手元にある一枚の写真
空はモノクロ、
下のほうはほとんど黄色

真ん中を女の子が何気ない顔で走ってる

赤毛のアンみたいな格好で
麦わら帽子に
色のうすい髪
一枚のエプロンみ ....
いつも、つねに
私の体を流れる
“冷たい風”

どこから
吹いているかは、分かる

北 でもなく
ましてや 南でも ない

私の心の暗闇から、だった


二度と還りたくな ....
いくらでもある
吐き出しきれないぐらいある
それにとらわれて夜も眠れないこともある


水滴、集中豪雨と雷光
ガラス越しに映るだけだから 怖くない

どころか
向こう岸の出来事に ....
虫醋が喉を刺す
透け入る妙なる{ルビ馨態=せいたい}
背後に黒き旋律
絞らるゝ雑巾の如く{ルビ縒=よ}られ
渦巻く無数の惡夢白{ルビ晝=ちゅう}夢
幾度までも呪殺せる輩の{ルビ屍體=した ....
すなでつくったおしろ

おおきいな

うれしいな


でもね

かんたんに こわれてしまう


かんたんに。
ずっと
そばにある
そばにおいてる
モノ。

色付きの
ちり紙すら
捨てられない
捨てたら過去の
記憶すらなくなりそうで

イヤ。

溜まり溜まった
大きな山と
 ....
ある人は
足取り軽く
またある人は
ズシッと重く

それでも会場へ向かう
人波
900kgの重りが
肩からおろせない

本当なら骨もろとも粉々なはず
なのに私は
ここに立って息してる
歯をくいしばってでも、弱音は吐かない
「助けて」なんて今は、口が裂けても言わな ....
人肌が
恋しくて



輪郭がなくなるくらい
とろけて






‥満たされた。








ふいにかすめる不安混じりの溜め息




 ....
――すべて、断片。断片・・・・


・・・深海へ。本当は降りてないし今までもなかった気がする

いまは、ふわっと浮いてる感じ
かるくなったりおもくなったりそのくりかえし

 ....
beebeeさんの長谷川智子さんおすすめリスト(38)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
黒塗りの…- 長谷川智 ...散文(批評 ...3*08-11-3
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「ありのまゝに_あるがまゝに」_Ver.2- 長谷川智 ...自由詩6*08-11-1
「ともだちの、うた」- 長谷川智 ...自由詩1*08-11-1
「抱」- 長谷川智 ...自由詩4*08-10-30
バーミリオン- 長谷川智 ...散文(批評 ...6*08-8-16
縁側の、した- 長谷川智 ...散文(批評 ...1*08-8-15
あき- 長谷川智 ...自由詩8*08-8-14
旅の途中- 長谷川智 ...自由詩7*08-8-11
ロボット_2話- 長谷川智 ...散文(批評 ...3*08-8-9
落陽- 長谷川智 ...自由詩4*08-8-4
久しぶり。- 長谷川智 ...自由詩3*08-8-3
そらいろ_めがね- 長谷川智 ...自由詩2*08-8-2
爽(仮題)- 長谷川智 ...自由詩1*08-8-2
Face_to_Face- 長谷川智 ...自由詩1*08-7-31
はあと。- 長谷川智 ...自由詩4*08-7-31
紅茶色の海と晴天- 長谷川智 ...自由詩4*08-7-30
朝焼け、雨音。- 長谷川智 ...自由詩3*08-7-28
- 長谷川智 ...自由詩7*08-7-27
ひんやり- 長谷川智 ...自由詩2*08-7-26
菜の花畑- 長谷川智 ...自由詩4*08-7-25
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許せないこと- 長谷川智 ...自由詩4*08-7-23
彷徨、巡航(草書、推敲中)- 長谷川智 ...自由詩2*08-7-23
なつの、ひ- 長谷川智 ...自由詩7*08-7-20
捨てられないもの- 長谷川智 ...自由詩4*08-7-19
成人式。- 長谷川智 ...自由詩4*08-7-18
重圧- 長谷川智 ...自由詩1*08-7-17
とろり- 長谷川智 ...自由詩3+*08-7-15
誘導性ストレス過敏装置- 長谷川智 ...自由詩7*08-7-15

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