すべてのおすすめ
空気がむせかえる
ジャンクションを間違えてカーブしていくおもいきり
アクセルを踏み替えないで俺たちは加速して
絶対に追い抜けない霧もやの中を疾走する
あったかい罪を犯したかったの
サミッ ....
 赤色を失った消えそうな炎が
 ふたつに分かれて、絡まりあい
 絡まったまま僕を燃やす
 炎は愛し合い、僕は焼かれる

 見えない炎は、なにより暑い
 僕は少し泣いた
 泣いて足りな ....
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大丈夫?
そう言って母はいつも
額に手をやった
そう言えば額の熱は
手で繋がっている


39度の熱を出した
娘の額は汗ばんで
手を ....
朝が月を殺す頃

その細い首をきゅっと絞めあげて

太陽がごうんごうんと鳴りはじめ

白い光は
精液みたいにとろりと落ちて


ぼくは生まれてこなければよかった、
と思うのです
 ....
チンチンパンジー
貿易摩擦でブログ炎上はコリゴリ
デモ砕けるんじゃない


ニュースネットファンタジー硬直したホホ
むかいあってぴえろ


消えている…

(消せ()

無言 ....
12階のベランダから地上を見る
得体の知れないものが
あたしたちの体の中にある
欲望
空気の中にみえない
何かが飛び交っている

悪意
諦め
執着
春を
夏を
秋を
冬を
 ....
聞こえてくる
悲鳴のような心の叫びが
響きわたる
耳をつんざく 誰かの嘆きが
遥か彼方 天空の果てから
泣き喚く涙が降ってくる
この世のすべての悲しみと痛みがここに集結して
誰にも聞こえ ....
さようなら と

行かないで と

触れないで と

抱きしめて が


ごちゃ混ぜになって
降ってくる

答えを求めて見上げたけれど
空は蒼く輝くだけで

代わりに ....
とかいの
びるでぃんぐの
たにのなかで
まひるにうかぶ
つきのした
あすふぁるとの
かげで
もえいづる
くさのいぶきは
ぼくらのせかいへと
むかっていて

ちじょうへ
ゆこう ....
メラメラ燃える浴場に注がれる唯一視線
俺の眼は悲しき熱帯の北斗七星

網膜に刻まれた永遠を探して
視力限界を振絞る

アクセル全快
チャック全快

恥と醜妖を聖杯に注ぎ
至高 ....
本当に会いに行くのは
私たちじゃないでしょ。

行くべき人は
必ず会いに行くよ。

ただの傍観者なんだから
私たちは。
人間は青い空がいつでもそこにあるような気でいるけれどもそれは違う
    空はいつも降ってきている
         降り続けているのになくなってしまわないのは
     絶えず生まれ続けている ....
ねがいはかなわない
なんてねうそだよ
雨上がり、祝福されたまぶしさの中
君がいってしまった
眠らなかったけだるさと家に帰れないかんじ
寝てるひとは何もしらないはずだ
なのに
見ていた
 ....
答えた年齢に「若いね」って言ってもらえるのも多分今年が最後だろう。
入社したら今度は「平成生まれか」と驚かれるといい。



日記帳を小さくしてみた。1ページで5日がまとまる。
学校行っ ....
{画像=080701003655.jpg}
今日はまた曇天の気持ちが
重たくぼくを暗くする
通りを走り過ぎる自転車の少女も
手を繋いで歩いている老夫婦も
みんな静かな見えない時を歩いている
 ....
晴れ間を見ることもない季節の真ん中で、
僕は、一人、
梅雨の空の底に沈んで
ゆらゆらと漂い、
腐って行く。


空に浮かんだ溺死体、つつく魚もいない。


途切れない雲は
灰色の、鈍色で、
痛みや ....
輪郭のゆがんだ 
{ルビ朧=おぼろ}月の見守る 
灰色の夜の家々 

屋根に置かれた 
{ルビ梯子=はしご}の頂に危うく腰かけ 
{ルビ襤褸=ぼろ}着を纏う煙突掃除の少年 

ほっぺた ....
あぁ

早く結婚してぇ。

子供が欲しい。

自分も養えてないけど

頑張ってみる所存です。


最近ぼくは

いやらしい。
酩酊の夜道で仰ぐ空の 
遥かに滲むあの星宛に 
一篇の{ルビ詩=うた}を僕は綴ろう 


( ruru ri lala
  lala ri ruru ) 


いつか星になった日  ....
蓮の葉ベットの上 雨水が風に合わせコロコロ遊んでる

水玉が転がる やわらかさで 落ちる闇の雫 揺れる花

心情も背景もモノクロで 
理屈ばかり浮かんでる

疲労の蓄積に心も肩も背中も凝 ....
                080628



明日は大雨ですから
透明なビニール傘ではなくて
しっかりした傘でお出かけ下さい
天気予報が告げる大雨の予測
雨が降るから傘をさす
 ....
{画像=080627011741.jpg}

思いついたら
机に頭をぶつけてみることだ。
硝子板を敷いているので
本当に
ゴツン ゴツン 
と音がする。
就職を前にした
五月の終わり ....
街の喧騒を抜け出せるくらいの
突き動かされるような
強い衝動が欲しくてたまらない。

それは ただ
「疑い続ける恐怖」

結局 あたしは一人の人間として
この時間を全て
あなたに ....
顔のないつるっとした人たちがふいにに笑う声
風に巻き上がるコンビニ袋の不確かさで
枯れていく音があらゆる角度から無数にする
家と家のすきまでまぶたを閉じる
足元のアスファルトがめくれて ....
 からだ、こころ、なまえ
 もう、要らないんだよ。

 地球に国境がないように
 このせかいのいのち。

 気づいたら、僕とか、私とか
 ああ卑しい。卑しいことば。

 ずっと、 ....
 ?
 昨夜は哀しい夜でした。それはもう蒸し暑くて。ひとりの老人のための美しく孤独な死が訪れていて月灯かりもありませんでした。ずいぶんと重い雲がたなびく夜でした。人を乗せた列車も走らない深夜に、貨物 ....
もし過去というものに 
{ルビ遡=さかのぼ}れるなら 
初めて母の胎を出た 
あの誕生の日に還ろう 

まぶねに寝かされた 
幼子のまんま 
理由も無く 
天に向かって泣き叫ぼう 
 ....
不安定について考えていたら

どん底まで体力を消耗してしまった



べたっと横になる

べたっと横になる

そのまま50分



不安定について考えていたら

どん底 ....
ジョギングをして


白 い 息


 ....
濃いほうのお父さんの
ガハハな笑顔もいいけど
やっぱり私は
うすいほうのおとうさんの
静かなほほ笑みが好き

声に出して呼ぶと
両方振り向いて
うすいおとうさんが
所在なさそうに下を ....
長谷川智子さんの自由詩おすすめリスト(565)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
コインロッカー- モリマサ ...自由詩12*08-7-6
きれたり- Ohatu自由詩308-7-6
額に手は繋がっている- beebee自由詩2508-7-5
似た光- わら自由詩21*08-7-5
口内炎ラバーズの唄- さわ田マ ...自由詩208-7-4
モンスター- モリマサ ...自由詩16*08-7-3
叫び- あきな自由詩4*08-7-2
空と泪- かとうゆ ...自由詩3*08-7-2
あすふぁるとのかげで- りゅうの ...自由詩6*08-7-1
【射精】- 穢土自由詩108-7-1
傍観者- xたろおx自由詩108-7-1
るりら、るりたち- 小池房枝自由詩6*08-7-1
- ともちゃ ...自由詩6*08-7-1
[19歳]- 東雲 李 ...自由詩5*08-7-1
曇天の午後_/_いつものイタリアンレストランで- beebee自由詩808-7-1
空に浮かんだ溺死体- 遊佐自由詩5*08-6-29
煙突掃除の少年_- 服部 剛自由詩4*08-6-29
どげんかせんといかん- 短角牛自由詩108-6-29
星の言葉- 服部 剛自由詩408-6-29
rAindrop- 北大路京 ...自由詩19*08-6-29
_雨の日の庭、傘から聞く風景- あおば自由詩16*08-6-28
状況_/_五月の痛み- beebee自由詩7*08-6-28
渦巻く想いの果て- Izm自由詩308-6-28
ビスケットボール3- モリマサ ...自由詩1308-6-27
オートポエム_p.201837- Ohatu自由詩1*08-6-26
蟻塚- りゅうの ...自由詩5*08-6-26
誕生の日_- 服部 剛自由詩3+08-6-26
フアンテイ_フアンテイ_フアンテイ- NOEL自由詩108-6-26
一詩言(ヒトシゴト)4- 桜瀬ろろ自由詩1*08-6-25
おとうさんレプリカ- 佐野権太自由詩11*08-6-24

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