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あなたのことが好きです
心のそこから好きです

あなたのことが好きです
一目見たときから好きです

あなたのことが好きです
おっちょこちょいなところが好きです

あなたのことが好きで ....
足を上げて歩けないのは
日頃の疲れからなのか
明日が見えない今日を
繰り返すしかないからか

履き潰した靴の数だけ
削れて行く生き様があって
磨耗した靴底に気が付けば
見えない針が刺さ ....
ぼくなあ、
甘い酸っぱい苦い臭い鼻のまがる液体を
朝昼晩夜朝昼晩夜三六五日毎日毎日飲み込んで
下痢をしておるのじゃよ
もう幾年も、じゃよ
未消化でどろどろとしたのを
垂れ流しておるんじゃよ ....
成覚寺*の一軒隣り
全国チェーン店系列の喫茶店で
砂糖抜きのロイヤルミルクティをすすりながら
かつてここは
宿場町の 春をひさいでいたをんな達の
悲しい場所だということを思い出した

太 ....
詩が生まれた
あなたはどこから来たのでしょう
あなたに辿り着くまでに、
どれだけの根を共にしてきたのでしょう
たくさんの親指に包まれながら
あなたは産声を揚げたのです

この世に生まれた ....
最近また退屈し始めたので
なんとなく電話ばかりしています

毎日がどこか物足りないので
なんとなく誰かと会ってきます

今夜は星がきれい
なんとなくそういうことにしておきます

とり ....
わたしの体の真ん中に
小さな芽が
顔を出しました

わたしはその芽を
大切に大切に
育てようと思いました

その芽は私の体から
養分を取るので
わたしは土になりました

数ヶ月 ....
周遊バスは まるで回遊魚のよう
回遊魚は、一瞬でも泳ぐのを止めないんだよ
  
 バスは
 ライトアップされちゃって 水族館の魚だな
 闇の中を 背広も流れるよ
 中吊りの広告も 固まった ....
(TOXICを頭の中で♪しながら)

俺はトラックの運転手なのだ
俺は骨の髄まで運転手なのだ
居眠り運転してても目的地に着いてしまうのだ
これは本当のことなのだ
そんな調子で大きい事故もや ....
「ことば」ってね
書くことも大事だけど
声に出すことはもっと大事

声から伝わる想い
声でしか伝わらない言葉
あると思う

あなたから奏でる
そのメロディが
耳管を通り抜け
私の ....
暗い土手をみんなで歩いた
川の流れだけが静かに聴こえる
誰かは「またな」と手を振って
誰かは「もう会うこともないだろう」と
静かに呟き、どこかへ行った

一人減り、二人減り
友の口も段々 ....
夕暮れてゆく空に
雲はただよう
見上げると
まるでこころのように
どんなかたちにも 見えない
どんないろにも 見えない
ただ流れて ゆれて 暮れて
なんてしんみりとしているだろう
振り ....
煮詰まった鍋の中で ふつふつと ぐつぐつと

音が響くたびに頭が痛くなる 冬の糸のきりきり

あたしは新しいブーツを汚したばっかりで

電器ヒーターの埃にむせかえる

だけど先生は ....
好きな女の子とデートして
「何処か行きたい?」と訊ねたら
「何処でもいい」とその子は答えた
今までの経験上、大概の女の子は
「何処でもいい」が口癖らしい

だけど突っ立っていても仕方がない ....
わたしは
だれのものなのか
だれもおしえてくれなかったので
わたしは文字になりました

そうすると
色々なところで
わたしを使ってくれました

本の中にわたしが居たり
チラシの中に ....
釘打ち
塞いでしまったピアノを
蓋の上から叩いてみる

かたい
なんてかたいんだ
という思い出


指先が充血して膨れる
針で突いてみたいけど
ただ赤いだけでつまらない
 ....
小さな 小さな 私には

大きな 大きな 借りがある

小さな 小さな 私では

大きな 大きな その借りを

返せそうにありません
まだ
遠いところにあるようです


いつもぼくらからは 何かが垂れてきてしまって
どうしようもなくなってしまうのですが
雲が浮かんで ため息が白い冬のせいにして
久しぶりに知る その気持 ....
箸を持って近づいてみたら
じいちゃんの骨はほとんど残ってなかった
焼き時間を間違ったんだって
ママとママの姉弟は泣き崩れて
火葬場の人は床につくくらい頭を下げていて
あたしは用事のなくな ....
ひとりきりでいなくなろうと思った
特に悲しみなどないのに橋の上から
飛ぼうかと思っていた
わたしはみかんがだいすきだったので
最後に一つと思ってくちにふくんだけれど
あまりにおいしくなかった ....
雑踏に紛れて

ふと 見えなくなる

ウォークマン

ボリューム上げて

あぁ わたしまだここにいる
僕の声は安心するって君は言う

僕が君を
安心させることができる

それがとても嬉しかった

僕の声が
君を安心させるなら

僕はずっと
君と話していよう
君が寂しくて
落ち ....
穴が空いて足りない
埋めようとして
水を 飲み干した
喉元をすっと通っていく感触に
カラカラ回る扇風機からは感ぜられない
涼しさを 感じた

硝子窓
透き通して
白い光は無遠 ....
僕はあなたに感謝します
小さくふにゃふにゃな僕を お湯で洗ってくれてありがとう
そのふしくれだった手の温度がなくては
三歩と歩けず立ち止まってしまう僕を
外へと連れ出してくれてありがとう
線 ....
夏に向かう曲線を 

ゆるやかに描きながら

六月の空は どんどん まぶしく


その下で まぶしく 

思い出すのは

何も知らなかった あの頃のこと


傷ついても ....
長谷川智子さんの自由詩おすすめリスト(565)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あなたのことが好きです。- くしゃみ自由詩5*05-10-29
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しはいきてすくう- つきのい ...自由詩20*05-8-29
これからはいつもそばにいるよ- 不老産兄 ...自由詩405-8-24
わたしは土になりました- 自由詩11*05-6-23
回遊魚- るるりら自由詩405-5-14
俺はトラックの運転手なのだ〜2- 純太自由詩1105-1-13
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川沿いの道- 快晴自由詩4*04-11-27
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先生の鍋- あいこ自由詩304-10-24
新大久保デート- 快晴自由詩9*04-10-24
■マ○コ映像公開!■- よだかい ...自由詩2204-8-10
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満たす水- イチイ自由詩103-8-16
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