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あの煙突は窓ではないのか
内に鏡が巣喰っているのではないか
めまぐるしく変わる空の色を
まるで気にもとめずに
昼の昼たる所以を
その内部から投影せしめている
あの灰色
あの煉 ....
明かりの消えた教室で、
ひとりふたりと、
席につく。

学籍のないぼくたちは、
幽霊みたいにゆらいでて、
いつも不安で不安定。

黒板のかすれた数式は、 ....
僕には、
{ルビ鈴香=すずか}、{ルビ京香=きょうか}、{ルビ由香=ゆか}の三姉妹がいました
{ルビ次郎=じろう}君は彼女たちと一緒に暮らしていました
彼女たちにはそれぞれ次郎君の子供がいて
 ....
無性に
愛犬家を殴りたい

無性に
愛猫家を殴りたい

あたしは
6歳のときから
たまにそう思ってきたが
未だ実行したことはない


拳の作り方を
市民会館で習ってから
 ....
 千葉県佐倉市鍋山町の無職、土子智之さん(52)宅で2日早朝、住宅が全焼して、焼け跡から土子さんが焼死体で見つかる火災があり、県警は3日、同県市川市内に住む飲食店員の長女(19)を現住建造物等放火 .... 【その1】

 基本は10として
 8 でよい場合
 5 で足りる場合
 いやいや
 0.1に砕く必要もあったりするが
 0.001だともはや諦めたがよさそう
 さらに
 ....
ポケットの中のごみくず

五月の晴れた空

遠い水の匂いと

静かな予感が 僕を眠たくさせる


つま先を打ち付ける仕草

白いシャツの背中に寄った皺

言いかけて止めた言葉 ....
また誰かがどこかで
あの人の悪口を言っている
馬鹿だと罵っている
出来損ないだと嘲笑している

皆が集まってきて
あの人に痛い眼差しを向けている
沢山の人に囲まれて動けないあの人
苦い ....
いつも眠ることばかりを考えていました
枕の硬さが場所についてを語っているので
少しばかり、指先を開くようにして
眠る場所のことばかりを想っていました

安息は帰りましたか
こちらでは同じこ ....
私の祖父は今年で八十半ばになった
少しは名の知れた人物だったが今は違う
痴呆を伴い記憶が錯乱している

{引用=
記憶とは大きな水溜りであり
{ルビ情報=いきること}は雨の様に降り続く中を ....
大人たちは何も 教えてはくれない
鳥籠の鍵を何度も確認して
鍵穴が変わっていないかを確認する
そうして
孤独をつきつける

大人たちは何も 教えてはくれない
生存するという不確定 ....


大事なものだけを信じる
ただそれだけ

簡単そうなのに
人間には難しい





素直に言葉を
受け取れなくて
ごめん

ただ何でもない自分を
認めて欲しいだ ....
自分が投稿したものたち、も底し木にしてやりましょう。

ポイントコメント欄ではなくて、本文をまずチェックしたましょ。

見直しスレば分るよな、打ち間違いや誤変換。

自分が投稿した言葉たち ....
抱きしめて下さい…私を
幾億の言葉より
温かなぬくもりを下さい

何も言わないで
何も聞かないで

ただ 強く、優しく
私を抱きしめて下さい

     愛穂(18歳)
「おれ死ぬね」ねで終わる死にはなんとなく潔さがかんじられずただのお休みメールだとおもい絵文字をかえすと
泣きながら電話がかかってきた


「死ぬな」といわれ目が覚める
全くそういう気分じゃな ....
君はいろいろだね

幾何学を解明しようと
君にキスをしてみる
そのたびに知らないかたち

騙し絵のようで
のぼったりおりたりする君は
いろいろなかたち

そんなことは
説明なんて ....
春の木々に手を当て
温かい日差しに眼を細め、
太陽の白さを受けた肌を
青の色鉛筆で写し取る

フロッタージュ。

色あせた紙と鉛の衝突音も
柔かい春風が傍を通る音も
失われた世界に、 ....
ソファーにふんぞり返ってるすべての年上の男をライトセーバーで殺しに出かけたい
話し合いのテーブルにつく気はさらさらない
7兆円もらっても俺はお前たちを殺すことをやめない
お前たちの礼儀作法は常に ....
指輪の冷たさ
僕は自分と似る姿に
いつも嫌っていた

指輪の綺麗さ
君は自分と似る姿を
いつも欲しがっていた

裏と表の存在
どちらかが欠けてた
僕はいないだろう
もしかしたら
 ....
遠い昔を思うと
僕は胸が苦しくなる

君と住んで
1年が経つこの部屋で
僕は今涙しています

2年前
限りない自由があったこの部屋
いろんな女性が行き来したこの部屋

3年前
 ....
支えあうのはたいがいにして
自立しましょう

追いかけるのはもうやめにして
掴んだ襟元からその手を放しましょう
そして自分の足で立ちましょう

三度の食事や給料日を待つも
はるか昨日の ....
名前のせいで
不運な人生、
送ることだって
あるよね

馬鹿よばわり
なんて
させないよ

だって
私、この葱で

世間の目と
戦えますもん

ずばずばと。
スピリットを
食べる音が 
きこえるか?

石の 草の 道路の
スピリット
家の 屋根の 空の
ブルー

スピリッツに
あふれる色が
見えるか?

スピリット

じゃーん ....
俺、台所で素うどん
このダシがね、またなんとも
粉末なんだが結構乙ですよ
こないだなんかはちょっと濃いめに作ったりしてね
塩分だけで生きてるわけじゃないから辛いのは良くないのよね
蝿に語る俺論
うどん ....
ぼくが包茎だったころ
アフリカはとおく
象の足は八本あった

あのひとのほほは白く
うつむくまつげは長かった
どんな人にも天使のように微笑むので
誰もが自分はあのひとに愛されていると勘違 ....
 
私はとても小さいので
海を見れば
海でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
空を見れば
空でいっぱいになってしまう


私はとても小さいので
風を匂えば
風で ....
夢だとか希望だとか
土に埋めてじっと眺めていた
切り貼りした栄光の断片を
胸に抱えて眠る

夜にはもういい加減飽きていた
鍵は開けてある
明日は朝が来るらしい
揺れた現実のリズムに合わ ....
朝だからね
力入らないけど
別れ話したのだ
昨日から


私小説に近い
ほんまに
なのにちがう

本当に色々
話したんだ
すわって
ねて
パン食べて
いってらっし ....
海に落とした万華鏡
ゆらゆら沈んでゆく

閉じ込めたはずの
いくつもの輝き
永遠と信じてた

哀しみの水圧に耐えかねた、刹那
万華鏡は音もなく弾け
また
とろり、とろり

もう ....
雲はいつでも
地上に降り立って
わたがしになる
準備をしている

でも
どうしても
なれない雲は
涙を流して
せめて、人々に
飲んでもらいたいみたいです。
長谷川智子さんの自由詩おすすめリスト(565)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
移行・不安(未完)- 木立 悟自由詩5*06-9-21
「_放課後の回遊魚。_」- PULL.自由詩15+*06-9-9
『鈴香』- 士狼(銀)自由詩8*06-8-26
6歳のときのこと- くあせ@ ...自由詩3*06-8-25
源(みなもと)- 自由詩106-8-6
人の会話- yaka自由詩5*06-7-30
多摩川- 八布自由詩406-6-17
歪んだ感情が潤む所- AKiHiCo自由詩3*06-6-16
祖国- 霜天自由詩1206-6-14
「記憶の水溜りと祖父の手紙」_海月と雨宮一縷- 海月自由詩4*06-6-7
青の境界- 士狼(銀)自由詩7*06-6-1
誰かを愛した過去の歌__(あなたを想う陳腐な愛の歌の続き)- さくらほ自由詩11*06-5-20
偽鍋奉行のお触れ書- 小池房枝自由詩6+*06-5-18
ぬくもり- 愛穂自由詩406-5-8
_あたししあわせだったとつぶやきながら愛するひとの腕の中で- モリマサ ...自由詩12*06-4-18
かたち、君のかたち- たりぽん ...自由詩906-3-31
青のフロッタージュ- 士狼(銀)自由詩7*06-3-30
馬野幹ダークサイド- 馬野ミキ自由詩12*06-3-4
指輪- 海月自由詩2*06-3-3
部屋- ヤマト自由詩106-2-18
自立しましょう- 不老産兄 ...自由詩206-2-11
ポケモン(カモネギにて)- 仲本いす ...自由詩4*06-2-8
ぱ!- 馬場 こ ...自由詩306-2-3
18平米、俺世界- ---自由詩7*06-1-23
ぼくが包茎だったころ- ZUZU自由詩22+06-1-5
私はとても小さいので- 松本 涼自由詩114+*06-1-2
夢の続き- 本村K自由詩2*05-12-31
現実と奇妙にねじれた空間- 石川和広自由詩4*05-12-19
空っぽの万華鏡- 佐野権太自由詩6+*05-12-13
- くしゃみ自由詩3*05-11-5

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