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チャーチ、鳥籠の 中、の
少年 と、少女 歌声は
夢、の 通奏貞音 失われた
地上の、安息 そして 訪れた
死神、は 天上での 安息を
与える、様に 幾度も ワインを
注いで ....
石と罵声が飛び交うなか
彼女はそっとギロチン台へと足をかける
嵐のような時代を駆け抜け
今は不思議と心は静かだ

ふと
あるメロディが聞こえた気がした

幼い頃の
小さなモーツァルト ....
 忘れさられた涙は
 どこに流れていくのだろう
 
 きっと大海原まで降りて行き
 太陽の日差しに誘われて
 多くの仲間を引き連れて
 天空に昇り
 悲しい調べを奏でつつ
 俺達の住ん ....
声に出して言えば
欲しいとか 欲しいとか
そんなんばっかりになってしまうから
どうしたって
君の事 深く
切ってみたくなるだろうから

嘘ばっかりでいい
音楽とか
洋服とか
そうい ....
今日は丸い椅子には
座りたくなかった

道を失いそうなときには
肘掛けはついてなくて
それ以上はないというくらい
角張った椅子がいい

座るという緊張感が
癒されてはいけない
立っ ....
今夜この街の二十万のベッドの何割かの上で
愛が倦み、愛が生まれ、愛が壊れる。
ベッドは一つの水準である。
ある部屋のあるベッドに潜り込もうと
住民たちは昼間、さまざまに図り
汗を垂らし、涙を ....
朝と歌う鳥達と目覚めを奏で
沈んだまま浮いてこれない ガラス細工を
丁寧に 丁寧に 探す
そこが 原点であり真実であるから

朝を歌う鳥達は高い空へと舞い上がり
弧を描きながらもまっすぐに ....
憂う雨しとしと泣いている
身に染みいるような
寄生虫(むし)の様

紛う影あの人が近づく
そして通り過ぎる
それだけの人

夢しんしんと
うるさい雪の様に
積もり積 ....
夜明けである
ペーパーの山場を越えて
煙草を吸う
テレビは
エロDVDの通販番組
疲れた心を癒してくれる
モザイクの向こうのオッパイ
美しいツーケー
いいなぁ
いいなぁ
 ....
みずうみの名は
みどりこ
といいます
その昔、此処は険しい谷で
人も獣も草も水もありませんでした
みどりこは
ちょうど五本指の掌みたいなかたちをした
ゼリィ状のみどりこでした
ひら ....
お隣の洗濯物も
そのお隣の洗濯物も
そのまたお隣の洗濯物も
ふんわり今日は乾くだろうと
あったかい陽射しに
目を細めずにはいられない
冬だというのに
春の匂いがするのは
あなたの
洗 ....
中目黒。
都会なんか大嫌いで
ましてや渋谷から二駅のこんな駅で
あんたと暮らすこと夢みてたなんて
ほんと論外。

この5年でこんなに苦くなった。
『思い出は美化される』
あの法則はどこ ....
あいつはあの子と付き合ッタラシイ
いつも二人で一緒に居ルシ
家とか行ってるミタイダシ
ツマンナイヨ

それからちびのあいつは家出シテタノニ
どうやら連れ戻されたミタイダ
ザマミロッテンダ ....
 俺は一人だった
 親兄弟は俺を見捨て
 友達は卑屈になった俺を疎い
 甲斐性もない俺に付いてくる女はいなかった

 一人繁華街をうろつき
 ぽん引き相手にケンカをしかけ
 街を横切る河 ....
何考えてんだ
さっきから
頭に
電動ドリル突きつけて
頭の中でも
覗こうと思ってるのか
馬鹿やろうめ
早く指に力を込めろよ
さぁ 早く
さぁ 早く
さぁ 早く
新しい世界がみたい ....
思い出す
あの日を、思い出す
遠いあの日を、思い出す
あぁ 今 風に吹かれて

最後に笑った
あの日のことを
最後に道を選んだ
あの日のことを

一瞬に嗅いだ 風の匂いで
心はい ....
「ここじゃあ 夢は釣れないか」

神様はそう呟いて
雲の上をのそのそと移動した

人間界に落とした釣り糸には
申し訳ない程度の『希望』が
ぶらさがっている

神様は眠そうな目をこすり ....
きっちりきっちり巻いたのに
はなれてみると優しく見える毛糸だま
早く終わらせたくて必死だったのに
もう少しで終わりと思うと
何故か腕に鍵が掛かる

はやくはやく巻き終えて
マフラーと手袋 ....
寒くなってきたので
言葉のタンスから
言葉のコートを取り出しました

一年ぶりに着る言葉のコート
冷たい北風も
これを着ていれば凍える心配もありません

どこか出かけてみよう
どうせ ....
 すぐに腹を立てる。
 条件反射の如く。
 すぐに忘れる。
 様にする。
 胃潰瘍が悪化しないように。

 だってだって。
 バキャらしいのよ。
 あらゆる場面で腹を立てるのは。
  ....
椿の花が、
吹き零れて、
足踏みしていた、
夜が、
膝を、
抱え込むように、
小さく、
小さく、
うずくまって、
いつの間にか、
シャボンのように、
消えたので、
 ....
所謂、出会い系の掲示板で知り合った
あなたは、豆とプリンが好きですとだけ書いてあり
僕は何気なしにメールを書いた
所謂、メル友の全盛時代だったのだろう
メグライアンとトムハンクスの映 ....
鼻水が氷注のように固まる薬1錠下さい。

眼球が飛び出すくらいきつく沁みる目薬2瓶下さい。

呼吸困難に陥るくらい花粉を通さないマスク3枚下さい。

私が花粉によって一日に涙を ....
ふりしきる雨
雨してしまう
雨の
冷たい
季節
星夜

さく{ルビ夜=や}




影もなく
灯る
灯台の夜が
流体にひそみ
その吐息にふれれば
はち切れて ....
裸足で入口に立つ

じんわりとあがってくる床の冷たさ
白い光に浮かぶほこり 小さな窓

僕は 笑いをこらえながら
ゆっくりと走り出す

ぐるぐると 何周も何周も
時計回りに走り回る
 ....
ブリキのこうせんじゅうを片手に
いっしょうけんめい
ゆめなき夢をむそうするが
キャバクラのお姉ちゃんとえっちして
わすれちゃった、ゆめのなかの夢

しんぴなる
じゃあくなにおいが
鼻を ....
開く度に人の貌だった
思いがけぬ このよの{ルビ摂理=ことわり}
華やかな秘密
どこの{ルビ世界=黄泉}への 扉なのか
人界の
花弁の上に閉開する ちょうつがいの{ルビ生物=いきもの}
羽 ....
僕の黒いノートの表紙に
ときどき
窓が出来ていることがある
その向こうで
君のかなしみが
淡い落下をいつまでもつづけている
(背景はいつも夏の
 {ルビ誰彼時=たそがれどき}か
 {ル ....
生まれたときから傍で横たわってた溺れたての見知らぬ人が
見えなくなった今日という日

あの人が選んだのは私でなくて日常と私を繋ぐ糸であり線だったと
悟りつつある今という瞬間

さよなら糸さ ....
晩秋の青空に
黄金色の銀杏が舞う

どこまでも澄みきって
引き込まれそうな深淵

この時期
ぼくらは
いつも
ふたりで
深淵を見つめながら
露天風呂していた

のほほん
の ....
lazyさんの自由詩おすすめリスト(623)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
シスター- 六崎杏介自由詩5*06-11-24
マリー_アントワネット- ごまたれ自由詩15*06-11-24
思い出作り- 山崎 風 ...自由詩1306-11-24
友達とかいう、嘘- 自由詩406-11-24
丸い椅子に座りたくなかった- たりぽん ...自由詩15*06-11-24
ベッドタウン- 佐野みお自由詩606-11-23
原点のガラス細工(見崎_光さんとの合作)- ぽえむ君自由詩11*06-11-23
東京- なかがわ ...自由詩9*06-11-23
エクステンション- 虹村 凌自由詩5*06-11-23
みどりこ- ピクルス自由詩8*06-11-23
so_feel_good- LEO自由詩26*06-11-23
中目黒の馬鹿女- ごまたれ自由詩21*06-11-23
僕が居なくなっても世界は変わらなかった- プル式自由詩5*06-11-23
祝、人間- 山崎 風 ...自由詩1106-11-23
ハッピーニューワールド- kei99自由詩106-11-23
59、あの日_【あのひ】- 雨宮 之 ...自由詩4*06-11-23
神様の仕事- ごまたれ自由詩11*06-11-22
まだ、夏かと。- 長谷伸太自由詩606-11-22
言葉のコート- ぽえむ君自由詩15*06-11-22
顔。- もののあ ...自由詩6*06-11-22
花瓶の底、龍の眼- はらだま ...自由詩8*06-11-22
あなたを愛す。- 侍フィク ...自由詩15*06-11-21
我、花粉症にて体制に願う。- もののあ ...自由詩5*06-11-21
鮏_(さけ)- こしごえ自由詩19*06-11-20
温度計のこわれた体育館- 迎信自由詩506-11-20
漆黒のゆめ- atsuchan69自由詩7*06-11-20
蝶を夢む- 「ま」の ...自由詩3*06-11-19
黒いノート- 塔野夏子自由詩21*06-11-19
水の匂い- ロカニク ...自由詩306-11-19
青空を撃つ- 草野大悟自由詩6*06-11-19

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