すべてのおすすめ
夜中にラーメンが食いたくなるってことは
生きてることなのか
どんぶりに残った千切れたラーメンを
蛆虫と思うのは
生きてることなのか
痛み、痛みは反応で
生の確認にはならない
どん ....
明日は核実験と天気予報で言っている
「台風の影響で今夜は猫が降るでしょう」
Nyaー.Nyaー.Nyaー.Nyaー
Nyaー.Nyaー.Nyaー.Nyaー
Nyaー.Nyaー.Nyaー ....
叫ぶ時 叫べ
叫ばねば 裂けよう
心を裂けば 裂け葉ひよどり
秋に咲かねば 冬も想わじ
くろがねもちに 火 入りて
啄ばむ 幼き火喰い鳥
空に舞えども 胸に羽毛無く
赤き炎で 熱くた ....
ホカロンなんてダサいわよ、
あたしと会うときはそんなもの持たないで。
カーテンに透ける夕陽
そのむこうに何があるかを彼女は知っていた
バカじゃないの、
寒いならひとりで居なきゃい ....
「産声」殺した声は無に返る
「廃棄」愛を知らないと忘却に投げる
「残山」知識を集めては興味が無いと捨てては山を築く
「孤独」独りを愛したはず
「所詮」群れで育つ事が恐ろしいと勝手に思い込む
....
君が『日食』と『月食』が欲しいと言うから
ビーカーの中の液体に『日食』を取り込んだよ
見えなくなる前に
慌てて摘み取ったから
太陽を失った『月食』が見えなくなってしまったんだ。
....
二階のトイレの流れが悪いから
一階のトイレを使っていたんだよ
そんなことが本気で世界のリズムを作るって思ってたんだ
・・ドキッとするよね
今はただ君のほとりでだらだらしたいだけ
....
雨だか雪だかが降ってて
でも、そんなことどうでも良かったんだ。
流れる音も聴こえない。
触れることもできない。
冷たいとすら思えなくなって、
もうなんか、降ってるのが雨だろう ....
咳をする母の
苦しそうな声を
置いて
こんなにも
遠くへと
来てしまったけれど
行けども行けども
道はなく
ここが何処だか
解らないのだ
何処の空も
青いなんてことを
確か ....
すべてを委ねてしまった私に
君の「間違ってる」が優しくて
すべらかな灰色に接吻をおとした
体温のないものに
もうすぐ春だから
フェティシズムはきみどりいろの雨 ....
生まれてくることなんて知らなかった・・・
こんな所に生まれるなんて。
今が辛いわけじゃない。
今が嫌なわけじゃない。
ただ・・・ボクは自分で決めたかった。
....
何かが… 砕ける音がした
キミを護れるなら、ボクは何もいらない。
命さえ… いらない…
何かが… 砕ける音がした…
それでも、かまわないと… 思 ....
僕が応援したところで
あなたの人生は
変えられないでしょう
でも・・・
もしもあなた人生を
あなたの可能性を
ちょっとでも
変えられるよう ....
もう話さない
交わらないって決めたんだ
携帯からも
キミの記憶を全部消して
全部…全部
消そうとしたよ
だけど残ってた
弱い自分が
そこにいた
心のど ....
猫が叫ぶ
真夜中 鬼が通る頃
赤いお月様見て叫ぶ
”明日は飯が食えるだろうか”
猫が呟く
真夜中 人が消える頃
青いお月様見て呟く
”今日は飯が食えたから
とてもいい ....
空飛ぶ譲り葉に、
安全ピンをとめて、
無性にフォーカスはぐらついたまま、
爪を研ぐ野ばらと、
利口ぶった砂嵐へ、
いつだって繕いをほどこすマーチングバンド!
どこまで青色な ....
ここには誰もいない
誰もいない
私は目を泳がせて
立っている?
誰かを探している?
誰を探している?
仲間がほしい?
子供のように
走り回る
息を切ら ....
あたしのスカートの
端っこを切ったのは あなたでしょう?
羽をばたばたさせて 空に浮かぶ
髪が伸びたので あたしは飛べるようになった
まっさらな夜を
あなたの匂いをたよりに飛んで
....
辛いのは自分だけじゃないって
皆 傷を抱えてるんだって
ちゃんとわかってる
ただ甘えてるだけだってことも
もっと強くならなくちゃいけないことも
ちゃんとわかってる
それでも
立ち ....
灰色の隙間から注ぐ
陽射しに手を翳すたびに
目を細め見やるだけ
温もりだけが降りてくる
北風が強く吹いているから
漏れ落ちた微かな光でさえも
永く待ち焦がれた春のようで
それは小 ....
あのね
ゆきってね
かみさまがふらせる
おしおなんだよ
って
それをいうなら
さとうかと
二年前のあした
あの日もたしか、雪が舞っていました
鳴り止まない鈴のように
ただ、こんなふうに
降りはじめに気づいたのが どちらだったか
あなたはいまでも
覚えているでしょ ....
こわしたいのよ いいかげんないいつけを
ほしくずのスープなんか嘘
もう食べたくないの
ひっくり返そうよ
瞳のキラキラも
目を覚ましたらケロイドになっちゃって
そいつがうたうたうんだ 音 ....
追い掛けられた
真っ白な雲が
慌てて見せた
水色のソラ
鼠に喰われた 林檎のように
夜空で
侵食された
月のように
どこか欠けた自分。
異端を糾弾する声が
“欠片を探せ”と
追い立てる。
どこかで
荊 ....
職場にとても変わった人が入社してきた。
出張者の手配をする仕事。
ひたすらJRや飛行機の発券をする仕事。
そして彼女は
聞いてもないことをよく言ってくる。
「わたし、電車が大好きなん ....
まばたきの またたきの 恋 これは衝動
ほんとうはそんな音じゃないんだよ ほんとうはそんな簡単に言葉になんか
ぷ、つっ(――回線、断絶、、、)
それは、吐きだすたび ....
今宵は三日月か満月か そんな事は感傷家に聞いてくれ
貴女を思い焦がれるこの心をどう始末してくれる
ただ俺は貴女に逢い その身包みを剥がし 身体を重ね
貴女の生の声を聞きたいだけなのだ ....
身から出た錆を舐め、血の味を知る
路上に浮かぶ陽炎と蜃気楼
鋼鉄を纏った人々と八畳間の唯我帝王
冷め濡れに笑っている・・・
汚れ知らぬ糞どもと頽廃思想にブラボー
血の流を求める ....
今日夢を見た
内容は思い出せないけど
でも、あったかい夢
君の笑顔を
見れた気がした
ねぇ、もう一度
夢見ていいかな
勘違いしてもいいかな
君は僕がすき
....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21