すべてのおすすめ
わたしは毎朝目覚めると、
あなたの前で尿をする。
下半身を突き出し、
あなたがそうしていたように、
尿をする。
わたしの尿は、
黄色かったり透明であったりす ....
水は自由だった
形はなく
その場所がその形だった
自らの意志で
動くことができなかったが
絶えずすべてが動いているので
別に苦ではなかった

暑くなれば
空に浮くこともできた
のん ....
君が眠い顔してる


君が眠い顔してる



さっきのさぁ


ぶち犬の軽やかなステップ

最高だったよ



生なりの大きなカーテン

ひるがえった空の上

 ....
この世界は因果関係で成り立っているのかもしれない。

私が正しい・・・君が正しい・・・あの人が正しい・・・

立場が違えば考えも変わるし答えも変わる。

正義が悪になり・・・悪が正義になる ....
伊勢の南島町
漁師の友達の両親
おばさんは嫁いでから
一度も休みがない

その息子 親友 純 日本人 世界中を回って
ハワイにたどり着いた波乗り くらげに襲われて
 ....
菜箸見て どきっとした

箸を口に持っていく 遠い親戚の男の子

そんな孫を 止める 祖母

そんな我が子を 止める 母親

髭だらけの 母の叔父

白目をむいた 母の叔父

 ....
さかな

さかな

人知れず呟く


夏の終わりに

暑いミンミン蝉


プールサイドの君

ちらっと見て笑った


泳げないの?

たいした事ないよ

 ....
それはある夏のワンシーン



暑い暑い昼が過ぎてヒグラシが鳴き始めた夕暮れ



まだ残るむせ返るようなジメジメした空気が僕と君を包み込む




君はうつむいたまま答えに ....
菜の花畑で見る夢の

差しくる日影も目映くて

菜の花畑で見る夢の

{ルビ解=は}つる思い出 風を追う


青陽の影

かげろうの刻

薫り合う間に

{ルビ翔鳥=か ....
魚の小骨が咽に刺さった

僕はあんぐり口を開ける

人差し指と親指で小骨を取ろうとする

その姿はまったく滑稽で

君を十分に笑わせる

僕は解剖学を学ぶべきだったと考える

 ....
キミは不思議なことを言う・・・

「ずっと側に居てね」

・・・・・・・・。

ボクがどれほどキミを愛しているのかキミは知らない。

ボクがどれほどキミを想って不安になってるのかキミは ....
腕があればキミを抱きしめられる。

片腕が無くなっても、もう片方の手で抱きしめられる。

その腕が無くなっても、足があればキミに寄り添っていられる。

足が無くなっても心があればキミを想っ ....
古ぼけた色
懐かしい香

記憶を焦がすのは

揺れる翠緑
透ける群青
舞い上がれ、白々たる雲

―君の後姿を追ったあの日―

ただ甘さに酔っただけ
闇が町を包む
一番目の朝だ
どう見ても夜だ
二番目の朝だ
晴れている朝だ
どう見ても星が輝く朝だ
握り締めた拳を開いてしまえば夜になる
だから拳は握り締めたままで
瞬きを拒否する眼球が ....
蒼い月の優しい光
心を照らす言葉たち
世界は自分の中に存在ると
気付かせてくれる


それが自己満足だとしても
ただの独りでも共感出来れば
価値のある空間

幕が上がり拍手 ....
十月。


真っ暗になるまで遊んでいたぼくを

心配した母さんが迎えに来てくれた

手を引かれて家までの帰り道

いつも通る高橋さんちの玄関に

小さなだいだいの

無数に落 ....
 君の街で喫茶店を開いてから八年が経つ
 今年も染井吉野が色鮮やかに咲き乱れる
 桜色に滲むトンネルを通って君に会いに行くよ
 今までの経験を基にして書いた詩で賞を貰ったよ
 今度詩集が出るん ....
静かな森に
命の眠っていく音が響いて
今日、一日の心音の数を
手のひら一杯に数えて
それを大きく
飲み込むように

明日へ繰り越すための挨拶をすると
その分だけ誰かが、ほどけていく
 ....
嘘を 全て偽りと決め付けてしまわないで
貴方のためにつかれた嘘が
貴方を 今も 守り続けている

ほら ごらん
その手から伸びる指が 人を守ることを望んでいる
望ませたのが何か 思い出 ....
中学生に戻ったような

淡い恋心

あなたは私が

元気になる言葉を知っていて

私は何度も

あなたに救われた

私の恋心を

とがめる人もたくさんいたけれど

私は ....
鋭いペンでメモすることを怠けて
けさ見た夢を 忘れてしまった
と この 夢を忘れたことも 忘れてしまわないように
いま 空色のペンで書いている

けさ見た夢だけでなく もっと色々なことを忘れ ....
暗い部屋で息絶えるより、空の下で死にたい。
冷たい土に埋まるより、海の青に溶けたい。

私は、かえります。
かつて私が旅立ち、戻ると約束したところへ。
あの遠く懐かしい、何もかもを許し、消し ....
一つ一つの過去というピースは

あなたのジグソーパズルに
必要なかったのかもしれない

でも 少しでも穴が開いていたら
それはあなたではなかった

たとえそのピースの色が
 ....
なんとなくついたため息に意味はない
君が昨日くれた手袋を早速し忘れたのは多分そんなに寒くなかったから
手をつなぎたくないのは単にそういうのが好きじゃないだけ
簡単には笑わないのは愛想笑いが失礼だ ....
その犠牲が 必要だったら

この生命を 求めて下さい

躊躇等せず お使い下さい

悦び勇んで 捧げましょう

何度でも 幾らでも 幾度でも

何年でも 何円でも 何回でも

 ....
ぽかぽかの空の下

少し 風は寒いけど

貴方を待っています。

早く来たこと 怒らないでくださいね。

そんな薄着してって 言わないでね。

私も思うんです。

こんなに早く ....
いつまでも一緒だと思っていった君が僕の前から消えるまでは
スッと僕の前から突然いなくなった君を僕は必死に掴もうとして
一生会えなくなるかもしれないそう考えただけで胸が痛くなる
目の前に舞い上がっ ....
かつて憧れと不安の色に澄んでいた若い空

いつから俺は俯いてばかりになったのか
いつからちっぽけな石を蹴るだけになったのか

黒い願い

黒く腐った願いを吸い取って今や濁り果てた俺の空
 ....


僕が子供の頃
山は僕の遊び場だった

鬱蒼とした山奥の
社へと続く長い長い
杉の並木道を歩くのが
僕の一番の楽しみだった

ある日
苔むした大きな杉の下に
寂しそうに男が ....
君がくるぶしを噛んだら、透明な飴玉になったので、吐いて捨てた

ここの所は天気が良すぎる夜だから、天に向かって鳴らすべきだと思った
スピーカーを上に向ける。大きな文字たちが降ってくる
下降しな ....
lazyさんの自由詩おすすめリスト(623)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_鬼妙な果実。_」- PULL.自由詩10*07-2-11
- ぽえむ君自由詩12*07-2-11
君が眠い顔してる- ビーチ自由詩5*07-2-10
誰かが正義を叫ぶたびに・・・何かが悪になっていく・・・- レオ自由詩307-2-10
愛のテキーラ漬け- 水在らあ ...自由詩21*07-2-10
今でも渦巻く音- Anima自由詩2*07-2-10
ミンミン蝉- ビーチ自由詩1*07-2-9
中学の夏- テルテル ...自由詩207-2-7
春色夢譚- 朱雀自由詩11*07-2-7
ある日の新婚生活- 和泉蘆花自由詩507-2-7
だってこんなに・・・- レオ自由詩2*07-2-7
なにもなくなってもそばにいるから・・・- レオ自由詩3*07-2-7
*柚子飴*- ちと自由詩9*07-2-7
再起動- 狩心自由詩5*07-2-6
プロローグ- BM自由詩6*07-2-5
回顧- ポッケ自由詩4*07-2-5
君の街まで桜色のバスに乗って〜それから〜- はじめ自由詩4*07-2-5
静かな森に- 霜天自由詩707-2-5
- 自由詩5*07-2-5
恋心- yoshi自由詩307-2-5
どこかのあなたへの手紙- ゼロスケ自由詩3*07-2-4
「eternal_blue」- 和 路流 ...自由詩2*07-2-4
選択- 鼈甲自由詩6*07-2-3
毒林檎をかじるように- 水瀬悠季自由詩3*07-2-2
そして其れは遺の言- Anima自由詩3*07-1-28
それが乙女なんですよ?- Anima自由詩3*07-1-28
春雪- 霧咲剣侍自由詩307-1-28
- サソリモ ...自由詩4*07-1-28
旅人- 相良ゆう自由詩107-1-28
- ピッピ自由詩407-1-27

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