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僕の黒いノートの表紙に
ときどき
窓が出来ていることがある
その向こうで
君のかなしみが
淡い落下をいつまでもつづけている
(背景はいつも夏の
{ルビ誰彼時=たそがれどき}か
{ル ....
昨日は其処には無かった窓から
招待状を携えて
使者の使者があらわれた
見おろすと路上はすっかり{ルビ鈍色=にびいろ}の流動体と化していて
あちこちのビルの歪んだ非常階段に
コロスが点在してい ....
lazyさんの塔野夏子さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
黒いノート
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塔野夏子
自由詩
21*
06-11-19
611号室への招待状
-
塔野夏子
自由詩
6*
06-10-15
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