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色褪せた壁に守られている
懐かしい匂い
ぼくはその匂いをかみしめながら
坂を駆け上る。
水びたしのカフェが
あなたと出会ったテーブルに
傷痕を残す
何かといえば
鉄塔がさえぎる ....
   一


寝息をたてている。
親父も最近、まるなったな。


福岡に住んでるとき、
一晩かけて車で京都に帰ってきて
舟岡山で大文字をみるのが毎年夏休みの楽しみでさ、
兄弟三 ....
川のむこうにいる君に
小さな僕ができること
ほんの少しでも あるはずだ きっとあるはずだ
だから僕は叫ぶから 君は笑ってもいいから
どうか 声だけ とどきますように

生きてるだけでいいじ ....
未来なしの今だから

今を生きている私です

まいにちの

ちいさな喜び

見つけることが得意です


過去の泥ぬま怖いです

こんどの手術はお断りです


未来なしの ....
灰色の大気に支配されたこの世界は
狂気の如く廻り続ける。

それはまるで
角のない{ルビ賽子=サイコロ}のように。

答えを導き出すこともなく、
宇宙の隅で停止することもなく、
誰かの ....
ハロー傷心の君
ハロー寂しがり屋の君
ハローなんだか疲れちゃった君
ハロー僕の声が聞こえますか?
世の中はなんだか少し複雑だけど
子供の頃を思い出してご覧よ
世界は本当は単純なんだ
あの ....
仕事の帰り道、赤の信号で止まる
自転車に乗りながら君をふと思い出す いつものように

どんなにきれいな景色を見ても
ものたりない
ずっと これからずっとものたりない
もう会えないのに会いた ....
大仏のつぶやき
 「しびれる〜」

ミケランジェロのつぶやき
 「はずぃ〜」

夜の空き地のつぶやき
 「猫、強っ」

2000円札のつぶやき
 「もっと使こて〜」
これは

その日もまた風の吹く日で
風の吹く日の桟橋は弾んだ
黒い深い雲は西へと進み
それでいて天上から尽きる事はなかった
赤銅色の鉄板が跳ね上がる
同色の鎖は少しも流れていかないように ....
その人の
麦藁帽子の影落とし
額の重さが
夏になった
ふたたび、「愛」というものをかんがえた

それは、綺麗で、尊く、輝いているもの

ひとをあたたかくつつみこむ

「愛」は、ただそこに有り続ける、ひかり

   「愛」

やはり ....
書庫の扉を開ける
水の中になってる
たぶん海なのだと思う
昨日まで資料や本の類だったものが
魚みたいに泳ぎ回っている
手を伸ばして一冊つかまえる
ページを開くようにお腹を指で裂くと
文字 ....
 
僕はいつになったら日本人をやめられるだろう!
僕らはいつになったら地球人になれるだろう!
 
nan-nan-nanan-na"
nanan-na"
nan-nan ....
北側のカーテン押しのけて
今年も寒い夜が来た

君の吐き出すコトバが
曇って見えるようになった


  誰かの背中にしがみついた
  君の心は いったい…

僕のスベテを君にあげる ....
燻るものを



放り投げた

遠くまで


知らない振りした

今もずっと



変わりのない日常

麻痺したリズム



日が昇り

日が落ちる

 ....
              1998/06/28

しかし、SRは軽快に、
小粋に走りたいものです

400ccが本命でしょうね
もう少し軽く、足回りも華奢に

街乗りでは今のは少し重 ....
ああ わかってる
どうせ僕には君たちの言葉なんてわからない

飛べもしない翼で空を指さす
それが何を意味しているのかなんて
僕にはわかるはずもないんだ

「飛びたい」と訴えているよう ....
{引用=「序」


万華鏡に
甘い想い出だけを そっと詰めて

くるくるまわして のぞきこむ

金平糖のじゃれあうような
さらさらした音がはじけて

あまりの甘さに 歯を痛めて  ....
換気扇が、軋んだ音を降らす。
両親たちが、長い臨床実験をへて、
飼い育てた文明という虫が、頭の芯を食い破るようで、
痛みにふるえる。
今夜も、汚れた手の切れ端を、掬ってきた、
うつろな眼で、 ....
  一 「ミッシング・ピース」

手渡されたたった一枚の
欠けた切符のように
行き先でもなく
日付でもなく
空白のはずなのに
それ以上に大切なものを
どこかに忘れたまま
 ....
近頃やたらと
涙もろくなっちゃった
なんでかな

自宅で映画の予告編を眺めていても
気がつくと
ぽろぽろしている
自分に気付く

やっと梅雨入りしたんだってね

紫陽花は
お隣 ....
この宇宙のどこかで 広がる景色は
どれだけの時間を 刻み込んでいるの    

海の底に沈む 悲しい歴史は
変わらない気持ちを 物語っているの

真実の愛も 錆びついてしまえば
嘘に変わ ....
六月の湿度が肩に降りつもる
いつかの唇のように柔らかくあたたかく
黒髪にからみついた結晶
はじけて香る 夕立

銀色の坂の向こう
ちいさな教会の鐘の音がする
ふいに横切る上りの急行
 ....
「観月橋」

せせらぎの音は
いつのまにか、ざあざあと鳴り
錆び付いた欄干が
しとどに濡れる紫陽花の、夜

ここには愛づる月もなく
ただ名ばかりの橋が
通わぬこころの代わりに、と ....
ぎんいろの折り紙で
鶴を折る

ぎんいろ
それは
わたし自身を惑わす窓辺の色合い

ぎんいろの街で
あなたとの足跡を探してしまう
例え人違いだったとしても
あなたに良く似た後姿に
 ....
男の子になりたいと
今でも思うときがある


女の子でよかったと
今でも思うときがある



女の子だから
スカートが制服
男の子になりたいと思った


体力テストの持久走 ....
さよならを言ういとまを
あなたはくれないだろう
私の知らないうちに
あなたはどこかに消えるだろう
夜空の星はいつまでもそこにあるわけではない
青空の太陽はいつまでも輝くわけではない ....
おじいちゃん

炒めるつもりも まるでなく
ただただ あなたが 刻みつくした
玉ねぎ一家から 飛び散った
汁の残霧が わたしの目にも ちょっとだけ しみます

でも、わたしは あなたが  ....
ちいさなころの わたしは いじめられっこ
クラス中の男の子が 「ばいきん」ってよぶ
先生まで ばいきんあつかい

先生も いじめっこ
わたしのかいた 詩も 
わたしのかいた 小説も
私の ....
いちたすいちは
にじゃないと答えたら
みんなに笑われた
でも
美術の先生だけは頷いてくれて
スケッチに出かけた
あの丘の上から
故郷の青空をいつまでも眺めていた

ずっと憧れていたこ ....
山崎 風雅さんの自由詩おすすめリスト(1174)
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続_「愛」というもの- 逢坂桜自由詩11*07-6-19
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