私達はこの国に生まれたんじゃない
 そういう訳では決して無い
 この大地と海は遥か遠く国境を越えて繋がっているのだから
 誰かの決めた曖昧なアウトラインが何処にあるのか
 私は知らないけ ....
灰空の下に立つ
くすんだ緑の家
不吉な青空から逃れて
独り 雨を見る


紫の夜の光
顔に映る枝の影
冬の空を埋める十字架
次々と手から落ちる絵図


 ....
 泉に水くみにきて 娘ら が話していた
 若者がここへ来たら   冷たい水あげましょう


父は唄うことが好きだった

 そこへ一人の髭面の
 兵隊がやってきて


父は唄うことが ....
乾いた夜のすきまに


星がおちるのをみた
至高の愛と讃美に恵まれて 結ばれ合った自分達
ぼくと君

それは 「永遠なるもの〜The Everlasting〜」


〜 ……8年前の あの真夏の日々……

  ……遠い追憶… ....
お兄ちゃん、と
呼ぶのが
照れくさくて
そのまま
僕たちは年をとった。

あなたは家を出て
後を追うように
私も出て
あなたは戻り
あるいは他所の国へ
私は
死ぬまであなたの弟 ....
7月31日 にちようび
今日は君の誕生日

どこに行くか 何を食べるか
全部ぜーんぶ 内緒だよ
今日は私に ついてこい!
片道810円、切符を買って
さぁさ!電車に乗った乗った!

 ....
おおきいね
ひまわり

きっと
そだてかたがいいから
すくすくそだつんだよ

男の子と婆ちゃんの
はなしごえが
2メートル越えの向日葵の影から
聞こえてくる夕暮れ

野菜天使は ....
ウサギは寂しすぎて死んじゃう

なんて・・・・そんな可愛らしいもんじゃねぇーぞ?

ほんと・・・・・


うちのウサギだけかもしれないけど・・・・

「可愛い可愛い」って言ってるけど ....
ねぇ そこの人
そんな中途半端なとこで止まってないで
思い切って
落ちるとこまで落ちてみたら?    

そうしら逆に
見えてくるものがあるかもしれないよ
掴めるものがあるかもしれないよ ....
濡れた夜の背中を追って

貴方はまた行き先も告げずに





鬱血した掌が掴んだのは

星か

空か

その首か





貴方は言った





 ....
今夜は 泣いたって大丈夫なんだ

明日は休みだから

まぶたがはれても

あなたを 想いつづける・・・
私は毎日 君を見つめる
私は毎晩 君を見つめる
私はいつも 君に悩まされる
真っ黒くて 細くて でも意志の強さを感じさせる
昨日あんなに時間をかけて 君とは別れられたと思ったのに・・・また来た ....
突如現れ行く手を阻む

急流の渦に


巻き込まれぬよう

さらわれぬよう

細心の注意を払っていたのだが

この淀みにはちょっとお手上げ



けれど

も ....
織り姫は
  たなばたまでに
      ダイエット★   
Давай!
Стекло водочки поцелуй и
остро лед округлено.

Полито чернота русско
улетучьтесь сыраяа ....
なんとなく

なにもかも

なんでもいいような

なんかそんなきもちに

なるときってあるよね

ない?

ないの?

ないのか

なぁんだ

なに?

なんで ....
思い描いていたもの
それは いともたやすく 崩れ落ちる
その破片を拾っては また 築きあげる
大きく肥大して 成長してゆく
そして また 壊れる 崩れる 

繰り返し 繰り返し 繰り返し
 ....
私はやはり、と
言わざるを得ない
やはりあの{ルビ畦道=あぜみち}を
脇目も振らず
私は歩いていたのだと


炎天、真昼、陽炎
夏が侵攻していた
それはいつも匂いから始まる
濃厚な ....
ふぅっ

ためいきをつく

うつむきかげんに
なりがちなかお
ちょっとがんばって
あおをみつめて

あおにむかって
はきだされたそれは
やがて

くもになる

まっしろ ....
哀愁を漂わせるあなたにキスを
し  っ    ん  ラ
げ  て    で  イ
ないていたのかな? そ
表  た      れ
情けない程に言い訳 は
で         ともだち?
 ....
茎のおれてしまった

どこかのうちの赤い花


風に吹かれ

今にもたおれそうで



それでも

赤い空をみつけた花は



とても うつくしかった
 ....
スプラッタ父が西瓜を鷲づかみ

バケラッタ母がオバQ一気読み

オイ鬼太郎瞬きするってどんなもの

オイ鬼太郎泣いてはいない汗なんじゃ

鬼太郎にニヤリ笑われ汗ぽたり

暑かろう地 ....
練菓子のなかの干あんずを探るように
俺はストゥーパのなかを探ってみた

縞瑪瑙がひとつ布に包まれてぽつんとあった
そんなものだそんなものなのだと
以前誰かに聞かされてはいたのだけれど
俺は ....
優しさが 爪弾かれるも 泡沫と
      振り向きもせず 貴方は泣いて



  静寂に身を寄せながら 綴りゆく
         独白が刹那 雨音に消ゆ
わたしがむやみに数えるものだから
蛍はすべていってしまった


わたしが思い出せるものは
ひとつ
ふたつ

美しい光

いつつ
むっつ

美しい光

けれどもそこ ....
通り過ぎて行く
その人の足音に
深く
耳を澄ます

ねえ
何処に行けば全部終わるのかな

思い出すのは
いつかの美術館に飾られた
何の変哲もない
花、で

無機質な空間の中
唯一、鮮やかであった
花、 ....
相槌を打った拍子にしばかれる

理不尽と怒った拍子に褒められる

声もなく戸惑う拍子に捻られる

捻られた私はとうにコルク抜き

帰ること忘れてたまにコルク抜く

抜くコルク声なく ....
生まれては消えていく日々

疲れたぼくのからだに

銀の雨がとおりすぎていく
風のない日に

ぼくは急いで

時計の針をもとにもどした
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Черный_русский_(ブラック・ルシアン)- kw自由詩2*05-8-3
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侵攻する夏_(2005.8.3)- 和泉 輪自由詩1605-8-3
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