すべてのおすすめ
押入に夕闇はつと隠れてる
    「もういいかい」と「まあだだよ」とで


庭先にブランコだけがゆれていて
    昼のサイレン明日はとおく


陽のひかり障子にさせば心痛み
    ....
霧もやにまかれて朝は訪れる(エンドロールもオチもない夢)


>>ダィァリーつけてるんだぁ(絵文字)ね,見たぃ!?(絵文字)大事な項は山羊にあげましょ(絵文字)(絵文字)

 ....
いつの日の窓辺に聞いたとおい歌
    盗んで消えるおもいでの耳


汽笛すぎ残されゆくは草鉄路
    待つだけの駅呼ぶだけの風


なぐさめを知るか口笛おおぞらに
    心を放 ....
言葉はすでに既製品コンドームに「ことば。」と書いて「かれ、」に被せる。
コンドームはしゃべりはじめるべらべらとしゃべくりはじめるのでうるさい。





 ....
ひさしぶりの宙返りで見た地面はこんなにも近くて、
しっぱい。

しょっぱい涙も出ないね。
言われちゃう。
「あんたそれでも元体操部?。」





 ....
「誰とでも、
 っくすするんですか?。」
と訊かれ、
きみとならと応えて、
XXX...

平手打ちをされたのは左。
右の頬を差し出して、
キスをもらう ....
クンニの後にキスしたがる男はちょっとうっとうしいと思うの。
なのにフェラの後にキスしたがらない男は卑怯だと思わない?。




無理矢理のキス。
ねぇ。
 ....
砂糖黍畑を走るおさな子はいつかのわたし汗まで甘い




エメラルドグリーンは父がちゅら海を恋うる口ぐせ目じり細めて




「白百合は雑草だった」と言う父の故郷奄美は千キロ先に
 ....
<あきらめ>の四文字にアキとメと見つけ秋に芽生える草木を想う



片翼では飛べない空よすすき野は背中の地平線に波打つ



君の手に止まるとんぼを接写する今この時よ{ルビ ....
洗面器に金魚を二匹放したら波紋にひかる新月の影



告白に一瞬ときがとどまって乱反射する川が痛いよ



自転車に初めて乗れた日の風を呼びおこしてる恋のはじまり



まひる ....
あこがれは一番星の良きひかり
    いかにはかなく夜が来ようと


人は行くランボオの詩を胸にだき
    人いきれへと振り返りもせず


鳥は飛ぶただ啼きながらひたすらに
    ....
つらい涙認めることすら面倒で漫画喫茶に持ち帰る夜 しとしとと久しく耳に雨音を聞きし静けさ君想うとき 秒針が/ちくともちくとも何かを刻む/焦燥をこぼす君の眼差し

自死を希う/君の髪からフレッシュベリー/毎晩シャンプーしている癖に

此の世には/奇跡もドラマも無いけれど/幻覚や妄想なら ....
☆赤黄茶で
 染まる{ルビ小路=こみち}を走り抜け
 香る匂いは青い秋風

★黒髪を
 なびかせ走る君を見て
 短く感じる長い道のり

☆後ろから
 必死に走るあの{ルビ男=ひと}は ....
熟されてワインのように薫る日々
    ひとひ{ルビ一日=ひとひ}を飲みほす人生
 

男泣き今にこの恋忘れるさ
    五臓六腑にいも焼酎よ


紫煙はき椅子に毒づくたったひとり
 ....
廃墟から走りはじめたふたりならねじれの位置をねじまげられる

竹馬を猟銃のように構えれば夕陽がはじけてふたりは紅く

「て、てて、手をつなごう」って言ったら僕の手を両方つかんだきみが大好き
 ....
凡庸なきかくのなかで踊りたいそこで鍵盤たたいてエディ

 
継がせない焼け焦げたって譲らない成れの果てよりもうすこし先

 
細胞の悲鳴を裂いて与えられる消えない紅蓮ととろけないチーズ
 ....
真夜中の午前三時のメール音「眠れないよ」と文字がつぶやく



見つめ合う瞳の奥にお互いのこころ映してただ見つめ合う



別れ際「また明日ね」と言いながらおやすみのキスねだる仕草 ....
ノクターンそのたくらみに旅をする
    まなざし揺れる夜の窓際


ささやきに似た腰つきでつぶやきに
    似た足どりでダンスする{ルビ夜=よ}は


ガラス窓くちづけかわす夜の色 ....
自由人。
校庭のベッケンバウアーは、
痛めてもない肩を吊り。

蹴球少年はリベロの意味知らずして、
ベッケンバウアーを知る。



少年の目に映るその稲妻は、 ....
{引用=
元素の記号に音を託して、

ひとつの譜をここに。

それぞれの元素たちの姿を探しつつ、

あそびに流れてみませんか。}



●Fe(鉄)  

   フェンス越し ....
熟れたウルトラの母の肌に絡みつく、
怪獣バルンガの触手。
嗚呼!危うしウルトラの母。
だがそこにやってきたのはケムール人。
ケムール人はねばねばした液体を、
その頭部 ....
誰かの手、誰かの背中、誰かの舌、誰かの心、これがあたしか


10月は涼しいもんね夏休み連日連夜のお誕生会


「あたしたち群馬のまーのてんてんの下に住んでる人類なのね」


パチン ....
リコは軟体のYにして、
変数Xの虜になりて、
っくすの事情。




難解なXの方程式。
あんな体位もできそうねと、
笑うリコ。

肋曲線Oマイナスπの周 ....
「っくすって、
 くしゃみみたいな言い方ね。」
と、
終わったばかりの彼女が呟き。




ひとにぎりふたにぎり。
ふたにぎりと、
ちょっと。
誰かのもの ....
耳奥で焼き増しされたセミの音が我を迷宮入りにしている




デフレーション起こす八月森の血は居眠り空は高く冷えゆく




ヒグラシのサイレン、夜の上澄みに震えて詩集をよむ手も止 ....
燃える指くちびる含み恋をする
    サルビアそれは紅い吐息に


ひそやかな風にするどき心こそ
    コスモスふるう恋の歓び


咲き誇り頰よせたその黒百合に
   ....
ああ旅はわれと列車の脈拍をクレシェンドして空へみちびく


山走る車窓をよぎる飛魚のキラリ跳ねるような木漏れ日


つり革のとなりでうかぶたんぽぽの綿毛もうみをめざしているの?


 ....
衰えて炎もいつか褪せゆくか
    {ルビ終=つい}の火を燃せオルフェの夏よ


竪琴の{ルビ絃=いと}のふるえに夏は逝く
    {ルビ全=また}き夜空に呼び声はるか


{ルビ初風 ....
恋月 ぴのさんの短歌おすすめリスト(440)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
押入の夕闇- 石瀬琳々短歌17*06-11-24
喧騒スクランブル交差点- たたたろ ...短歌8*06-11-10
とおい歌- 石瀬琳々短歌18*06-11-10
「_ばとことびそあ。_」- PULL.短歌8*06-11-10
「_中年宙返り。_」- PULL.短歌8*06-11-7
「_ぼくは、っくす。_」- PULL.短歌7*06-11-7
「_っくす、しましょ。_」- PULL.短歌10*06-11-4
父と奄美と追憶と- まほし短歌18*06-11-4
千秋_(side_B)- まほし短歌15*06-10-30
一夏_(side_A)- まほし短歌13*06-10-30
あこがれ- 石瀬琳々短歌15*06-10-27
深夜- さち短歌5*06-10-27
秋雨- ささやま ...短歌4*06-10-22
父やその他の皆の為に- 吉田ぐん ...短歌1606-10-22
マラソン日和- 愛心短歌406-10-20
美酒八景- 石瀬琳々短歌9*06-10-13
ふたりごと- たたたろ ...短歌12*06-10-11
ないやいやい- たたたろ ...短歌5*06-10-6
- ゆりえ短歌3*06-9-27
夜想曲- 石瀬琳々短歌11*06-9-26
「_蹴球短歌。_」- PULL.短歌7*06-9-18
◆元素の譜- 千波 一 ...短歌15*06-9-15
「_うるとらみ、っくす。_」- PULL.短歌4+*06-9-15
誉められるものじゃなくても- ピッピ短歌6*06-9-14
「_っくす、のじじょう。_」- PULL.短歌10*06-9-13
「_にくよくの、っくす。_」- PULL.短歌7*06-9-12
サイレンス・サイレン- まほし短歌16*06-9-9
花言葉Ⅱ- 石瀬琳々短歌12*06-9-5
Like_a_rolling_stone…Go!_Go!- まほし短歌14*06-8-29
オルフェの夏- 石瀬琳々短歌9*06-8-22

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